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シカゴシンフォニーの銘盤コミュのチャイコフスキー5

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ムーティ指揮。

こういう演奏を聴くと、ムーティが音楽監督でよかったとつくづく思います。

内容は異なるけれど、チェリビダッケが元気だったころMPOでチャイ5を頻繁に演奏していたのを思い出すほど、中身の濃い、充実した芸術になってます。

1楽章はまさにムーティ劇場。音量の大小、フレーズの長短、それにオケの重量感と切れ味が加わって、聞きごたえあります。Clソロは極限まで音量を絞り、フェルマータよりも長く伸ばす架橋部分、そして次のテーマになれば前を向いたテンポ感でオケが唸りを上げて突進する...

2楽章は意外と遅くはないけれども、部分的にぐぐぐーーっと。チャーリーの低音は、オケの歴史に残る完璧な吹奏。サウンドに密度と重さがぐっと加わりました。

3楽章、さすがにメンバー同志が勝手にテンポを煽りあうシーンは無いようでしたね。

4楽章、若々しく壮年のエネルギーに満ちた駆動力で進みます。オケもよく鳴っていますね。弦楽器、完璧!

ムーティがVPOとの来日でチャイ5をやりましたが、オケの特性なのか、軽く聞こえました。
フォルテの重圧感というか密度感が全然出ないんです。特に管楽器は>というイントネーションなので尚更。

シカゴを振り始めて初期のころ悲愴を録音しています。これはちょっと全体的にテンポが遅めなのとtpが全然前に出てませんでした。
それから数年経っていますが、tpのクリスMのアタックはがっつり強くなり、オケの上から聞こえるようになってきました。やはりこうでなくてはね。

1楽章のオクターブ上げと4楽章プレストの前のHまで上昇、はもうdefaultですね。DePaulの学生(ギャル)だって軽々行きますからね。

新Cl首席のWilliamsonはコムスのような透き通る透明感とは違って、Clらしい落ち着いて深みのあるサウンドとムーティの極限にまで絞り込んだpppに見事に対応するテクはさすがです。

timpのカルピノス、コスよりも明るめの音ですが、音程の正確さは引き継いだといえるほどの安定感です。

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