板橋区フライヤーズコミュの秋季大会選評by米蒸

暖かい日差しの中行われた秋季大会決勝。迎えるは強豪ブルーポパイ。

フライヤーズ先発松本は本来の調子とまではいかないが、制球よくコーナーをつ
くピッチングで的を絞らせず、鬼門の序盤１，２回を０点に抑える。すると２回
裏、その松本が１死から右中間へ２塁打を放つと２死後、米蒸プレーイングマネ
ージャーがしぶとくポテンヒット、フライヤーズ待望の先制点が入る。しかしそ
の裏、１死１２塁から６-４-３のゲッツー崩れの間にすぐさま追いつかれる。そ
の後は投手戦。一進一退の攻防が続く。均衡を破ったのは先々週のヒーロー清ち
ゃん。５回裏、２死から管浪が出塁し、２つの盗塁と四球で１・３塁と攻め立て
ると、３番清ちゃんが広く空いた左中間へのタイムリーヒット。ついに突き放す
。さらに６回裏、またしても松本が２死からヒットで出塁すると升永がライトオ
ーバーのダメ押しのホームラン。最終回も松本がきっちり抑え、最後のウイニン
グボールをファースト米蒸が抑えた瞬間、フライヤーズの４季ぶり２度目の板橋
区(１部)優勝が決まった。

攻撃面では、好投手を相手に全体的には抑え込まれたが、数少ないヒットに足を
絡めて、先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねた。守備でも不安の残る
箇所はあるものの、投手を中心に要所要所を締める集中力が光った。テンポよい
試合運びに審判団からも高評価をいただけた。創設４年で、過去トップ３に入る
好ゲームだった。