座・一座（旧山﨑千惠子一座）コミュの一座本公演「仮面」稽古日記10<江上真奈・石丸佳月>

今回はこのお二人✩

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◆江上真奈

“舞台の上で、役として生きる”

意味は、分かります。頭では、分かっています。
役として呼吸して、感じて、行動して、発言して…
つまり、生きる。

でも、何で役として生きることができないんだろう。
何で、ふと自分が出てきてしまうんだろう！？…

ずっとそう思っていました。

ですが、最近の稽古でやっと、
少しながら糸口を見つける事ができたのです。

「私は、〇〇(役名)のような晶をいっぱい知っている。」

これは、
役を掴みかけているという先輩を見て、座長が言った一言です。

私は大きな勘違いをしていた事に気付きました。
役の探し方というものを根本から間違えていたのです。

役は、自分の中で作るのではなく、
普段の自分の中にその性格がいないかを探す。
自分のどこかに、普段のふとした一面に、
自分と役とが重なる部分があるはず…

それを必死に探して、そこから糸口を見つける。
広げて、その部分を100%にして、舞台の上で生きる。

そうすることで偽りない感情が生まれ、役として生きることができる、のでは…

どんな行動の時に役が出てくるのか、
ふと思い浮かんだ事が、役の思考と似ていないか？

あ！…あぁ、これか。…これか、な？

今はこの作業をひたすら繰り返しています。

正解はないし、人それぞれ探し方はあるし。
その時々で違うかもしれないし、そうじゃないかもしれない。…終わりは、ない。
人生は不条理で満ちているのです…

今の自分にできる精一杯の探し方をして、
役と共存し、皆さまの前で生きたいと思います。

「仮面(かめん)～石動駒と不愉快な仲間たち～」、
皆さまのご来場お待ちしております٩(　`ω´　)۶！

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◆石丸佳月

こんにちは～＼(^ω^)／
石丸佳月でございます！！

もう本番が2週間前まで迫って来ました(´Д｀)
緊張、ドキドキ、ワクワクです…！！

最近は、目まぐるしく進んでいく稽古の日々のなかで、
どんどん変わっていく動きや気持ちに、付いていくのがやっとです(><)

さてさて！

人間が持つ固定概念って、
役者にとって、本当に恐ろしいものだなと感じました。

やっぱり、自分が正しいと思うことって、誰に指摘されても、なかなか本当に納得できないんです。
表面上では、｢あぁ、そういう見解もできるのか｣って思っていても、
根本が変わらないのは''自分"が正しいと思っているから。
又は、自分を正当化するための言い訳になってしまっているから。

人間の本能でしょうか、、、。
例えそれが自分にとってマイナスになろうとも、
やっぱり自分が可愛くて仕方ない。
だから周りの評価を下げようが、自分を守ってしまう…そう感じました。

だから、
変わらない
変えられない
変えようとも思わない

違う。違う。そうじゃない！！
頭では分かっているのに、
なぜ理解できない！？

…そうやって、もがき、悩み、苦しみ、葛藤し…
その先にあるのは、成長か…それとも……

私は成長してみせる！！！
さあ、残りの稽古で何を見せれるか
最後の大勝負に入りますο(｀^´*)