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[dir] 山登り・登山・ハイキングコミュの宮ケ瀬〜丹沢三ツ峰 プチ遭難!!

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9月1日 本厚木発宮ケ瀬行き6:55始発バスに乗り込み、目的地の三叉路バス停7:35に降車したのは、私一人でバスは空となり終点宮ヶ瀬に向かって走り去りました。バス

週間天気予報ではこの9月1日から2日にかけては、不安定な天気の中薄日の曇り予報でなんとか雨には降られそうもないとのことでしたが・・・・

雑草に閉ざされた高畑山・丹沢山登山道入り口は、正直こんなところ道があるのと思うほど暗く、目が慣れるまでは道が違っているのでないか心配になりました。
また、高畑山をトラバースする道が崩壊しているとの真新しい道標により山頂経由の道に進むことになりましたが、人の踏み後もあまりなく藪漕ぎをするように展望台にたどり着きました。

すでに雨が本降りとなり、ガスで見通しの悪いコンディションになってきました。
まあ、幻想的な雰囲気も悪くないのでさらに先に進みましたが・・・たらーっ(汗)

ここで宮ケ瀬に下る4名の登山者とすれちがいましたが、一人の男性のズボンの裾が血だらけで蛭の被害にあったようです。その際に私の首にかけたタオルに血がついていると指摘され、自分も蛭の被害にあっていることに気がつきました。確かに道脇の看板に6月〜9月蛭に注意と書かれていました。

【プチ遭難あせあせ
ガスも濃くなり、登山道の踏み跡も見づらくなってきました、トラバース合流地点から進むべき丹沢山への登山道を見逃したらしく次に見かけた道標には青宇治橋への下り道との案内がありました。
ここでいったん戻り、丹沢山への道を確認をすればよかったのですが、地図とコンパスを見て尾根伝いにショートカットできると思い清川村の境界を示す杭伝いに急坂を登っていきました。かすかに人の踏み跡があり、真直ぐ進めば金冷シの登山道に出るはずと・・・(登山道であれば道標に示されているはずであることも忘れて)
境界線の杭伝いに進んでいくと広く開けた場所に着きました。そこはなんと高圧電線の鉄塔が立っており危険立入り禁止の看板がありました。
その先は、急斜面の下りになっていて鉄柵が張られています。どうも登山道とぶつかりそうもないので道標のところまで戻ることにしました。
また境界線の杭を頼りに来た道を戻ったつもりでしたが来た記憶のない岩場の稜線を歩いていました。
ここに来て、これは道に迷ったことを確信しましたが、幸いにも右斜め下にガス越しではありましたが梯子が見えました。
金冷シ付近の登山道でした。安堵の為、急斜面を怖がることなく駆け降りていました。
約2時間ほどの遭難で難を逃れることができました。うまい!

しかしながら雨とヒルと遭難ですっかり意気消沈して宮ヶ瀬に戻り帰宅しようか考えましたが、翌日の天気回復を期待して登山道わきの小高い場所にテントを張ることにしました。以前休憩場所だったようでテーブルの残骸があり、若干傾斜がありますがこの近辺では良い場所だと思います。まだ丹沢山までは6Kmほどありますが明日も雨が降っていた場合の撤退も考慮してこの場所の決めました。

まだ、午後14時です、長い夜になりそうです。
雨も止む様子がなくテントの屋根を騒々しくたたいています。テントの中で濡れた服を着替え、ついでに足にまとわりついていたヒルを3匹ほど引き離して処分しました。
テント内の整理がついたところで昼兼夜食のラーメンとサバ缶をたべて、いよいよやることがなくなってきました。
もう一度地図を眺めて明日辿るコースを確認、まだまだ本間ノ頭の取りつきまで1時間以上ありそうです。
やっと周りが暗くなってきたので、ラジオを聞きながら目を閉じて寝ようとしましたが、時おりテントの周りを鳥や山リスなどが動き回っているようで、さっき食べたラーメンのカップを突っつくような音が聞こえてきて眠れません。
やむなく丹沢山頂で飲むつもりの缶ビールを空け、さらにポケットウイスキーを舐めながら睡魔に取りつかれるのを待ちました。
1日目目的地への半分も辿りついていないのですが、プチ遭難行動もあったため疲れからいつの間にか眠りについていました。
途中、寒気から何回か目が覚めましたがその都度ウイスキーを舐めて体を温めておとなしく寝ました。

雨朝4時くらいに周りがボウッと明るくなってきて外をみると相変らずガスってはいますが雨は上がっているようです。
わずかに喜び、天に感謝して出発の準備を始めました。
まず朝食のカレーライスを作り、熱いココアを飲み込み、テントを撤収、身支度を整え出発した時間は6時半でした。
早くから休んだことと雨が降っていないことで元気良く2日目をスタートすることができました。

このあたりは、標高700m丹沢三ッ峰の1300mの稜線まではまだまだですが、パワーは充分です。
本間ノ頭までの長ーい登りも昨日の遭難時に這い上がった急坂の比ではありません。けして早いペースではないのですが、黙々と登っていたらついたという印象です。ここから30分くらいで円山木ノ頭、1時間ほどで太礼ノ頭、ずっと鬱蒼とした樹林帯と草で埋め尽くされた登山道が続き三ッ峰の道標がなければ同じ場所を歩き続けているような気がします。

天気が良ければ周りの風景で居場所も判るのでしょうが。
丹沢山まであと200mの道標から歩数計測しながらスパートするとテーブルの置かれた丹沢山頂に到着。
ちょうど12時昼時です。
3人ほどいた休憩中の登山者に挨拶してみやま山荘で水とビールを購入してバランスアップ携帯食でおなかをだまして、塔ノ岳に向かいます。
道は宮ヶ瀬からの道と異なり随所に道標や柵が巡らされており迷うことはありません。
途中登山道が崩れ落ちていましたが、がっしりとした巻き道が作られていて問題はありません。
塔ノ岳に着くと立派な角を持った鹿が周りの登山者を気にすることなく悠然と草を食べてました。
山頂はガスに包まれていて、表尾根稜線等の景観は望めませんでした。

ここでゆっくりして、14時大倉尾根を下ります。
そこそこ登山者はいますが、このメジャーなコースからすれば空いている方なんでしょうね。
下り始めてすぐに登山靴がやたら岩に引っ掛かる気がして、疲れが出たのかなと思ったら、登山靴のゴム底がどうも浮き上がっているようです。
まだ、2時間強の下山が残っています。
靴底が剥がれ落ちてしまったら、もう歩けません。当然、靴屋なんかありませんし、騙しだまし靴に負担をかけないように下っていきますが、あきらかに靴底の剥がれは進行していきます。
大倉バス停に到着したころには、つま先とかかとの部分でかろうじて剥がれ落ちない危ない状態でした。

公衆トイレの横で汗に濡れた上着を着替え17時過ぎ発車のバスに乗り渋沢駅に無事到着しました。電車

今回は、景色を楽しむことはできませんでしたが、宮ヶ瀬からのロングコース踏破は、これからの登山への自信につながっていくと思います。指でOK
1度は歩行して欲しい、山深さを満喫できるコースだと思います。
必ず地図、コンパスは装備されることをお薦めします。
季節は、梅雨、夏は避けた方が良いかもしれません。
(蒸し暑くて辛いです)
以下に行程を記載しておきます。
(弱脚なので、登山時間は地図記載の歩行時間の1.5倍で余裕のあるスケジュールを組み立てました。)

本厚木駅 5番乗場 宮ヶ瀬行
  6:55 → 7:39 三叉路
三叉路→丹沢三峰→丹沢山→塔ノ岳→鍋割山→大倉
・行 程
7:40 三叉路 バス停 
8:00 ―(1:45)―> 9:46 御殿の森
9:50 ―(1:00)―> 10:50  高畑山展望台(10休憩)
11:00 ―(4:00)―> 15:00 プチ遭難 金冷し経由後 
丹沢山まで6Km地点(テント泊)

2日目
6:30 ―(1:45)―> 8:15 本間の頭(30休憩)
8:45 ―(0:35)―> 9:20 円山木の頭(5休憩)
9:25 ―(0:35)―> 10:00 太礼の頭(10休憩)
10:10 ―(1:40)―> 11:50 丹沢山(30休憩)
12:20 ―(1:10)―> 13:30 塔ノ岳(30休憩)
14:00 ―(0:15)―> 14:15 花立山荘(10休憩)
14:25 ―(0:45)―> 15:10 堀山の家
15:10 ―(0:30)―> 15:40 駒止茶屋
15:40 ―(0:45)―> 16:25 見晴茶屋
16:25 ―(1:00)―> 17:25 大倉
                     以  上

コメント(9)

ご無事の帰宅、お疲れ様でした、お帰りなさい。
大変な山行でしたねイベント

登山靴バス停までもってラッキーでした。
帰ったら直ぐに直しましょう。
こんばんわ、アナログおばさん 優しい言葉ありがとうございます。
まあ、いろいろありましたが当初の予定通り(当初は、蛭が岳ピストンの欲もありましたが・・あせあせ)のコースを歩けて、本人としては大変満足しています。
懲りずに次の山行きの計画なんか立てようかななんて思っています。
登山靴ですが、今日陰干ししていたのを確認したらつま先もかかとも完全に剥がれていました。
今日寄った登山靴を置いているお店の店員さんが言っていましたが、熱による熱酸化劣化、光による光酸化劣化、酸・アルカリによる加水分解が主な劣化ということです。
昔ながらの重たい登山靴と違い、スニーカーと同じようにウレタン系の靴底を接着剤で着けているため大体3年程度が寿命のようです。
その分本格的な登山靴の半分くらいの価格になっているそうです。
もう2足登山靴がありますので、愛着はありますが思い切って廃棄してしまうつもりです。よくがんばってくれたと思います。
starfox 様

>よくがんばってくれたと思います。

ここまで履き込んでもらえたら靴も本望でしょうね。


>昔ながらの重たい登山靴と違い、スニーカーと同じようにウレタン系の靴底を接着剤で着けているため大体3年程度が寿命のようです。

3年しかもたないのですか?
自分が持っているのは昔ながらの重たい子なのですが、体力が無くなってくると辛いので買い換えようと思っていました。
履き潰すほど登ってもいないので、重い子も冬山用に取っておく事にします(滅多に行きませんが)
starfox 様のお話、靴を選ぶ時の参考にさせて頂きます。
ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)
アナログおばさん 様
そうですね、登山靴はウエア共に重要なグッズですから購入時はしつこい位に良く聞いてから信頼できそうな店員にアドバイスしてもらう方がいいですね。
いずれに二しても安いものではないのですから。

キタキツネ 様
書込みありがとうございます。
私も西野々−蛭ヶ岳−大倉のコースも山行候補でしたが、入山のアクセスが難しいのとロングコースのため、次点にまわしました。
東海道自然道最高点のあるこのコースもいつかはトライしたいと思います。
しかし、ポカリがシャーベット状態とは、恐ろしいですね。
私も冬の雲取で素手でテントを設営している時にテントのポ−ルが手のひらに張り付いて、薄皮を剥がしたことを思い出しました。
自然は、心地よい点もありますが、恐ろしいところもありますね。
オコ 様 こんにちわ
尊仏山荘の管理人が言ってましたが、山ビルは、炭酸ガスに反応して動き出すそうです。
それまでは、土の中や木の上でじっと動かないため、天敵の鳥も気づかない為繁殖が進んでいると言ってました。
そう言えば、登山靴をテントの外に置いていてもヒルが付いてきませんでした。
なんと1匹が70匹に増えるそうです。
見つけたらみんなの幸せの為リリースせず処分しましょう。
でも一番悪いのはヒルの餌となる人間が多く入ってくるからと感慨深い一言を言ってましたよ。
山ビル続報です。
今日、台風一過の晴天になったので山行時に湿ったものを洗って 干しているときでした。
うっかり泥除けに使っていたスパッツを帰ってきたときのまま ビニールに入れていたようです。
早速、洗って干そうとしたら3匹ほど山ビルが張り付いていました。
あれから1週間ビニールの中に閉じ込められていたはずなのに 活き活きとウネウネしています。げっそり

スパッツから引き離し、日に焼けたアスファルトの上で踏み潰しましたが、輪ゴムのようにねじれるだけで致命傷は与えていないように見えました。
確かに全く動く気配はないので、このままにしておけば、天日にさらされて絶命するだろうと思いそのままにしておきました。 あせあせ(飛び散る汗)

しばらくして、テント等も乾き取り込む時に山ビルの様子を見に行きましたが、その姿はなくなっていました。かたつむり

この地域に山ビルが繁殖したら、それは私の所為です。
どうもすみませんでした。 チャペル

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