見る前に飛べ！コミュのライブで飛べ！

ハイハイハイハイ！どーもどーも！アレ？まだこのコミュ生きてますか？？

とゆー事で行ってきましたよ。3月1日。ナント今やHEY!HEY!HEY!のチャートにも登場するようになってしまったKen Yokoyamaさんのライブですよっ！！
『Not Fooling Anyone』売れまくっております！

前回のゆっる～い＆ぬる～いオムニバス・ライブから４ヶ月！
こういう激しいのを待ってたんだよねぇ～！！まぁ、女の子もチラホラいましたけどね。ギュウギュウ潰されながらなんかいましたけどね。

久々に野郎と２人っきりで行ったライブという事もありまして。

俺、飛んできましたっ！！！

周りの子らは恐らく20歳前後なんでしょうね。
それでもオジさんムキになって暴れてきちゃいましたぁーーー！！

押す！殴る！蹴る！踏む！そしてまた踏む！蹴る！

前半からハイテンションで暴れまくり、ニコニコでエクスタシーに酔いしれていた所、５～６曲目くらいでしょうか？？

なにやら既に軽くメマイです。Ｔシャツもビショビショです。

「アレレ～。ちょっとハシャギ過ぎたかなぁ～。。」

始めはそんな軽いユーモラスな気持ちでいましたが、その後、急激に強度のメマイが襲い掛かってきました。

「あ、ヤバい。コレとか絶対ヤバい。」

一度外に出ようと決意した時にはもう遅く、足元フラフラで立っていられなくなりました。無論、焦点も定まりません。

（あぁ、コレ、俺、死ぬなぁ。。）

そんな言葉が頭をよぎった瞬間。夢を見ました。

「へっ！オヤジのクセにイキがるからだよ！」
　
「お前らの時代は終わったんだ！」

「オイオイ！おっさん！無理ならKenのライブなんか来るんじゃねぇよ。黙って最初からKATTUNとか行ってろ。拳の代わりにウチワでも振ってろ」

な、なにうおぉぉぉぉ～～！！！

悪夢から覚めた俺は、そんな若者からの揶揄を恐れ、何としてでも失神してなるものかっ！と、心機一転、出口へ向かいました。

しかしコレがまたねぇ。。前から３列目くらいにいたもんだからさぁ～！後ろとか20列くらい人がギュウギュウなもんでさぁ～！！

つい20分くらい前、力尽くでねじ伏せてきた群集がアダとなり、下がるに下がれねぇのなんのって！！

方向転換が出来ないほどギュウギュウの為、始めは軽い後ずさりで1人抜き、２人抜き。。

やっと方向転換し、出口の在りかを捉えた時点で、もう視界は50％ダウン。クリアランスセールの始まりです。

ステージ釘付けの観衆の中をフラフラのダラダラで通り抜け、人口密度も低くなってきた、その時点での視界はもう30％ありませんっ！
すれ違う度、なんだかみんな心配顔で俺の顔を覗き込む。俺のジャンキーみたいな顔に心配して『ポンポン』と肩を叩く、誰か。
勿論、喋れず、振り向けず、ひたすらフラフラで出口の方へ歩く！

もう視界の中心に光っぽいのしか見えねぇ。。

出口まで３メートル。

もう、みんな避けてくれる。ってか、避ける。

見事、失神せず外に出れた俺は、すぐにその場に座り込んだ。

「勝った。。」

勝ったけど、大負け。

写真は、出口まで５メートルのとこで見えてた映像を、自分で思い出して書いてみました。

倒れそうになった時、ターニングポイントになるのが『気迫』です。あの時の気迫なら、どんなワイドな崖でも飛び越えられるでしょう。

気迫は大事。

あと、自分の体力は熟知しておくこと。