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[dir] 山登り・登山・ハイキングコミュの紅葉と静寂を求めて 丹沢 ヤビツ峠−大山北尾根

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平成19年11月3日(土)
そろそろ丹沢も紅葉のピークを迎えるだろうと、紅葉狩りに大山に出かけました。
天気予報も晴天に向かっているということで、雨はないことを祈りいまひとつぱっとしない夜空を眺めながら出発しました。晴れ

当然、紅葉シーズンということで大勢の人が大山近辺に出かけてくるだろうとの予測から、早朝出発かつマイナーなコース 大山北尾根を選択しました。
この大山北尾根は、マイナーコースとして昭文社地図では破線表示であり道標等の整備が期待できないコースなので注意が必要です。手(パー)
また、後半ヤビツ峠まで戻る道は県道70号線車道をおおよそ1時間半歩かなくてはなりません。走る人

バスなどの利用を考えれば、一ノ沢−煤ヶ谷方面にも抜けられるようです。
せっかく早く到着したので、日も昇らないうちにヤビツ峠を出発しました。
薄明かりでしたが、イタツミ尾根登山道は比較的広く良く整備されているため、支障なく登ることができます。
まずは、一つ目の目的の春岳山山頂に行くことです。
標高950メートル付近、大山25丁目からの尾根とヤビツ峠からの尾根が‘く’の字ににぶつかった所に道標があります。
そこにあるしっかりした踏み跡をたどり少し下った後登り返したところが、春岳山山頂です。
何も目印はありませんが、白杭にマジックで‘春岳山’目と書かれています。
ここまでは、広々とした尾根道で気持ちのいい場所です。さらに踏み跡は先に伸びていますが、どこまで続いているのかは分かりません。
木々越しに丹沢表尾根を近くに見ることができます。回りの山腹も紅葉もみじに彩られています。
シートを広げてここでゆっくりしても良いようなところでした。
今回は、紅葉客が押し寄せてくる前に大山山頂を通過する必要があるので先を急ぎます。

7時25分 大山山頂富士山到着、天候は高曇りながら視界は利き、山頂からは伊豆半島、初島、真鶴、江ノ島が見えています。
早朝にかかわらず、3組程度の登山者が到着してきました。
簡単な朝食を摂り8時丁度に二つ目の目的である北尾根に出発、広い尾根道からは表尾根のニノ塔から丹沢三ツ峰まで見渡せます。

そう、以前表尾根を歩いていて、あの大山から連なるほぼ平坦な尾根はどこだろうか、一度歩いてみたいと思っていました。
道はぬかるんでいましたが、落葉のじゅうたんが敷きつめられていてしっかり踏み込んで歩けば滑るようなことはありません。
尾根が広いため登山道をはずしそうになりますが、木々に水色のリボンが結び付けられていて誘導してくれます。
尾根道左右には、赤いリボンが下りを誘導していますが、別ルートなので尾根道をはずさず真直ぐ進みます。

西沢ノ頭手前くらいから誘導のリボン等がほとんど見当たらなくなり、尾根道も狭くなります。
ちょっとした岩場を登りきると西沢ノ頭です。
もちろん道標はありませんが、白杭にマジックで西沢ノ頭と書き込みがありました。
ミズヒノ頭がどこだったのか分かりませんでしたが、大きな土砂崩れの跡を回り込むように小さなピークを越えると右下に大きな鉄塔が見えてきます。(この崩れ跡左右の紅葉もみじがとても色鮮やかでしたカメラ

広い斜面は、急ではないのですが木の根や折れ木が散乱していて下山コースが良く分かりません。木の根に足をとられて頭から転げ落ちる危険もあります。
私もここで一度、足を滑らせてうつ伏せに数メートル滑り落ちてしまいました。
手袋をつけていたため手のひらを怪我することはなく、膝、肘、手が土だらけになっただけで、他に怪我はありませんでした。

ようやく鉄塔(新多摩線16号鉄塔)にたどり着きましたが、ここはさえぎるものなく表尾根を見渡せます。目指でOKぴかぴか(新しい)
塔ノ岳山頂の尊佛山荘や表尾根の小屋まで良く見えます。
ここからは、県道への下りと長い車道歩きとなるので、少し早いけど景色を眺めながらの昼食おにぎり湯のみにすることにし長い時間休憩喫煙をとりました。
(気温は16度程度ですが、風もなく上着を羽織るだけで暖かでした)
鉄塔の下に行くとジッジッと高圧線雷が鳴くのが聞こえます。
たっぷり1時間の休憩を取り出発しようとするころ、北尾根に入って始めてあった登山者走る人が鉄塔に到着しました。
挨拶をし、話をするとミズヒノ頭から尾根を直進してしまったそうで、ようやくここにたどり着いたら先客がいたためコースを間違えていないことに安心したそうです。
(だいぶ悪い汗ふらふらあせあせ(飛び散る汗)をかいたようで、すぐに着替えていました)
残念ながら地図をお持ちになっていなかったげっそりこともあり、誤ったコースを辿ったようです。
行き先は一ノ沢峠経由で煤ケ谷にでるそうで、私の地図を広げコース確認をしました。
こちらのコースも地図上では破線表示であるためマイナーコースなので、道標もないと思いますが、県道へ突き抜けるため万が一でも山中をさまようことはないでしょう。

下山口には、はじめて道標のようなものがあり(マジック手書き)北方面は一ノ沢峠、南方面は県道と記載されていました。
地図から見ても誤りがないので問題ないでしょう。
やはり広い尾根道を緩やかに下っていきますが、途中途中にあるプラスチックの階段は固定している杭の部分が浮き出して、かえって使いづらいものになっている上、杭の両側は足を乗せると曲がってしまいます。あまり信じないほうが危険がありません。ぷっくっくな顔
1時間弱歩くと左側の大木に赤いテープが巻いてあります。真直ぐ行くと小さな尾根の登りとなっていて、地図上に迷いマークがあります。
ここからは、閉鎖されている林道が見えます。
地図では、県道70号線まで沢沿いをトラバースするように記載されていますが、台風の影響でしょうか、ところどころ崩れていて滑り落ちる危険があります。
これから行かれる方には、尾根から下ったところで林道に渡られるようお勧めします。手(パー)
私も粘りましたが、極楽橋付近であきらめ林道に下っていきました。
その先が安全か確証はありませんが、林道が見えたところで渡っていればよかったと思いました。沢の水量も天候によるでしょうが、大変少ないものでした。
閉鎖されている林道も随所に土砂崩れがありましたが、登山者の足跡足もあり特に危険はありません。
しばらく歩くと伐採作業の基地があり、そこを抜けると地獄橋です。
ここからは、退屈な県道歩き車(セダン)ですが、BOSCOオートキャンプ場からの子供の楽しそうな笑い声や諸戸森林事務所、護摩屋敷の水を懸命にポリタンクに汲みこんでいる人を眺め、富士見山荘からはなじみの道を辿って、今日寄った春岳山を見上げているうちにヤビツ峠に到着しました。

残念ながら青山荘からヤビツ峠に抜ける道を見逃して、ずっと車道を歩いてしまいましたが、北尾根を歩きぬいた達成感が勝ち、あまり負担にはなりませんでした。

大山北尾根は、雨や視界の悪いときには歩くことはお勧めできません。
勇気をもって大山に戻ることをお勧めします。
(逆に県道歩きがいやなら戻るほうが面白いかもしれません)
しかし、天候の良いときには注意深く、地図を眺めながら楽しまれると大変いいコースだと思います。

どのコースもそうですが、危ないと思ったときにはあわてずたっぷり時間をかけて、足場を固めてバランスを崩さないように通り抜けることが大事です。
このようなマイナーなコースほど怪我をしても、助けてくれる人はなかなか現れません。
時間に余裕をもって楽しんでください。

県道を歩いていても、こんなところに登り口があるというようなところが、いくつかありました。いったいどこへ行くのかわかりませんが、興味をそそられますね。ムード

長いこと丹沢大山に行っていて春岳山の存在を確かめられたこと、念願の北尾根を歩いたこと、大変満足した山行でした。あっかんべー

今日、11月4日は、朝から天気も良く大山が良く見えます。残念ながら北尾根を見ることはできませんが、また行きたいコースですね。
登山道具の整備も雨に降られなかったため、ほとんどそのまま山行にいける状態です。
これから寒くなりますが、無理せずいける場所を探して出かけていきます。

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