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全国ロープ・ガラスクルー軍団!コミュの高所作業の実態!!

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2月2日の日本ビル新聞より

平成20年11月15日午後2時20分ごろ、千葉県中央区の建物「きぼーる」の南側12階付近で、ブランコ式作業で外面窓ガラス清掃を行っていた作業員のNさん(自営業43歳)が約55メートル下の駐車場アスファルト上に転落、全身を強く打ってまもなく死亡した。
ビルは地上15階建て(高さ70メートル)JR千葉駅から徒歩15分の圏内にあり、平成19年10月にオープンした官民共用ビル。今回のガラス清掃業務は「きぼーる」側が、東京の大手ビルメン会社へ発注。ビルメン会社はガラス・外壁清掃会社の最大手○ナビルメンテナンス(本社・大都会)に仕事を依頼し、そこからさらに船橋市でガラス清掃を営むNさんに再発注されたもの。作業はNさんが中心となり、5人で実施していた。
千葉中央署によれば、「屋上からの支柱からロープを吊り下げ、1人用ブランコで作業を行っていた。ブランコ台を上げる時に、頭上のロープが突然切れた」という。同署ではさらに事故原因を調べている。
関係者の話では、「ガラスを拭き終わった後、上部のひさしの上まで登りロープを弾ませて、屋上で待機していた監視員に吊り元の移動を指示し移動しながら作業していた。何度か同じ作業をしていたが、突然ロープが屋上とひさしの間で2本とも切れた。器具は、ツイン・パラレル両方の下降器具・墜落防止器具、その他登高器具などを準備、ロープはスタティックロープ9ミリを使用。事故当時使用していた器具は、最新のものであった模様。ロープが古いものかどうかはわからない。」
専門家の見解によれば「ツインにしてもパラレルにしても、2本切れるということは珍しい」という。

〜中略〜

近年ガラスクリーニングのロープ作業技術は、安全性や効率を考えて登山のロープ技術やヨーロッパの最新の産業器具が利用されるようになってきた。しかし、十分な安全教育や知識がないまま安易に便利な器具に頼ってしまい、ロープの強度や耐用年数を理解しないままブランコ作業を続けている傾向がある。事故の被災者は経験20年ものベテランで、ロープによるブランコ作業の技術も熟知していたはずだが。
事故は、ロープの劣化とパラレル方式による登り返し作業も原因の一つと見られる。今後同様な事故を再発させないためにも、受注者は早急に安全管理を徹底し、作業者の危険負担を軽減し、労災事故の撲滅に全力を挙げるべきだ!


この記事を読んだ時、パラレルでの事故と私は判断しましたが、みなさんはどうでしょうか。


コメント(11)

2本同時に切れるって想像つかないですねぇ…

この事故は、ツインかパラレルかで今後の対策が違ってくると思います。

スタティック9ミリとありましたが、大手の○ナビルが推奨(メーカーかもしれませんが)している下降器具と墜落防止器具は、○ツル社の○イディと○サップになります。しかしそれらは9ミリのロープは対応していないのです。(実際使用出来るかわかりませんが)
○イディ
http://www.alteria.co.jp/products/WR/petzl-pro/Petzl-Pro_descender.htm
○サップ
http://www.alteria.co.jp/products/WR/petzl-pro/Petzl-Pro_fallarrester.htm


じゃーなんだというと、それに近いもので○ーリー(下降器具)と○ーシック等の(墜落防止器具にして使用)での組み合わせかなと思いました。

登高することを考えて作業を行うと、やはりパラレルになってしまうのではと考えました。

補足ですが、このブランコ作業は上部のガラスのみを作業していたようで、(例えば10階〜7階のみ)その為、下まで下降せず、途中で登高し、また作業しながら下降ということを繰り返していた模様です。

 この事故ったご本人をよく知る周辺の信頼できる職人仲間からの情報ですが、約10年間 ロープを交換していなかったようです。

 よく言えばものを大切にする人・悪く言えばけちだった ということらしいです。

 この人のお葬式まで出ていた下請けスタッフの1人に、気になってロープ交換した?と聞いたところ3年間交換していない事が判明。
 2週間ほどして、もう一度聞いても まだ買い換えていない という返事。

…悪いんだけど全部現場取り上げました。グッバイフォーエバーです。
>紅つばめさん
うちの会社もロープの交換はある程度決めています。
当初2年で交換だったものを、2年で一旦回収し、点検・洗浄の後、再度1年使用して廃棄という形で3年交換の仕様にしましたが、昨年から5年仕様に変更しました。
しかし、使用頻度が多いロープや表皮が剥がれてきたものもに関しては交換サイクルを早めたりして対応しています。


話は変わりますが、この事故でロープが2本切断とありますが、どうやら2本同時ではなかった模様です。

聞いた話で申し訳ありませんが、一説には、ロープに50cm程度の差があったという話や、2mとの話もあります。
細いロープなら特に交換は早くしたいですね・・・

それにしても10年無交換ってすごいですね・・・

ありえませんね・・・

僕は2年交換です指でOK
アジアの虎から一言もの申す!

ロープはダブル・シングルの種類に関わらず、ディッセンダーの種類にも因りますが、ツインで使用する場合50,000mを目安にロープは取り替えるべきです。パラレルならその半分です。

千葉きぼーるで亡くなった中川氏は気の毒ですが(実はうちの現場を手伝って戴いた事もあります)、10年ロープを替えなかったのはやはり論外。使用頻度を云々云う以前の由々しき問題です。メーカーでも未使用のロープを3年で廃棄します。

オイラは毎年必ずロープは交換します。オイラが1年使ったロープは、人間でいえばもはやボロボロの廃人です。まあオイラは1年で1万mはラッペルしますので・・・。ハードな現場が続いた年には年間2回交換したこともあります。

ガラス屋の皆さんは知らないでしょうが、1,000m級のビッグウォールの登攀では、ロープは大抵1回のクライミングで使用不能になります。難度にもよりますが、その期間およそ3日から2週間くらいです。それだけロープを酷使するってことです。登って落ちて壁に擦り付け、マイナス何10度の中でロープを凍り付かせ、その後ギア・食料・水等200kgを越える荷物をホーリングし、最後に長距離にわたる下降をし、生きて帰らねばならないからです。ディッセンダーもその数日で半分くらいにすり減る場合もあります。

オイラが皆さんに言いたいことはただ一つ。金で買える安全は買いなさい!!

厳しい言い方をしますが、もし基本装備を買えない人は、仕事をしてはなりません。アルバイトでもして装備を買い揃えてからにして下さい。ロープ作業を嘗めています!

他の職人にも迷惑ですから!
あらっ、訂正。5万mで替えろって言っておきながら、読み返したらオイラ1万mはおかしいですね。10万mの間違いでした。

それから今、日本クリマックスの宮田社長がキューテック(日本繊維協会)にロープを持ち込んで、ボロいロープの検証をして下さっています。

結果を楽しみに待ちましょう。
二本同時って普通ツインかなって思うけど、パラレルで9mmは出来ないから!しかも9mmのスタティックロープ!!初めて聞いた!
勘違いしてる作業員はかなりいるからねー!
登山用のロープと産業用のロープは違うしデバイスも違う、シャントとか使うアホとかいるからちゃんと勉強しないとね。
ていうか情報が嘘くさくてバカバカしい!

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