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働きマンRSSコミュの勉強方法

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 効率的な勉強法に関する最先端の研究結果が、「サイエンス」誌に掲載されている。この研究からわかった効率的な勉強法とは、同じことを反復して学ぶ(暗記)より、思い出すこと(テスト)を重視した方が良いということだ。

 実験は非常に単純で、アメリカの大学生にスワヒリ語の単語40個を1週間かけて覚えさせるというものである。ここでは毎日、単語の暗記(覚える)とテスト(思い出し)を行うのだが、それぞれ毎日のテストの結果に基づいて、次の日の勉強方法を以下のように4つのグループに分ける。

 1.毎回すべての単語を「暗記とテスト」
 2.前回のテストで間違った単語のみ「暗記」、「テスト」は全単語について毎回行う
 3.前回のテストで間違った単語のみ「テスト」、「暗記」は全単語について毎回行う
 4.前回のテストで間違った単語のみ「暗記とテスト」

 そして1週間後に、全単語についてもう一度テストを行う。

さて、成績がよかったのはどのグループだろうか?

 もちろん、1が最も時間をかけているから成績がよく、4が最も手抜きの勉強なので成績が悪かったのは当然である。しかし、驚くべきことに、2と3を比べると2の勉強方法のほうが、明らかに成績が良かったそうである。

 つまり、一旦覚えた単語は、再暗記するよりも、テストで確認していった方が定着はよかったという結果となった。2の成績は、1とほとんど同じであるので、勉強の効率を考えると、2が最も時間を節約し、かつ成績も良かった学習法といえる。

 ほとんどの人は、「覚えなければならない単語はひたすら暗記」という勉強方法をとっているが、実はそれは間違いで、「暗記よりもテスト形式で思い出す」勉強法の方が定着は良いわけである。

 もちろん、現実社会では、なかなか「暗記」と「テスト」を明確に区別するのは難しいかもしれないが、例えば、次のような例が考えられる。

 試験の勉強をする時は、一通り教科書を読んだら、ただ教科書を繰り返し読むより、練習問題を解き漁った方が良い。また可能であれば、その知識を思い出す機会を意図的につくるとよい(人に話すなど)。

 スポーツであれば、練習だけたくさんするより、ゲームで実践感覚も身に付けたほうが良い。

 何事においても「習うより慣れろ」が肝心のようである。暗記能力に悩んでいる方は、この結果を参考に勉強方法を少し変えてみると良いかもしれない。

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