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熊野原人の会コミュのつくば支部会第1回議事録

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熊野原人の会第1回つくば支部会議事録(案)
2008年4月28日
ジラソーレにて

出席者:
1.下記の資料が配布された。
? 熊野原人の会とは
? 熊野原人の会定款
? 自然環境保全のグランドデザイン(素案)への提言書
? 拡大理事会東京地区議事録
? 拡大理事会熊野地区議事録
? 企画案
2. 理事長より資料を元に基に現在までの経緯について下記のような説明があった。
? 本会は、和田川峡谷の自然の保護、延いては熊野の自然の保護を目的に小口住民、新宮市民、熊野出身関東在住者、熊野に興味のある人により設立された。
? 和田川峡谷は、人知らぬ秘境であり、それだけに開発に対して現在は無防備な状態となっており、自然が破壊される可能性が高い。多くの方々に和田川峡谷の自然の美しさを知ってもらうことによって、この自然を守ることができるであろうと考えている。
? 和田川を知ってもらうために和田川峡谷野人レースを企画した。

3. 出席者から自己紹介があった。
4. 自然環境保全のグランドデザインについて
和歌山県は、18年度より県立公園の見直しを開始し、昨年暮れに和歌山県環境生活部自然環境室が自然環境保全のグランドデザイン(素案)を策定し、その中に和田川峡谷が候補に挙がっている。その策定範囲は下流域に限られ、和田川のもっとも美しい部分は欠落していた。3月に県民の声を聴く企画があったため、熊野原人の会では上中流域もふくめるよう提言書をまとめて提出した。この提言は取り上げられ、検討事項になっている。この5月には策定委員の滝野先生(新宮高校元生物学教諭)と理事長が和田川を視察する。
5. 和田川峡谷野人レースについてマリークロード理事より説明があった。
 配布資料を参考にアドベンチャーと野人レースについての説明がなされた。
「企画案」
概要
初日は、景観の優れた和田川上流にて、川下りのアドベンチャーを行い、下流域で翌日のレースの下見を行う。第2日目は、アクアスロン競技を行う。
当初計画したタイム自己申告制は行わない。
和田川林道はガードレールもなく危険性が高いため自転車競技は採用しない。


初日8月9日 アドベンチャーと下見
和田川上流(ジョロナベラ)から中流域(コウショウの谷口)までの渓谷を下る。
3人一組となり、お互いに安全を確かめながら、ゴルジュ地帯のアドベンチャーを行う。
コウショウの谷口にて昼食を取り、その後に下流域に移行し、観光がてら翌日の競技の下見を行い、コースを決定する。

奨励する持参道具:
川足袋(地元小口の南方商店でも購入可、値段は1700円程度。ただし、数に限りがあり要予約、電話:0735−45−2007))、ラッシュガード、ダイビングマスク、シュノーケル、足ひれ、ライフジャケットまたは浮力体、補助食あるいは弁当

11:00 アドベンチャースタート、ジョロナベラより
1:30 昼食 コウショウの谷口にて
2:15 下見に出発
3:30 オナグチ(つり橋のあるところ)
4:00 和田
4:30 ツキアイ(小口川と和田川の合流地点)
5:00 小口の自然の家着

記載する注意事項:
(1) 50m以上泳げない方はご遠慮ください。
(2) 水泳に自信のない方は必ずライフジャケットを着用してください。
(3) 釣鐘状となっているゴルジュで潜り、水面に浮上する際には必ず上を見ながら浮上してください。下を見ながら浮上すると頭を岩に衝突させ、溺死する可能性があります。
(4) 川の石は滑りやすくなっています。転倒で頭、肘、坐骨等を打撲する可能性がありますので注意してください。また、カモシカ、猿等が通る際に上部から落石あります。危険と思われる方はヘルメット等のプロテクターの着用をおお薦めいたします。
(5) マムシの生息が確認されています。道中は気を付けてください。マムシに咬まれた場合でも直ぐには道路まで到達できません。ヘリコプターも入れません。病院に到達するには2時間以上要することを認識してください。岩の隙間、日陰には気をつけてください。通常は2番目、3番目に歩いている方が襲われるといわれています。発見したときは直ちに実行委員にお知らせください。その他の傷害にも注意してください。
(6) 携帯電話は通じません。3人で常に必ず生存を確認(視認、声かけ応答)しながら行動してください。
(7) ジョロナベラの降り口のコンクリート道が一部脆くなっています。路肩によらないようにしてください。
(8) 堰堤の滝口は滑りやすくなっています。ご注意ください。
(9) 堰堤に併設されている魚道の縁石は滑りやすくなっています。その上は歩かないでください。



8月10日 野人レース(アクアスロン)
和田川を泳ぎ、走り、そのスピードを競う。

10:30 倉谷口の川原集合(20mの崖を降ります。)
11:00 スタート 合図は立石光正氏の法螺貝

ショートは2.6km、ロングは8km程度の予定。
ゴール:ショートは ショウコウの谷口またはつり橋、ロングはつきあい

第0回はクローズドで行う。見学は歓迎。

参加資格:第0回は熊野原人の会会員のみが参加。
第0回で安全性を確認した後に第1回より一般に公開する。

奨励する持参道具:川足袋またはアクアスロン専用の靴、ラッシュガード、スイミングゴーグル
付帯可能な道具:足ひれ、ヘルメット
禁止道具:ダイビングマスク、パドル

記載する注意事項:
(1) 危険と思われる方はヘルメット、エルボーパット、ニーガード等のプロテクターを着用してください。
(2) 倉谷口の崖を降りる際には落石に注意し、先行者に石をあてないようにしてください。

3:00 表彰式 つきあいにて
4:00 解散


場所:和歌山県 新宮市 熊野川町 小口 和田川

記載する一般的注意事項
(1) 和田川流域には貴重な生物が生息しています。それらの保護に努めてください。
(2) 本企画は各個人の責任にて行われ、いかなる傷害に対しても補償はありません。

お手洗い
(1) 簡易トイレをスタート地点の道路に用意する。
ゴールとなるつきあいにはトイレがあり。

6. 自然保護を目的にしながら、多くの人を招くのは矛盾がないかとの質問がリスリンさんのご主人よりあった。それに対して、理事長より下記の返答があった。和田川の危機は開発にある。数年前に多くの人が知らない間に砂防用堰堤が建設され、淵が一つ破壊された。このようなことは将来もありうる。特に熊野川町が新宮市と合併し、和田川峡谷を知らない市民、議員が相対的にも絶対的にも多くなっている。その意味で和田川を理解されないままに無秩序な開発が行われる可能性が高くなっている。また、福井の限界集落では、山をおりる際に田畑を産廃業者に売り渡した。これに類似した事例は発生する可能性がある。多くの観光客が和田川を訪れ、ゴミを落としたとしても、この地域は多雨地帯であり、一雨降れば綺麗に清掃される。観光客が増加することにより自然が破壊される割合はないとはいえないが少なく、人工的な開発の方が脅威となっている。ただし、貴重な生物が生息しており、この保護には努めなければならない。かえってオープンにした方が自然が守られるという考え方もある。
7. 競技に拘らずに川をくだるのでもいいのではないかとの質問がふくのとらこさんのご主人よりあった。
 理事長:和田川を訪れるのは地元以外から来る人にとっては非日常的なことであるが、地元民には非日常性に欠けるといわれ、地元の方はレースを歓迎している。また、地元以外でもレースを行うことに期待を抱いている方もおり、全ての人に満足が得られるようにと二つの企画を立てた。レースを希望する人は三分の一程度と考えている。アドベンチャーではレースをする方にはエスコートをお願いし、翌日のレースではエスコートをしていただいた方がレースのサポートに回るようにお願いしたい。
8. 歯科医理事よりレースを行うに当たって下記の注意事項が挙げられた。
? 増水による事故は防止しなければならない。アドベンチャー、レースの開催のゴーサイン、レースの中止を決定する部門、その決定を周知させる連絡網が必要。
? 溺れたとときは2時災害を引き起こす可能性が高い。その対策を充実させる必要がある。
? 8kmのアクアスロンは、フルマラソンに匹敵するといわれる。そのつもりでレースに参加しなければならない。
? 足ひれとシューズの整合性は前もって確認する必要がある。また、着衣して泳ぐ人はその前に練習が必要でしょう。

9. 事故発生時の対応はどのようにしているのか。
 理事長:V字峡谷となっており、川原から道路までは20〜30mの高さがある。どこからでもすぐに道路まで負傷者を上げられるところではない。サポーターが助けて道路に上がれるところまで川に沿って運ばなければならない。
 インフラの対応としては、基幹病院の新宮市立医療センターの病院長に理事に就任していただいており、また、新宮市長には顧問になっていただいた。医療関係、救急隊にはご協力をいただけると期待している。また、筑波大学附属病院、東京医大の医師の参加も多い。

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