1979年にはアルバム『白いレガッタ』に収録された「孤独のメッセージ」 (Message in a bottle)が大ヒットする。その後も「高校教師」 (Don't Stand So Close to Me:1980年)、「マジック」 (Every Little Thing She Does Is Magic:1981年)など、順調にヒット曲を重ねる。
* 1980年 o 2月14日・15日 中野サンプラザ o 17日 渋谷公会堂 o 18日 愛知県勤労会館 o 19日 大阪フェスティバルホール o 2月20日 京都大学西部講堂
* 1981年 o 1月25日 名古屋市公会堂 o 1月26日・27日 大阪フェスティバルホール o 1月29日 京都会館第1ホール o 1月30日 倉敷市民会館 o 1月31日 福岡市九電記念体育館 o 2月2日 日本武道館 o 2月4日 札幌厚生年金会館 o 2月6日 宇都宮市文化会館 o 2月7日 仙台電力ホール
* 1983年 o 4月17日・18日 日本武道館
日程の告示がされたが、チケット発売前に中止
* 2007年春 o スチュアート・コープランドが映画『インサイド・アウト』をプロモーションするため来日(その一環でパンクスプリングにDJとして出演)
The Police (ざ・ぽりす) [ザ・ポリス] 人類最強のロック・トライアングル、ポリス。商業的な色合いの濃い80年代ミュージック・シーンにおいて、“真摯な音楽的探求”と“世界規模での成功”を同時にやってのけた、非常に類稀なグループである。その圧倒的な演奏技術/音楽的素養をもってして、スリリングに挑発しあうバンド・アンサンブルは何ものにも代えがたい崇高なる輝きを放つ。アンディ・サマーズのギターは奇想天外でありながらも独特のポップ性を放ち、スティングによるジャズ・スケールを多用したベース・ラインは強烈なフックを宿していた。そして、スチュワート・コープランドの緩急自在かつ“うた心”あふれるドラム・ワーク……。それらは紛れもなくロック史のハイライトと言えるだろう。 78年、レゲエのエレメントをふんだんに取り込んだ異色ナンバー「ロクサーヌ」でデビュー。当時の彼らは一介のパンク/ニューウェイヴ・バンドとして認知されていたようだ。しかし翌79 年に「Message In The Bottle(邦題:孤独のメッセージ)」、2ndアルバム『Reggatta De Blanc(邦題:白いレガッタ)』がビッグ・ヒットを記録、急速に人気/評価を飛躍させていく。以降、発表するシングル/アルバムがことごとく全世界的なセールスを挙げ、メガ・ロック・バンドの仲間入りを果たす。その後、わずか6年間の活動のなかで次々と栄冠に輝いた。数多のカヴァーでも知られる名曲「見つめていたい」を含む5thアルバム『シンクロニシティ』(83年)を発表後、人気絶頂のなか活動を停止。メンバーはそれぞれのキャリアを歩んでいくことになる。 アンディーはロバート・フリップ(キング・クリムゾン)とのユニットや、ハービー・ハンコック、トニー・レヴィンらのアルバム録音に参加。スチュワートはスタンリー・クラークらとアニマル・ロジックを結成し、2枚のアルバムをリリースしているほか、数々の映画音楽でも知られている。そしてスティングの活躍はご存知の通り。ソロ・アーティストとして、いまだ全く衰えない人気を誇っている。 そんな三者三様の活動を続けている彼らは活動休止後、スティングの結婚式(92年)とロックの殿堂入りの式典(03年)の2回、サプライズ的に同じステージに立っている。 そして07年、グラミー賞の授賞式でアグレッシヴなパフォーマンスを披露。その後の記者会見で本格的な活動再開、そしてワールド・ツアーの開催を発表した。