ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

日本ハーディーガーディー協会コミュのハンガリーのテケルー tekerő

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
民族音楽大国ハンガリーのハーディガーディ「テケルー」について語りましょう。
演奏されている方、欲しい方、興味のある方、どなたでもどうぞお願いします。

コメント(31)

取り敢えず自分から。
つい最近購入したばかりの初心者です。愛機の写真置いておきます。

高久圭二郎さんの解説サイトが一番参考になりました。。
http://web.t-online.hu/yuitobt/top.html

ハンガリーの通販サイトです。製作者さんが直接運営しています。
http://www.musicart.hu/
http://www.szerenyi.hu/
こんにちは。
プロバイダー契約更新してないせいで更新できなくなってしまった私のサイトが(笑

最近の若手(10代から20代)のテケルー奏者は本当に上手な人がたくさんいます。
といってもハンガリーでもテケルー人口は少ないのですが。
昨年のハンガリーの民族音楽コンクール的な大会で活躍したパトナイ・バートル君の素晴らしい演奏を紹介します。画像が鮮明で音質も良いので、参考にして下さい。
バートル君の演奏はヴィルトゥオーゾなので、参考にしずらいかもしれません。
2008年のオープスタセル野外民家博物館で開催されたテケルーキャンプの見本演奏を集めたプレイリストのリンクを紹介します。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLA710B10EFB7F2E74
こんばんは
巧いですねえ。伝統的な演奏で巧い若手が育っているならテケルーの将来も明るいですね。フレンチもそうですが、しばらく前は廃れていく一方のようでしたから。

1968年に収集された録音から。とても有名な伝承者による演奏で、テケルーが盛んだったTiszaujfalu村やBokros集落の伝統音楽(チャールダーシュという舞踊の伴奏様式)です。Esクラリネットから必要無いキーを取ってシンプルにした楽器でテケルーを「伴奏」するのが一つの伝統的なスタイルでした。テケルーで刻むリズムのテンポが前後に揺れ動くのも特徴です。

上の1968年の演奏と同じ様式の現代のトップ演奏家によるパフォーマンス。
テケルーを弾いているのが製作家でもあるセレーニ・ベーラ。クラリネットを演奏しているのは彼の息子(セレーニ・ベーラ・ジュニア)で、彼は民族舞踊でとある有名団体のソリスト、テケルーも凄い演奏をして、さらに民族バイオリンも演奏できるし、音楽学校でクラシックのピアノも勉強して、最近はテケルー作りもトライしているスーパーマン(笑

で、こちらが息子のほうのセレーニ・ベーラのソロ。民族音楽パフォーマンスの才能発掘番組出演時の公式ビデオ(なぜか音源が少しだけ動画とずれてる)。
こちらの演奏は、上のTiszaujfaluやBokrosなどティサ川右岸(西岸)様式と異なるセンテシュ市などティサ川左岸(東岸)の様式による演奏。
違いを感じて下さい。
ラルフさんのテケルーいいですね。こういう作りのもあるんですね。初めて見ました。素敵です。むかっ(怒り)

外国でこういう楽器弾いてプロってのはなかなか難しいから、だいたい趣味です。自分が楽しけりゃいいんです。
takaQさん、ビデオありがとうございます。
演奏の違いは、地域の伝統ですか。奏者の個人的特徴じゃなくて?
始め2人、伝統奏者とセレーニ父はテンポに揺らぎがあって、強弱も唐突な感じがして、よく言えば緊張感がある、悪く言えば不安定な感じがします。それに比べて、セレーニ息子はテンポも強弱も流れに乗っていて、安定している感じ。右手もすごく達者ですね。これぞヴィルトゥオーゾ!

やっぱり子供のころから楽器に親しんでいないと。イギリスのNigel EATONはHG製作者の息子だし、フランスのPatrcik BOUFFFARDも子供のころから弾いていますね。楽器は違うけど、小松亮太は音楽家の家で、うちにバンドネオンがあったから弾き始めたって言うし。普通の家にはHGやバンドネオンは転がってないって。 とはいうものの、うちの子供はおやじがHG弾いてても全然興味示しませんが。
テケルーはティサ川を挟んで、完全に2つ個性が違います。
テンポの揺らぎや、強弱の変化は、そういう伝統なのです。ティサ川の右岸(西岸)の村々では、特徴的なテンポの揺らぎをもって踊るのです。
ティサ川左岸(東岸)の特にセンテシュ市という元県庁所在地を中心とした地方は、テンポ・ジュストでバズ音で流れるようなリズムを刻んで演奏します。
私も両方の双方を学びましたよ。テンポの揺らぎにも周期性があるので、そっちのほうが難しいです。例えるなら、秩父屋台囃子の本当のリズム「テレテッケ」を「鼓童」は演奏出来ていないのですが、そういう比較でわかりますか?あるいはウインナ・ワルツの特徴的な揺らぎとか。
セレーニ父は高校生のころから演奏してて、元々音楽学校でピアノも弾いていたので、ヴィルトーゾでばりばり演奏しますよ。彼の教え子や息子はもっと小さい頃からやっているので、もっと凄い事になってきてますが。
奏者の個性は、旋律の装飾音を入れ方ですかね。
もっともそれもティサ川の右岸と左岸それぞれに異なる伝統があり、その伝統の枠内での装飾の加減が奏者によって異なるということですが。
伝統曲ではなく、ナジ・ヤーノシュ作曲のコンチェルトのカデンツァの部分をとあるイベントで演奏したときのビデオです。YouTubeで見つかるセレーニ・ベーラ(父)の動画は講習会の見本演奏ばかりで、こういうバリバリ演奏してるのなかなか見つからない・・・


10年まえのSaint-Chartierのライブから。
セレーニ・ベーラがリーダーを務めるBOKROS Ensembleのステージ。10年前だからベーラはまだ25歳くらい。

下のリンクは同じライブの動画をまとめて検索した結果。
https://www.youtube.com/results?search_query=2000.07.13.-FRANCE%2C+Saint-Chartier+-+BOKROS+Ensemble&spfreload=1
takeQさん、ティサ川両岸の伝統スタイルの説明ありがとうございます。
ダンス曲だと、伴奏も踊りに呼応すると思うのですが、西岸の演奏スタイルのゆらぎというかアクセントは踊りとシンクロしているということはないでしょうか。そうでなければ、どうしてこういうスタイルになったのか。ハンガリーのダンスはよく知らないので、教えてください。

フレンチの伝統曲でもHGは踊りに呼応した演奏になります。(聞く音楽として、踊りを考えない演奏もありますが。でも、僕としてはそういうのを聞くとこんなんで踊れるかと思ってしまいます)
ハンガリーの民族舞踊で19世紀以降に大流行したチャールダーシュはカップルダンスなのですね。で、リズムの揺らぎは楽節ごとにバッサリカットする事に由来してて、それはカップルがくるくる回るときに楽節ごとに方向転換をする場合があるのですが、プロのダンサーじゃない、普通の農民の男女だから、ターンに無駄な時間が入るのですよ。だから揺らぎ以上に重要なのは、楽節ごとにフレーズのテンポにブレーキが掛かる様な感覚です。それが本当の田舎の農民の踊りですよ。
そしてセンテシュは村と比べればかつては県庁所在地という都会だから、踊り手も比較的洗練されていて、同じチャールダーシュでもリズムはテンポ・ジュストで一定のテンポでノリ良く進むのです。
ちなみにこれは私の解釈です。地元のハンガリー人的には、「こういう物」であり、それ以上の説明はあまり聞かないです。
本来、民族音楽だから拍節も非対称になる、というのを強調して後進に指導している人もときどきいます。ハンガリーの民族舞踊とその音楽には逆にそういう非対称リズムが多いです。それを正確に描くとブルガリアン・リズムみたいになりますが、あれも本来は8分の7とかではなく、3拍子の非対称拍節だったのではないかと思いますし、ハンガリー系のジメシの舞踊曲の一つ「ラッシューマジャロシュ」は完全にそうです(2拍子の非対称だけど3つめのアクセントがあるので3拍子系の非対称みたいに聞こえます)。
補足しますと、テンポの揺らぎがあるから拍節が非対称になるのですね。
なるほど。よくわかりました。説明ありがとうございます。
伝統曲をコピーするとき、2拍子なり3拍子なりでつめていくと、1拍余って困るということが時々ありましたが、これは無理に整理せずにこういう変拍子だとしておけばいいわけですね。
HGでは変拍子だとクランクの辻褄合わせを考えないといけないので、きれいに収まってくれたほうがありがたいんですが。
あ、大家のお二人をはじめとして伸びてますね。
takaQさん紹介してはまずかったですか?大変為になったのでつい載せてしまったのですが。
薬草医ラルフ さんのは凄い形してますね。テケルーは大きなヘッドと巨大なペグが特徴だと思っていたのですが小さいのもあったんですね。

この前ハンガリーの音楽を少しでも理解しようとコダーイシステムの本を読んだのですが、拍子記号と全然違う長さの小節が割と平気に挿入されてて驚きました。「ハンガリーでは変拍子は珍しくない」とも書かれてました。
ハンガリーでは主声部の五度下に低音を入れて歌うみたいなことも書いてあって、だからメロディー弦以外が五度下×2なのかとか色々納得いくこともありましたけど、

そういえばハンガリーでは三拍子は珍しいですがフランスでは普通です、等と書かれてましたけどヴィエールのリズムもかなり違うんですかね。
サイトは別に良いですよ。ただ更新するすべがないので、ほったらかしになってます。
ハンガリー民謡の特徴として、歌っている農民に休拍の概念がないため、あるいは特定の音を長く保って、結果として変拍子になっていると想像されます。これは私の感想であり、音楽学の定説ではありませんが。3拍+2拍+2拍みたいな古い舞踊歌とか普通にあるので、ハンガリー民謡を記譜している楽譜には拍子記号を省略してること多いです。
また2拍子系のダンスでも、3拍+2拍+2拍のが入ってきたりします。すると踊っている人はその歌をもちろん知っているわけですから、自然にそれに合わせて踊ります。あるいはメインの歌詞が2拍子で掛け声の部分が3拍子という舞踊歌も。
これが典型的ですが。

(このビデオには2曲わらべ歌、舞踊歌でもある、が入っていますが、どちらもテケルーでも演奏します)
すみません。このビデオの2曲目(2分10秒目から)が、掛け声の部分が3拍子になっている歌です。
動画ありがとうございます。「なんかリズムくるってるような…?」感は狂ってるのではなくちゃんと必然性があって拍子が変わってたんですね。トルコも変拍子で有名ですがやっぱり文化的影響があったんでしょうか。

ところでテケルーのチューニングはD-G-G かE-A-Aが一般的らしいですけど、D-D-Gにするとものすごくバグパイプぽくなるのに気付きました。スコットランドの歌に最適です。
ここで書いたテケルーが演奏されている地方の民謡における変拍子は、トルコやブルガリアの変拍子とは違うタイプです。というかここで書いた文脈の変拍子などの話を、トルコ音楽とかといきなり関連づけられてもこまります。
それにトルコ音楽詳しくないので正直わかりません。
トルコの影響はハンガリー語に入っている単語とかもあるのでしっかりあるそうです。マジャル人が民族大移動中にもトルコ系との交流があったそうですし、ハンガリー王国とオスマン帝国は長年国境を接していたわけで、戦争だけではなく、平時の交流もあったでしょう。さらにハンガリー王国の中央部分は150年くらいオスマン帝国の占領下でしたから、その時代に受けた影響もあるでしょう。
はじめまして。ひょんなことからテケルーを入手いたしました。弦が寿命で切れかけておりますので、交換しようと思うのですが、他の楽器のこの弦が流用できるというような情報がございましたら、ご教示いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
>>[26]
こんにちは。全然見てないので気付きませんでした。
もう解決してしまったかな。チェロの弦とかが代用になるって音楽学者シャーロシ・バーリントの本にあったような気がしますが。旋律とレチェグーの絃は古楽器用のガット弦がおすすめです。バス弦は音を低くするために昔の製作者はガット弦に手作業で銅線巻いたらしいです。代用品はリュートやギターの一番太い弦がいけるかも。私は使ったことないので、確証はないです。余裕があったらいろいろ試してみて下さい。
ご教示、ありがとうございます。参考にさせていただきます。
バルトークの民謡収集、1908年センテシュ市より、6つの民謡メドレー
演奏:セレーニ・ベーラとセレーニ・ベーラ・Jr
https://youtu.be/WdoeDga8GmU
皆様こんにちは、ハンガリーの高久です。
来年4月12日に蕨市駅前の市立文化ホールくるるでライブをします。
ハンガリー音楽中心になる予定です。
ハーディーガーディーコミュニティのイベント作ったので、そのリンクをここに貼ります。
よろしくお願いします。
http://mixi.at/wjypYhE
ユーチューブに自身の演奏をアップしたのでリンクを貼ります。練習中の一発撮りですが。
なぜかわかりませんが、リンク添付の機能が使えないので。直リンクからどうぞ。火狐もクロームもだめって、ミクシィの機能はどうなってるんだ。
ハンガリー民謡と踊り(チャールダッシュ)の様式です。
https://youtu.be/hJx3e-TAUBU

ログインすると、残り1件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

日本ハーディーガーディー協会 更新情報

人気コミュニティランキング