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アイドル・ライナーノート(gay)コミュのアマリリス

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1987年発売。渡辺美奈代5枚目のシングル。トピックのタイトルは「アマリリス」だが、ここでは「アマリリス」〜「両手いっぱいのメモリー」までの3枚のシングルをまとめてひとつの「作品群」としてレビューさせていただく。秋元康・後藤次利の「おニャン子コンビ」が担当した1st〜4thシングルと8thシングルからの鈴木慶一プロデュース作品に挟まれた「空白の時」の3枚のシングル。ただ、この時期はちょうどおニャン子クラブ解散の時と重なり、これからの渡辺美奈代の方向性についていろんな試行錯誤を試みる重要な時期だったと言える。そしてひとつの結論として出たのが「ちょっとFall in love」から始まる鈴木慶一プロデュースによる「新生・渡辺美奈代」路線である。一部のスタッフやファンの間では大ブーイングが巻き起こったが、結果としては成功を収める。事実、この時期にリリースされた一連の鈴木慶一作品を絶賛するコラムや批評はたくさんあったし今でもその評価はさして変わらない。私も、この選択はきっと正しかったのだろうと思う。…しかしそう思えば思う程、この「空白の」3枚のシングルがもっとクローズアップされて然るべきだろう。これらのシングルは、リリックの内容と美奈代の実年齢がほぼシンクロして「美奈代と僕たちの等身大の歌」となって聴き手側に届いた。彼女と同じ気持ちを共有できた、この素敵な時間。思春期の女の子の性に対する戸惑いや憧れを美しいメロディーに乗せて歌った「アマリリス」、反抗期の女の子の気持ちを可愛く歌った「ガールズ オン ザ ルーフ」、思春期の終わりを切ないリリックとメロディーで歌い上げた「両手いっぱいのメモリー」…どれもこの時期でなければ、しかもこの時期の「渡辺美奈代」でなければ歌えなかった珠玉の名曲群である。今でもこれらの曲を聴くと、あの頃の青春時代が蘇る。涙がでるほど切ない思いと一緒に。…「地図にない 坂道を走り あなたは今 どこですか?」(両手いっぱいのメモリー)…眩しかったあの頃を経て、あなたは今、何処にいますか?

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