一時音楽活動を休止し、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校に学び音楽の学士資格を習得した後、アンディの名を世界中に知らしめられた、1980年代前半を代表するロックバンドであるポリスにギタリストとして参加する事になる。彼のギター演奏は、ヒット曲「Message in a Bottle」、「Don't Stand So Close to Me」、「Every Breath You Take」などにおいて顕著なように、ポリスの音楽的特徴を形づくるものとなった。しかしながら、1980年のグラミー賞最優秀ロック器楽賞を受賞した器楽曲「Behind My Camel」を除けば、彼が書いた「Omegaman」や「Mother」といった曲の評判はあまり芳しくない。
ポリス解散後は、ソロアルバムの製作やジョン・エサリッジ、ハービー・ハンコック、トニー・レヴィン、ジンジャー・ベイカー、スティングなど多くのミュージシャンたちのアルバム録音に参加する。また、ギター教本のビデオに出演した経歴もある。さらに、『Down and Out in Beverly Hills』や『バーニーズ あぶない!?ウィークエンド(Weekend at Bernie's)』のようなコメディ映画の音楽を担当したり、デニス・ミラーの深夜トーク番組ではテーマ曲の作曲や演奏も手がけたりもしている。2003年3月には、ポリスがアメリカクリーブランド市のロックの殿堂入りした事を機にスティング、スチュワート・コープランドと一度バンドを再結成した。彼自身は現在、年に数回程度ジャズクラブなどでステージでの演奏を披露している。
音楽の他に、アンディは文筆家・写真家としても活動している。Chronicle Books出版のラルフ・ギブソンとの共著『Light Strings: Impressions of the Guitar』ではギターにまつわる数々の文章を執筆する。また、TVシリーズの「ザ・ヒッチハイカー」やコメディー「アナザー・ユー」にゲスト俳優として出演した事もある。
* 1965年 - It Should Have Been Me/ズート・マネー&ビッグ・ロール・バンド * 1966年 - ZOOT!/ズート・マネー&ビッグ・ロール・バンド * 1968年 - Transition/ズート・マネー&ビッグ・ロール・バンド * 1969年 - Love Is/エリック・バードン&ジ・アニマルズ * 1973年 - Eric Burdon And The Animals/エリック・バードン&ジ・アニマルズ * 1975年 - Matching Head And Feet/ケヴィン・コイン * 1976年 - In Living Black And White/ケヴィン・コイン * 1976年 - Heartburn/ケヴィン・コイン
[編集] ポリス
ポリス参照の事。
[編集] ソロ
* 1982年 心象現象 - I Advance Masked – ロバート・フリップとの共演 * 1984年 擬制の映像 - Bewitched - ロバート・フリップとの共演 * 1987年 XYZ - XYZ * 1988年 ミステリアス・バリケード - Mysterious Barricades * 1989年 ザ・ゴールデン・ワイヤー - The Golden Wire * 1990年 チャーミング・スネイクス - Charming Snakes * 1991年 ワールド・ゴーン・ストレンジ - World Gone Strange * 1993年 ギターネス - Invisible Threads – ジョン・エサリッジとの共演 * 1995年 シャナエセッシア - Synaesthesia * 1997年 ザ・ラスト・ダンス・オブ・ミスター・X - The Last Dance of Mr. X * 1998年 レトロスペクティヴ(ベスト版) - A Windham Hill Retrospective * 1998年 ストリングス・オブ・デザイア - Strings of Desire – ビクター・ビグリオーネとの共演。 * 1999年 グリーン・チムニーズ〜モンク・ソング- Green Chimneys: The Music of Thelonious Monk – セロニアス・モンク作品をカバー。 * 2000年 ペギーズ・ブルー・スカイ- Peggy's Blue Skylight – チャールス・ミンガスの作品をカバー。 * 2003年 アース・アンド・スカイ - Earth + Sky – 器楽曲集。 * 2003年 X TRACKS ベスト・オブ・アンディ・サマーズ- The X Tracks - 1997年から2002年にかけてのベスト作品集。 * 2005年 - Splendid Brasil -ヴィクター・ビグリオーネとの共演。
[編集] 主なセッション参加アルバム
* 1967年 Tim Rose/ティム・ローズ * 1975年 The Musician/ティム・ローズ * 1975年 Back To The Night/ジョーン・アーマトレイディング * 1976年 スペインの哀愁 - Sarabande/ジョン・ロード * 1976年 Odyssey/David Benford * 1976年 OUT/アンソニー・ムーア * 1977年 Trance Formaiton/エバハルト・シェーナー * 1978年 Video-Magic/Eberhard Schoener * 1978年 Flashback/Eberhard Schoener * 1983年 ハロー、ビッグ・マン - Hello Big Man/カーリー・サイモン * 1989年 Stiletto/マイケル・シェリーヴ * 1991年 House Of Hope/トニ・チャイルズ * 1992年 カプリ - Capri/パウロ・ルスティケリ * 1995年 Opus 1/Pan African Orchestra * 1986年 創世記/Eberhard Schoener Sting Andy Summer * 1996年 Twan!: A Tribute to Hank Marvin & the Shadows 「Stingray」 * 1997年 Chariot Rising/Dantalion's Chariot * 1997年 Audio Book/カート・コバーン * 1987年 ナッシング・ライク・ザ・サン - Nothing Like the Sun/スティング * 1998年 Blue Thunder/Juicy Lucy * 1998年 グレッグ・ビソネット - Gregg Bissonette /グレッグ・ビソネット * 1998年 Too Old To Die Young/Kevin Ayers * 2000年 As Long As You're Living Yours : The Music Of Keith Jarrett * 2001年 Nylon & Steel/A.S.& Manuel Barrueco * 2003年 Guitar Harvest Vol.1 * 2004年 Expressions In Jazz Major http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA