孤独な交換日記(妄想)コミュの櫻実（さくみ）編　続・「私は根っからのてか苦労人」

『リレーストーリー（妄想）を完成させよう2008』

　４人のストーリーで１作品、完結（昨日のテレビに影響されたわけではありません。）次の人はまた新たなストーリーからスタートです。一人何回でも書いてください。

今回は、櫻実（さくみ）の続編です。
櫻実の切なさ、責任、悲しみは櫻実の前回の第4作品目の中で、ヒシヒシと伝わってます。
ここは一気に櫻実の苦労話、けなげな櫻実を感じていただきたい☆

てか、間違ってこのコミュ覗いてしまった貴方！書きなさい。
ちなみに、これは、
第８作品目です。
前の作品もぜひお読みください。

ルール：第4話書く人は、櫻実が鏡夜とお見合いする。でお願いします。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 01月17日 00:32

第1話　　　　　　　　　　　　☆ぶー作

お星様が、今日はいつもより輝いている。
彼にもらったフィギアを照らしている。

私は、お嬢様育ちで、セレブだとみんなは言うけれど、
小さい頃人一倍努力したんだ。

3歳からゴルフを始め、18歳になるまでの習い事は、
茶道、乗馬、華道、習字、水泳、フランス語、お絵かき教室、
お料理教室、一般マナー教室、、、、etc.

お父さんはどうしても釣り教室に入れたかったらしい。
お母さんはどうしてもビーズ教室にいれたかったらしい。
まー、いっぱい習い事してたため時間がなく、できず断念したそうだ。

私は習ったものはだいたい身についた。
今でも親には感謝してる。

が、そのおかげで友達がいなかった。
おままごとなんかしたことない。
んちゃ！とかいう、アラロちゃんも知らない。
今人気のガチャマル、ムクマルも知らない。
スケートに乗る人気グループ光NAGONも知らない。

でも、小五の時、習い事で友達ができた。
たしか、美喜。
いつも私を楽しくしてくれた。
その子は今頃何してるだろう。

それ以来私は、友達がいなかった。。。

第1話　　　　　　　　終わり

[2] mixiユーザー 01月17日 02:14

第２話　　　ばろん作

でも友達なんて必要なかった。

私はいつも習い事や勉強、両親がおバカなことをしないか監視、会社経営に忙しかったから・・・。

自分のことを省みる時間はなかった。

だからわからない。
女の子同士つるんでトイレ？
なにそれ？
オンナの派閥？って何？

会社の女子社員を見てそんなふうに思う私は冷めてる？
なんて思う。

また社員が辞めた。

会社の経営方針が理解できないと・・・。
私だって理解できない。
父は何をしたいのだろう？
『ワンタッチ花笠』って・・・？

母はまた架空請求に騙されかけた。
出会い系サイト登録料１０万円を支払うところを私が止めた。

私は意を決して新しいプロジェクトを立ち上げた。
わが社の開発部部長誠二とその他社員たちと・・・。

[4] mixiユーザー 01月17日 14:32

第３話　　　　　　　　チメ☆作

　意を決して始めたプロジェクトは失敗…。
　これはイケる!と思って開発した新商品は、ことごとく不発…。

　それもそうだ。
　私には柔軟性がない。商品に対する情熱もない。
　父がいまだに追い求めている『ワンタッチ花笠』も理解できない。意図もみえない。

　・・・・・・違う・・・・・・

　父の熱い情熱が眩しくて目を背けているだけなんだ…。

　いつも不自由さを感じていた。家族のために。会社のために。
　自分で自分を窮屈にしていた。
　勝手にカゴの中の鳥だと思っていた。
　でも彼は
　私に翼で空を飛べる事を教えてくれた。
　冷えきった心に暖かい感情がある事を教えてくれた。

　・・・大事な事を忘れるところだった。彼が私に残してくれた大事なものを見失うところだった。

　彼に私はまた救われた。毎日、夢に出てきてくれて
　・・・ありがとう・・・

　開発部の誠二に『ワンタッチ花笠』開発をもう１度、練り直そうと相談した。
　

　昔の私とは違う。

　家族も仕事も恋も私なりに頑張る。

　これからは出会いを大切にする・・・

　　　　　第３話　　　　終わり

[6] mixiユーザー 01月18日 03:48

第４話　　　　　ゆみ作

それから私は『ワンタッチ花笠』に自分の全てを注いだ。
開発部の仲間達。特に誠二とはとことん議論した。

「ワンタッチは親指が担うべきか、それとも人差し指に託してみるか」
「購買層は９０歳以上の成人男子に絞ってはどうか？」
「花は光るべきか」

だんだん追い求める形が見えてきた。

開発は順調に進んでいる様に見えたけど、販売経路に問題があった。
そこで私は電化製品販売会社の息子とお見合いすることにした。
周りは政略結婚じゃないかと反対したけれど、そんなのは大企業の娘に生まれた宿命。
小さい頃から覚悟は出来ていた。

チビ・デブ・ハゲどんと来い！！！

実際来たのは想像以上の強烈キャラだった。

ある程度覚悟はしてたけど・・・でもあれは・・・ちょっとねぇ。
とりあえず、励ましたくなっちゃうよねぇ。
『よくわかんないけど。大丈夫だよ』って
でも、元彼もオタクだったし、ありっちゃありかもなぁ・・・。

会社は傾きかけている。
予算を無視して開発に情熱をかける父。
いとも簡単に詐欺に引っかかる母。
ワンタッチ花笠に社運がかかっている。
その社運をかけて婚約にこぎつけた彼は、今他の女に走っているという。

私の人生、問題山積みだ。
でもこれが私の人生。
苦労を楽しもう。
だって私は根っからの苦労人なのだ。

完

[7] mixiユーザー 05月12日 19:22

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