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ふくたん日記集コミュの【スポ】古田はなぜ泣いたのか

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■ 原典 ■ (※ マイミクさん以外はアクセスできません)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=567660033&owner_id=1065767


■ 以下 2007年09月20日16:22 作成の日記本文を転載 ■


古田監督 涙の退陣“悔しい”
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=299662&media_id=30

さて、この男は、日本のプロ野球をぶっ壊した犯人の一人である。
その罪も償わずに野球界を去ることを決断し、大勢のカメラの前で
「悔しい」と涙を流す、不惑の男。 んー 正直、気持ち悪い。


選手としての引退、そして監督としての辞任と、2つの意味を
持っている。彼が名捕手であったことは疑う余地も無い。
それを否定する気は無いが、選手会長としては大罪人である。



3年前、日本プロ野球選手会は、近鉄とオリックスの合併について
オーナー側が1年間の合併凍結を受け入れない場合には、
「やむなく」ストライキを決行すると主張し、これを実行に移した。
(本当に「やむなく」だったのか? ストは規定路線だったのでは?)

オーナー側は委員会で、この合併を承認しており、
これは球団オーナー企業同士とトップが下した経営判断である。
すなわち、会社運営における賃金交渉などとは次元が違う。

なので、このネタが雇用者である選手が結成した組合との
団体(労働?)交渉のネタになるなんて、本来は子供じみた話。。。
その子供じみた主張を展開していたのが古田である。

冷静に物事を判断すれば、鼻で笑われるはずの主張のはず・・・
だったのだが、マスコミが選手会を持ち上げて、世論を操作し、
脳みそまで筋肉で出来ている野球バカをその気にさせて、実行した。


「大好きな野球ができないなんて選手はかわいそう・・・」
「大好きな野球を見れないなんて子供たちがかわいそう・・・」

はいはい。センチメンタリズム万歳! ストライキできて良かったね。


そんでもって、結果がどうなったか。
日本人は長らく、プロ野球の無い生活がどんなものかを知らなかった。
ニュースでは一年中、野球の話題が溢れていたからね。

ストライキによって初めて「野球の無い秋」を知った時、
「そんなもの無くても良かったんだ」という厳然たる事実に気づき、
テレビで見ること、球場に足を運ぶことを止めた。


球団経営などというのは、半ばボランティア精神のような、
そして、本業にある程度のプラスαが無ければ手が出ない不採算事業
である。だから新聞社などの体力のある企業がオーナーなのだ。

バブル崩壊後に盛り上がった企業の合理化の波は、プロ野球界をも、
まさに「聖域無き構造改革(笑)」の一環のように飲み込んで、
三越と伊勢丹のような、合理的および戦略的合併を必要としたのだ。

この合併は、別に選手を虐待するつもりで発案されたのではなく、
そうしなければ、企業の存亡そのものが危ないので、やむを得ず
その判断に至ったというのに。その事情は伝えないマスコミ。


数千万や数億という年俸を受け取る選手を守るために本業が圧迫され、
年収数百万の近鉄電車の駅員や運転手がリストラされたらどうするか?
そんなこと、誰も気にしていないのであった。実に不思議である。

その中で選手会がストライキを決行した。
そもそも、プロ野球選手がなぜ労組を結成しなければならないのか?
プロ野球選手は、事実上、個人事業主ではないのか?

試合を休む。
選手にとっては簡単なことだ。
そして、生活が圧迫される心配も無い。

球場の職員や、付近の商店街は大きな痛手を被るだろう。
仕出し弁当やグッズを売っている業者も同じだ。
マスコミの世論操作によって、怒りの矛先はオーナーに向けられた。


しかし、そこまで世論も馬鹿ではなかったようだ。
「大金持ちが、超大金持ちに喧嘩を売って、球遊びをストライキ。」
その償いとして、マスコミの居る場所で野球教室やサイン会。。。

この現実に直面し、大いなる「シラケモード」を感じた多くの大衆は、
「そんな問題どうでもいいし、もう見ないから好きにしろよ。。。」
と、プロ野球(=選手)を見限ったのであった。

少なくとも、ボクはプロ野球のチケットに金を払おうとは思わない。
昔は見に行ったけど、もう選手を生で見ることの価値を感じない。
コンテンツとしての価値が無い。WBCやMLBもあるし。


私は強者の論理で世の中が動いていくのは当然だと思っているし、
普段から、そのような論調で日記を書いているので、
母子家庭や障がい者など、弱者の立場に居るマイミクの方々から、
反感を持たれたり、お叱りを受けたりする。

でも、世の中は強者の論理で動く。ほとんどの場合において。
それは仕方の無いことで、自らの論理を振りかざしたければ、
自らが強者になるしかないのである。

だから強者になるために、人は学び、そして働くのだ。


オーナーと選手会の対立構造において、プロ野球選手が
「一般の社会通念上、強者としか考えられないような強大な経済力」
を有しているのに、相手が大企業の経営者であるが故に、

金にまみれた経営者(強者)VS純粋に野球を愛する人(弱者)

一連のマスコミの印象操作によって上記の対立軸にすり替わり、
前述のような「本当に救わなければならない一井の弱者」が、
似非弱者である選手会の影に、完全に埋もれてしまった。

この流れを作った責任の一端が古田にあることは間違いない。
「俺達、何億も貰っているし、要求が通らなくても試合はやろうね。
ファンが居るんだから。」と言えなかった罪は大きい。


そしてこの秋、古田は引退し、マスコミ業界が新しいポストを
用意して待っている。こんな馬鹿馬鹿しい話があるだろうか。
政治や官僚の世界なら「マスコミ業界に天下り」と書かれるところだ。

そう。マスコミ業界に天下りが決定しているからこそ、叩けない。
マスコミにしてみれば「古田」というのも「野球」と同じく、
一つのコンテンツなので、価値を貶める訳にはいかないのだ。

身内に甘い業界体質なので、これから「仲間」になる人間が、
カメラの前でメソメソしようが、全て好意的。最後まで涙を見せず、
黙って入院したどこかの総理大臣と、ずいぶん違った扱いなのねw


選手が本当に「純粋に野球を愛するスポーツマン」だとするならば、
そして、古田もそういう人間だとするならば、どんな給料だろうが、
扱われ方だろうが、チームが望む限り、そこに残るはずである。

いや、それ以前の話として、3年前のあの秋の日に、
「グラウンドで野球をすることを中止する」などという愚行を、
決するはずは無かったのだ。本当に野球を愛するならば。

ほとんどの野球選手が「野球を手段として金を儲けること」を
主目的としているくせに、それを認めようとしないところが薄汚い。
別に良いではないか。「能力を金に替えて食っている」と主張しても。


認めてくれればそれで良いのだ。

認めないから胡散臭いのだ。

胡散臭いから、チケットに一銭も払いたくないのだ。


プロ野球球団は、今すぐ、12球団全てを独立採算制にして、
親会社から財務的に切り離してしまえば良いと思う。

ほとんどの選手の年俸は、激減するはずだ。
思い上がっている選手も、もっとファンを大切にするだろう。


収入激減でも構わないという人だけが残り、一心に白球を追いかける。
その時、再びファンはグラウンドに向かいチケットを買い求め、
「大人になった元野球少年」の純粋な姿を目で追うはずである。



古田が辞めた。 あっ、そう。 どうぞ、ご自由に。

ダルビッシュくらいのアホの方が、見ていてよっぽど清々しいよ。


既存のシステムをぶっ壊すのは構わない。
ただし、壊したまま放置するのは子どもの所業。
大人なら、代替案を作ってもらいたい。

人気を低迷させる元凶を作ったまま去る男の涙なんて、
その輝かしい選手としての実績を以ってしても、
何ら、同情も共感も得られない。


古田はなぜ泣いたのか?

野球界において選手があまりに「無力」だったから?
自分が監督として思いのほか「無能」だったから?

思い通りにならなくて「無念」だったからにしか見えないけどね。

いい歳して、ジャイアンにいじめられた「のび太」かよ。
野球界のドラえもんなら、楽天のベンチに座ってるから、
助けてもらいに行けば良いのに。

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