癌、私は死ぬまで生きる、コミュの死ぬことは

がん日記書いてから頂いたメッセで
なんとなく気になってたんで。

私ね、
「死ぬのは怖い？」
と聞かれたら、いいえ、と答えます。

死ぬことが怖かったのは、
もうずっとずっと前。
それこそ、小学生とか、中学生とか。

今は、遺してしまう人があることが怖い。

って、母親なんだけど。
うん、色恋じゃなくて私が非常に残念なんだけど。

私さ、自分が死んだ後に
母親に向かって
「悲しまないで、何で死んだと嘆かないで、
　死者が迷ってしまうから、笑ってありがとうって言って」
なんて誰かが言いやがったら

本気でタマ殺りに行く。
冗談じゃねぇ。

また、
神さまという人がいて、
死んだ私を勝手にどっかに連れて行って
これが幸せなのだよーとか言うんなら、

冗談じゃねぇ余計な世話だ馬鹿野郎。
そんな幸せなんぞいらん。

本気でそう思うんだわ。

私今な、
亡くなったお子さんの親御さんが、
いつまでも死んだと認めることが出来ない
その気持ちを、実感できるんだわ。

親は子供を殺せない。
殺せないんだ。どうしても。

死んだのだと思うことは、
死んだのだと思い込もうとすることは、
何度も何度もその体に刃物を刺して
殺そうとすることに似てるんだよ。

お前は死んだんだ
お前は死んだんだ

ってさ。

それがどれ程の苦痛を伴うことか。
それがどれほど残酷なことか。

自然に「ありがとう」と思えることが出来るのは
それはとても幸せなことで、良い事だと思う。
時間がオブラートをかけてくれることもあるだろう。

ただ、私の母親は
私を殺すことが出来ない人だから、
自分が楽になることを取れない人だから、

だからこそ思う。

何が何でもぜってー消えねぇ。

もし死んだとしても、
どっかに連れて行かれたりなんかしねぇ。

絶対、そこにいる。隣にいる。見える姿でいる。
もう、大丈夫だと、幸せになったよと言われるまで。
そこにいる。

最後の最後、
母親を迎えに行くのは私でありたい。
ありがとうを言うのは、親ではなく私でありたい。
無理やり「ありがとう」なんて言われんのは真っ平ごめん。

親はありがとうなんて言わなくて良い。
嘆いてていい、泣いてていい。
忘れないでいい、
私をずっと生かしてて。ずっと育ててて。

それはおかしいと言われても、違うと言われても、
中２病だろうがなんだろうが、
私はそれで良いと思う。

こんなんだから、
死ぬのが怖いと思うヒマって、実はないんですよ(笑)

もうずっと喧嘩上等気味(笑)←待て