ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

志縁の環〜学生支援を考える会〜コミュの障害学生支援フォーラム2009 感想文

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ども。白水です。

2月21日に名古屋で行われた「障害学生支援フォーラム2009」の感想文用トピックです。

志縁の環の中でフォーラムにいけたのは一部の人ですが、感想文をアップして話し合ったりして、
問題意識とかそういうのを共有しましょう♪

フォーラムは以下の構成になっていました。


(1)第1部(講演)

(2)第2部(テーマ別交流会)

(3)第3部(パネルディスカッション)

(4)交流会

この中から一つ、もしくは全体を通しての感想などを載せてみてください。
参加できなかった人たちも、感想文を読んでの感想や意見を載せてもらえると、活発になっていいんじゃないかと思います。


では、よろしくお願いします。

コメント(9)

しんぺーです〜

フォーラム本番にはいけなかったけども、交流会ではガッツリ楽しんできましたよ〜
ということで交流会についてのレポというか報告です。
なお、二次会、三次会も含めております。

(4)交流会

僕が交流したのは主に4,5人の日福の二回生の人や東京の学生であり、うち2人は聴覚障害、サポートスタッフたちでした。

一次会ではまぁフォーラムお疲れ様〜ってことで、
フォーラムの話はしませんでしたが、雑談しつつも、
いろんな手話を教えあったりしました。
例えばジンジャーエールの手話は「神社」と「得る」で表現、
カルピスは「軽い」と「ピース」で表現、といった、
改めて面白いなぁと思うものまで教えてもらいました。
また、途中で、店員のおねーさんも巻き込んで、ちょっとした手話講座を開いたりもしましたね。

あとはとりとめもない恋愛話などにも花を咲かせましたよ。


二次会においては、僕と清水くんとの関係(まぁ視覚と聴覚の持ちつ持たれつの関係)、について話したことがよく記憶に残っています。
というか、僕のほうのテーブルではそれしか話しなかったような気もするけどもw


だけど、三次会には日福の聴覚障害者と視覚障害者の人も来ていましたが、
その二人を見ていると、まるで僕と清水くんがもう一組そこにあるような気がしました。


ではでは、参加した人たち、フォーラム本番のレポートもお願いしますね〜
先日はお疲れ様でした。個人的にすごく濃い2日間でした。名古屋観光では、皆さんのいろいろな面も見れてすごく楽しかったです(笑)。このような企画がまたあれば、観光も兼ねて皆さんと行きたいなって思いました。一緒に観光してくださった方々、ありがとうございました。

また、とまさん、トピック立ててくださってありがとうございます★
そして、しんぺーさん、最初に書き込んでくださり、ありがとうございます!個人的にバタバタしなければ、交流会へ参加したかったなって改めて感じました。

さて、以下が感想です。

(3)第3部(パネルディスカッション)
第3部は「よりよい障害学生支援に向けて 〜障害学生・教員・支援者のよりよい関係と関わり方〜」というテーマに沿ってディスカッションは進んだ。
このディスカッションのパネリストに内部障害の方がいらっしゃったことで、今までの目に見える障害者(一般的に言われる「目に見える障害者」に含まれない聴覚障害者はもこの文章では含む。)ではない立場からの障害学生支援への視点は非常に興味深かった。内部障害のように「見えない障害」については、私自身感じることもあり、パネリストの方の気持ちを非常に理解できた。ただ、そのお話を聞いていて思ったのが、自分自身の困難な場面への理由づけをすべて「障害者だから。」にしてはいけない、ということだ。それは、悪循環となり、障害者である自身を受容することができない。障害者である自分を受容することは、非常に難しく、かつ辛いことであるのは言うまでもない。また、困難な状況の原因は、他者と異なる私だから起こることなのか、また「障害者だから」と本当に言えることなのか。ここを見極めることは簡単なことではないと思う。だが、(臨床哲学、倫理学で有名な鷲田清一氏のお言葉でもあるが、)他者との関わりを通じて「自分」を見つめ直すことが解決の糸口になるのではないだろうか。結局、それは人間は社会的動物であるという所以に繋がるのだろう。
また、会場から「社会が求めている障害者像が辛い」という話が出てきた。そのような像は、たとえば「頑張っている障害者像」、「涙をくれる障害者像」などだったように思う。そして、そもそも、その障害者像という言葉も障害者を個別的に捉えていなく、社会からの一方的な押し付けだ、という言及もあったことも付け加えておく。この話から、ろう社会で著名な方が、昭和40年代の全国ろうあ青年研究討論会で「ろうあ者にとって一番大切なのは、聞こえる人から可愛がられるようになることである。」とおっしゃっていたことを思い出した。障害者福祉は進みつつあるが、社会の障害者観は変わっていないのだろうか。また、障害者という枠組みでは、個人として見られる際の壁になるだろうと思う。そして、一方的な押し付けである障害者像は、結局は健常者優位の社会を映しだしているにすぎない。結局、これらは私に何ができるのか、という問いに繋がり、それに対する答えは見つけられず、もどかしい気持ちばかり蓄積されてしまうというサイクルになってしまうが。
最後に、第3部以外にも全体的に考えさせられるものばかりで、また活発な意見交換もあり、すごく刺激的な1日だった。そして、すごくほくほくした温かい気持ちになったのも確かである。

サポ−トフォーラムからもう大分時間がたってしまったので、
記憶が曖昧な点がありますが、少しだけでも感想をかいてみます。

 フォーラムではテーマ別交流会が印象に残ってます。僕は結局あまり発言できなかったのですが、聴覚障害をもつ人と視覚障害をもつ人の有意義な話を聞くことができました。具体的には、英語の授業でリスニングがあるのだが、聴覚障害があるので授業内容を理解することができない。担当の講師から単位はあげるよ、とは言われても手話通訳を付けるなど授業に参加させてほしいということ。僕は大学の授業なんて単位が取れればいいじゃないか、と思っていたが授業に参加したくても、思うように参加できないというのはつらいことだと感じた。単位どうこうよりもみんなと同じことをしたい、というのは切実なのだなと思った。

 あと、視覚障害の人はオペラの授業で通訳をしてくれなかったことを残念がっていました。大学側に目が見えない人にも配慮をしてほしいと申し入れたそうですが、また後日友人にでも頼んでフォローしてもらえば、みたいなことを言われたそうです。僕はその時おもわず残念のため息が出てしまいました。頼んでも実現しないのはつらいですね。また、その方は大学がハード面でも配慮が足りないと言ってました。構内に階段がたくさんあって、移動しにくいらしいです。小規模な大学だとどうしてもフォローが少なくなってしまうのでしょうか。

 その場では、ハード面とソフト面両方が大切だ、という話になりました。ひとが援助するという、ソフト面と施設を充実させるというハード面は切っても切れるものではなく、学生たちが障がい者に対しる配慮の気持ちを持てば、自ずからハード面は充実されていくだろう、との結論に達しました。日ごろ障がい者が感じてる不便はより多くの人が声をあげて改善を求めていくことが重要だと思いました。

 話は変わって当日はフォーラムの後居酒屋で交流会がありました。そこでは片言ですが、聴覚障害を持つ人と手話を使って話すことができ、とても充実した気分になりました。伝えようという気持ちがあれば正確でない手話でも伝わるものなんですね。

 いま思い出せるのはそのぐらいでしょうか。とにかく今回の名古屋旅行はいろいろな人と話せてとても刺激になったし、楽しかったですね。水族館でかわいい動物たちと会えたし。ヤシよりも高い建物にも登って海のムコウも見えたし。今回のフォーラムに誘ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。それでは、グッドイブニングです。
                            
                        
ども。しろうずです。

 僕も先日行われた障害学生支援フォーラムに行ってきました。
 全体を通してとてもいい内容だったと思うんですが、せっかくなので僕しか参加しなかったテーマのディスカッションの内容を中心にまとめたいと思います。

 僕が参加したディスカッションのテーマは「障害学生支援の理念と運営」って感じでした。
 このテーマを選んだのは、制度側の運営よりもスタッフや利用学生側で何か、組織的なつながりがあったりしないかなと思ったからです。そういう先例があったら志縁の環としては勉強させてもらいたいと思ったので。

 実際、日本福祉大学には、学生スタッフという名の、学生側の組織があるそうです。しかし、日本福祉大学という大学の特性上、スタッフと利用学生のバランスがかなり厳しい事になっているようで、スタッフ側の人手不足等の理由で派遣依頼を断る事もあるらしいです。スタッフは多いけど横のつながりがまだまだ薄い同志社大学の学生支援制度との違いを考えると、各大学の性質によって問題点は変わってくるようですね。

 そんな各大学の抱える問題から共通点を抽出すると、

・ スタッフの学科などが偏っている / 足りない
・ まだ理解のない教員や学生がいる

という2点が挙げられます。

 理解のない教員や学生に対する啓蒙活動(?) ももちろん重要だと思いますが、今回はより切実なスタッフの問題に焦点が当てられました。

 議論の中では、「何がスタッフを増やすきっかけとなるのか」が話題の中心となりました。そのなかで、まず「制度をかため、講習を行い、かつそれを積極的に広報する」ことが、スタッフを増やす要因となりうるのかということに関して話し合われましたが、これに関しては各大学とも、それほどの効果はないという見方で一致しました。特に印象的だったのは学芸大の、謝礼額を上げたにもかかわらずスタッフの増加にはなんら影響しなかったという事例です。このことと、普段の実感から、おそらく謝礼はスタッフを繋ぎとめておく効果はあっても新規スタッフを獲得する効果は持たないと考えられます。

 では、何がきっかけでスタッフは増えるのでしょうか。この答えは、やはり多くの事例があるため「口コミ」ではないか、という意見が主なものでした。僕自身、ギタークラブにスタッフが数人いたことからスタッフを始めていますし、午前中の講演をされた井上さんも、友達に誘われたことがきっかけになっていたそうです。

 また「口コミ」に関して、別のおもしろい事例がありました。日本福祉大学のあるPC通訳サークルは日々PC通訳の腕を磨いているのですが、大学からの依頼に応じて利用学生の通訳をする以外は、まったく利用学生との交流がないそうです。その話を紹介してくれたサークルの会長さんは、「知人つながりの口コミでPC通訳を始めたわけではないので、人間関係が生まれないのではないか」と分析していました。こういった人間関係の面から見ても、スタッフの勧誘に際して「口コミ」は重要な手段といえるのではないでしょうか。

 そこで重要になってくるのがスタッフを勧誘し、良い人間関係を築くきっかけとなる「口コミ」をどのように生かすかということですが、今回の議論では時間的にそこまで言及する事はできませんでした。


 議論はできませんでしたが、そこで感じた僕自身の口コミに関する意見をおまけしときたいと思います。あくまで個人的な意見ですが、障害学生支援制度に関する口コミ情報が広まるためには、その土壌となる「障害学生支援に対する理解(ここでは、障害学生支援を知っていて、嫌悪感などのネガティブなイメージを抱いていない状態を指す)」を充分なものにしておく必要があると思います。

 現状では、一部の「障害学生支援に対する理解があり、興味を持っている人」だけがスタッフになってることからスタッフの不足や偏りが発生していると考えられるので。そう考えると、もう一つの問題点として挙げられた「まだ理解のない教員や学生がいる」と同等に捉えることができるのではないでしょうか。
 どちらも障害学生支援に対する理解を広めるための啓蒙活動によって改善できるのではないか、という考え方もできると思います。

「一にも二にも理解と周知」っていうと、新鮮味がなく解決策として少し弱い気もしますが、今回の議論とそこであがったいくつかの事例からも、その基本を守り続けていくのがベターなんじゃないかと僕は考えます。


次に続きます。
長くなってすいません。続きです。 

 最後に、このテーマに関する全体的な感想は以下のような感じです。

 それぞれの大学固有の問題点、また共通する問題点などを洗い出す事ができたのは非常に面白い経験になったと思います。フォーラムに参加したのは各地域での障害学生支援をリードする大学ばかりでしたが、それぞれの現状を比較すると同志社大学の障害学生支援制度は、

?スタッフと利用学生の量的バランス
?大学側が仕切っている派遣制度※

の二つの点で他に勝るものを持っていると感じました。

 理想的な障害学生支援から見るとまだまだ不備のある部分が挙げられる同志社大学の障害学生支援制度ですが、これらの優れた点を活かし、かつ他大学に学ぶべきところは学び、これからの日本の障害学生支援をリードしていくという自覚を持つべきではないでしょうか。

(※サークルが大学から依頼を受けて派遣するものと比較して、大学側が一元管理しているほうが、安定感がある印象を受けました)



最後に、上のまとめでは扱えなかったけど興味深かったテーマについて、ざっと書いておきます。

? NT、PC通訳の派遣が有償なのはどう思うか?

スタッフ
・ 抵抗がある
・ モチベーションを保つために(活動が形になるという点で)は悪くない

利用学生

・ 友達なのにお金が関わってしまうことへの抵抗と、いつもやってもらうばかりで自分はあげられない辛さとの間で揺れてる
・ お金なしだと気を使う。安定したサポートを受けるためには有償のほうがいい。


? 学生がスタッフになるのはよいことなのか
・ 本人が大学からサービスを受ける側にもかかわらず、その学生に頼らざるを得ない不安定な制度は、大学が提供する制度としてよいといえるのだろうか

・ 高度に専門的なので、外部委託は難しい
・ 学生スタッフにとっても良い経験の場になっている


これらのテーマについても(もう既に議論し尽くされている感はありますが、)意見交換をしてみたいですね♪


以上です。失礼します。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

志縁の環〜学生支援を考える会〜 更新情報

志縁の環〜学生支援を考える会〜のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング