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めさのマイミク拡張エリアコミュのそんな明るい即死魔法も予想していませんでした。

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 さすが鬼才。
 猫語でメールを返してくるとは思わなかった。

 以前、かなり王道感たっぷりのベタを楽しむ物語(http://yumemicyou.blog.shinobi.jp/Entry/380/)を書いて、俺はそれをボイスドラマに仕立て上げたいと考えている。

 なんだかんだと色々あって遅れてはいたけれど、その遅延のせいで連絡がつかなくなってしまった協力者もいるけれど、ようやくボイスドラマ作成の準備が整った。
 完成品を思い浮かべてはニヤニヤと薄気味悪い顔をしている毎日だ。

 さて、ボイスドラマというからには声優さんの存在が必要不可欠なのだが、俺は彼らを素人さんの中から募った。
 そんな中、絶妙なセンスで驚愕せざるを得ない絵を描きなさる鬼才、めごさんが驚くべき発案をしたのである。

「猫の大五郎の役をやりたいです」

 かくして俺は、効果音で充分なことを、わざわざ人でやることに。

 俺はメールを打った。

「なんだか遅くなってしまったけれど、いよいよボイスドラマ作成に取りかかるよん。めごさん、マジで猫の役やってもらっていいの?」
「にゃにゃにゃー。にゃんにゃにゃーい! にゃにゃ」

 うむ、そうか。
 取り合えず意味が解らないということが解った。
 でもまあ猫に成りきっているということは、猫役への熱意を感じさせるし、引き受けてもらえたと解釈しようかな。

「じゃあ収録はスカイプが俺ン家、どっちにする?」
「にゃいにゃい。にゃんにゃ。…ザキ」

 説明しよう。
 ザキとは、某有名RPGゲームに登場する呪文で、敵単体を即死させる効果がある。
 どうして俺に唱えられたのかは解らない。

「取り合えず殺意だけ感じました」
「あのね、今は箱根の山に住んでいるので収録できまてん。仙人になってしまえー」

 初めて来た人間語での返信にホッとしたが、今なんて?
 何があれば山に住まうなんていうマタギみたいな話に発展するのだ、この人は。
 どうして山住まいの人から仙人への転職を勧められたのだ、俺は。

「箱根の山!? 仙人になるのは君じゃないか!」
「あ、ホントだね。仙人の役があるなら言ってくださいな」

 そんな役ねえよ。
 なんで青春恋愛ドラマに仙人出さなきゃならんのよ。
 まあいいや。
 ツッコミ入れるのは日記の中でにしよう。

「了解。仙人役が必要になったらまたメールしる。あと今日のやり取り、日記に書いてもいい?」
「どうぞー。立派な仙人になって、本気ザキをお見舞いするね。きゃは」

 きゃはじゃない。
 本気のザキをお見舞いするって、出るとこ出たら殺意を立証できるんじゃないか?

 このメールに俺がどのような感想を覚えたか。
 それはこの日記のタイトルの通りだ。

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