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順天整体道場コミュの筋肉弛緩剤について

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昨日、女性のお客さまからこんな質問がありました。

「あまりに症状がつらかったので、筋肉弛緩剤を使って
症状をいっきに失くしたいと思ったくらい。
でも、知り合いに聞いたところ筋肉弛緩剤は
副作用が恐いからやめたほうがいい、と言われたんですけど、
どんな副作用があるんですか?」

聞けば、ひどい首・肩のこりと目の疲れから吐き気と偏頭痛を起こし
仕事も続けられなくなって会社を早退して来たといいます。

幸い、足ツボマッサージと首・肩そして頭のマッサージを受けて
「とてもラクなった」とおっしゃって帰っていかれたので
薬は必要なくなったと思いますが、
つらい症状があまりにも長びくと、すぐにラクになれるなら、
という気持ちになるのはよくわかります。

このような場合、整形外科に行けば、筋肉弛緩剤と
ビタミン(B群)剤などを処方してくれると思います。

ただしあくまで対症療法なので、仕事やスポーツで一部の筋肉を
酷使した場合や、身体部位に外傷があり、そこをかばうために
他の筋肉に局地的に負担がかかってコリがひどくなっている状態などの
急性の症状を緩和し、その後自己回復能力があるときには
一時的に服用する必要もあるかと思いますが、
慢性的なコリを和らげるために長期間の服用となると、問題ありです。

たとえば、肩こりで「テルネリン」や「ミオナール」といった
筋肉弛緩剤を服用したとします。

確かに筋肉はやわらかくなりラクにはなりますが、
肩のこっている筋肉だけに作用するわけではありません。
薬の効果は全身に及び、からだを支えている全ての筋肉や
関節までもが緩みきってしまい、握力や筋力、さらには
ボーっとして集中力も低下します。

脱力感、だるさ、眠気、ふらつきといった
別の症状があらわれ、これはこれで体を動かすのが
しんどくなります。薬の説明に、自動車や乗り物の
運転を禁止する旨注意書きがあるほどです。

神経科や心療内科なら、軽い精神安定剤の一種「デパス」がよく
処方されます。うつやストレスからくる緊張性の肩こりには
筋肉弛緩剤よりも効果がある場合もあります。
しかし軽いとはいえ、やはり脱力感、眠気が
副作用として起こりやすいようです。

とくに薬になれていない人や、体質的に敏感な人には
副作用が強くあらわれる傾向があります。

また、服用後、お酒を飲むと副作用の現われ方が
ハンパじゃないです。
自分も大昔、交通事故の鞭打ちの後遺症で
背中のこわばりがひどく、
ミオナールもデパスも手放せない時期がありました。
服用中にうっかり忘れてお酒を飲んだことがあり
大変危険な目に遭いました。
絶対厳禁です。

肩コリはラクにはなったけれど、全身だるくて眠くてフラフラ、
やる気がなくなったのでは意味がありません。

お薬による症状緩和はあくまでも対症療法です。
コリの根本的な原因は何かを解明し、改善をはかるのが正道でしょう。

     〜慢性的な首・肩のこり・偏頭痛のおもな原因〜

●歯の不正咬合、顎関節症

●普段の姿勢・・・歩き方や座ったときの足の組み方、
         かばんの持ち方の癖 

●眼精疲労・・・・仕事でパソコンを一日中長時間連続で使用している

●足に合わない靴を履いている・・・靴底の減りが左右不均衡
   足首のかたむき→土台が崩れると歪みは全身に波及する

●過度な心理的ストレスによる一部の筋肉の恒常的な緊張
  →骨が片方向にだけ偏って引っぱられる→頚椎・脊柱の歪み

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