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チーム★PARADIGMコミュの「国際協力」「途上国支援」「教育」に感心のある人、ぜひ読んでください(大牟禮宏美さんのご紹介)

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(コミュニケーションフォーラムの司会をしていた大牟礼さんのメールを日記で紹介しました。じっくり読んでほしいので、こっちにもアップしておきます)

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人と一緒に何かをやるよりも、自分一人で自由にやるのが好きな自分。
チーム★Mirror含め、周りの応援を受けながらも、基本的に一人で気ままにやってきました。

そんな僕が最近、コミュニケーションフォーラム2007東京のスタッフを一生懸命やっているのに、自分自身驚いているし、マイミクのみんなも不思議がっているかもしれません。

僕がコミュニケーションフォーラム2007東京のスタッフをやっている理由はいろいろあるのだけど、一番大きい理由は、人生を本気で生きているステキな人が多いからなんです。

岸英光さんももちろんステキなんだけど、今回僕が出会えてよかったとすごく思っているのが、大牟礼ちこさんです。
彼女は「世界を変える」ために本気で生きている。
そして彼女を見ていると、世界がよい方向に変わっていくんじゃないかと本気で思えてくる。そんな力を持った人なんです。

今朝、その大牟礼さんがなぜコーチングを始めたのか?なぜこのコミュニケーションフォーラムのスタッフをしているのか?というシェアのメールが流れました。

僕のマイミクには大学生が多いし、僕と同じように国際問題や教育などに興味を持っている人も多いので、そういう人に大牟礼さんのメールを読んでほしいなと思いました。
こんな人もいるんだな、こういう生き方もあるんだなって、それだけ知ってもらえるだけで嬉しいです。

長文ですが、すごく触発されるので、ぜひ味わって読んでもらえたら嬉しいです。彼女とマイミクになりたい人は紹介するので言ってくださいね☆

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おはようございます。

東京デイ4,5期、コミュニケーションフォーラム2007東京実行委員の、大牟禮宏美です。



ついに明後日、フォーラム本番になります。





「コミュニケーションで世界を変える」





それって、何?

なんか、よくわかんない

うさんくさい宗教みたい



今まで、色々な意見をちょうだいしました。



私自身も、探求を続けました。



そして、今朝気づいたこと。





私の意図は、テーマそのもの、

「コミュニケーションで世界を変える」であり、

フォーラムは、その始まり

ということです。



そのシェアをさせてください。(長文です)





私が、コーチングを学びはじめたのは、5ヶ月前です。



専門である、途上国の教育開発にぜひ導入したい、という想いから、連続講座を受講しはじめました。



私は、大学時代にジンバブエのNGOで、草の根の村落開発の仕事をしました。

そこで、教育の大切さを実感し、

「教育が人が自由に生きる選択肢を広げてくれる」と考え、

教育開発専門のプロとして働きたいと考えるようになりました。



その後、

日本の塾・予備校で、先生としての現場経験を積み、

千葉幕張にあるアジア経済研究所で、開発学を学び

ケンブリッジ大学大学院で、教育と政治の修士をとり、

タンザニアのHIV&AIDSの研修を受けたり、国際学生会議に出席したりし、

昨年9月末〜今年の6月頭まで、南部アフリカのナミビア共和国の国連(UNESCO:国連教育科学文化機関とUNICEF:国連児童基金)で教育開発の仕事をしました。





草の根NGOから、学術機関、国際機関と渡り歩くなかで、自分の中に出てきた疑問:

「人も、技術も、知識も、経験も、お金も、熱意もあるのに、うまくいかない開発プロジェクト。

何かが決定的に、欠けている。」

そして、様々な経験を通して抱いた確信:

「絶対、答えは彼らが知っている。足りないものを探して援助する方法は、もうずれている。」

というものでした。





そのきっかけとなったのは、20歳のころの、ジンバブエでの経験です。



当時、農村で働いていたころ、大人の女性たちに算数などを教えてほしいと頼まれました。

ところが、時間になっても、来ない。やる気も、ない。すぐ、休む。

そんな彼女達をみて、「教育の大切さをわかっていない。」そう感じて、下に見ている自分がいました。



そんなある日、町で古着を大量に手に入れる機会があり、それを村で格安で販売して、その利益で、以前から彼女たちが望んでいた「女性の養鶏場プロジェクト」を開始することを思い立ちました。



結果は大盛況。村の人達がつけた値段より、さらに安く販売したため、みんなが大喜びでした。





その2週間ほどあとに、また古着が大量に手に入ったので、第2回目の販売を行うことを決めました。

彼らの時間のルーズさに慣れていた私は、販売日や販売時間など、明確に広報しませんでした。

ただ、一緒に働いていた村の幼稚園の先生には、「うーん、金曜日のお昼前くらいじゃないの?」とは伝えておきました。



金曜日の11時頃、販売場所の幼稚園に、古着を積んだ車で向かいました。



幼稚園の前は、黒山の人だかり。

行列をつくって、ニコニコ顔のみんなが居ました。

なんと、9時くらいから待っていた人もいたそうです。

あれれ?

みんな、時間にルーズじゃなかったっけ?!



そして、販売後1時間もしないうちに、ほぼ売り切れ。

2回の収益金は、女性の養鶏プロジェクトを始めるのに、十分でした。

あれ?

お金ないって、ずーっと言ってたよね?!





次の日曜日の村の会議で、村の男性たちのサッカー部にボールを寄付、残りのお金を全額、養鶏プロジェクトに寄付しました。



あー、どうやって、プロジェクトの運営をしよう

役割分担など、明確にしないとなー

でも、適当だから、責任もって仕事するのかなー

養鶏とか、どうやるか全然わかんないし



そんなことを考えながら、過去のプロジェクト案などを見直していました。





お金を寄付してから、1週間も経たないある日、村に行くと、男女が協力して、養鶏場を作っているのを目にしました。



ヨメに成功してもらいたいから、ボランティアで手伝ってるんだ!

俺らにできることは、なんでもするぜ!力仕事は任せろよ!



普段、家庭内暴力が絶えないのに

まったくもって、家でぼさーっとして、家事のひとつも手伝わない男性がほとんどなのに



しかも、



英語も算数もできない女性達が

役割分担を決め、責任の範囲を明確にし、記録もつけて

計算や語学のできる人ができない人を助けて



あれ?

プロジェクト、回ってるやん



あれ?

もう、ひよこ居るやん…

飼料の配合も、やる量とか、実物見せてそんなに細かく私に説明されても、私わからんし…





誰やねん?!

アフリカの人は怠け者っていったの?



え?

あの古着の販売のときと一緒で、めっちゃ仕事早いし、やることやってるし、計画的やし、責任感あるし、誇りもってやってるし、協力的やし、男女のそれぞれの強みを活かしてるし、必要なこと取捨選択してやってるし…





…ってか、私、必要ないやん





今までの、自分が思い込みが、ガラガラガラガラと崩れました。





彼らは、ほしいものは、必ず手に入れる

そして、手に入れる能力も、すでに持っている



どんなにお金や技術や知識や経験を注ぎ込んでも、

彼らが積極的に動かず、結果がでないのは、

単に必要性も利益も感じないから、興味が湧かないから



それだけですか?!





いや、「ありがとう」って言いますよ。

「おかげさまで助かりました!」

「私たち困ってます、貧しいんです!」

会うたびに言いますよ。



でも、「ノー」というのは基本的に失礼だと考えられているし、

どうせタダなら、何もないよりはマシだし、

いつもいつも、今の自分たちは「遅れてる」「貧しい」って言い聞かされてるから、

「きっと何かが足りないんだ」って思っちゃってるだけ?!






もしくは、

「助けてあげないと自立できない」

「かわいそう」

「できない人たちには、何でもしてあげないと」

みたいな、

そんな先進国や”豊か”な人のあり方が、この現実を創りだしてる可能性って、ないか?!





できない人がいれば、できる自分でいられるから

恵んでる自分がいれば、自分の幸せを確認できるから



依存されているようで、依存してるのは、こっちだったりして…?!



そんな想いが、経験を積むにつれて、さらに強まりました。







もちろん、紛争や貧困、その他さまざまな事情で、援助が必要になりますし、

実際、国連で仕事をする中で、スタッフの能力や意識の高さ、勤勉ぶりに感銘を受けることも多々ありました。



そして、開発はビジネスであり、国際政治の駒であり、世界経済バランスを保つものとなっている現実も存在します。





それでもやはり、私にとっては、

一般的に信じられている「できない」アフリカ諸国のイメージは、まったく「ない」ものなのです。

はっきりいって、わけわかりません。

そして、私には、彼らも「できない」ように行動しているようにしか見えません。

なんなんだ?!



彼らはできる。

能力も、知識も、経験も、動機も、技術も、人も、物も、お金も、熱意も、ぜんぶ、ある。

いや、なくても、手に入れる力は、ある。





ってことは、結果が出てない今、

きっと、扱うべきは、パラダイム。



コーチングを学びはじめて、それが確信にかわりました。

人の前進を生み出すコミュニケーション
突破的な成果を生み出すコミュニケーション
相手が自分で答えを編み出すコミュニケーション

会話によって、パラダイムを扱えるコミュニケーション






彼らは、彼らの力だけで、十分に発展する力がある

今の先進国の発展の後追いをする、という意味ではなくて、

彼らの考える彼らの「幸せ」を、彼らが自分たちの力で創りだすことができる







昨年11月ナミビアで、、私は始めて「コーチ」に出会いました。

「コーチ」という職業ではありませんでしたが、彼と一緒に居ると、自分でも気づいていなかった想いがダムの堰を切ったように溢れてきて、今までの人生が、その会話の中ですっかり覆されました。



コミュニケーションで、私の世界が、変わりました。
自分を知り、今までパラパラとあちこちに存在していた現実が、一気に繋がり始めました。





2009年1月に、ナミビアに戻ります。



ナミビアの企業や経営者むけにコーチをし、そこから得る収入で

ストリートチルドレンや、教育を受けられなかった女性向けの無料プログラムを提供する



ダイヤモンドや海産物などを日本に輸出する手伝いをし

途上国でボランティアをしたい日本の若者を、向こうで受け入れる



国連やJICAなどの開発の大組織むけのコーチング研修を行いながら、彼らのプロジェクトがよりうまくいくようサポートする







アフリカをはじめ、多くの途上国が本来もつ力をそのまま活かして、自分たちらしく前進してもいい

人がそれぞれもつ、本来の力を活かし、好きという気持ちを自由に生きられる世界があってもいい





コミュニケーションは世界を変える

コミュニケーションで世界を変える





一見大風呂敷を広げたようなこのテーマ



ふと振り返れば、これが私がコーチングに触れ始めたきっかけでした。



一滴の水が、自然と波紋を広げるように、
このフォーラムは、私にとって、世界を変える一滴の水。

意図のある一滴を落とすこと
当日現れる世界の体現である参加者と共にいること
世界を含みながら存在すること


このテーマを意図し、あと3日、前進します。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

少しでも多くの方にお伝えいただければ、嬉しいです。



おおむれ



・:*:・☆・:*:.・.。・.°..・.°°.。..・.。・. ..・.。oOo 。.。・.°☆・:*
.*:・'.*:・'゜゜ 「コミュニケーションで世界を変える!」  
.・'゜。.*・'゜
。.*,・'゜ コミュニケーションフォーラム2007東京 
,.'。  11月25日(日)10:00〜17:00 日本教育会館@神保町
http://www.tokyoforum2007.com/modules/eguide/

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