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(空気の支配を)「ないこと」にしても、「ある」ものは「ある」のだから、「ないこと」にすれば逆にあらゆる歯止めがなくなり、そのため傍若無人に猛威を振い出し、空気の支配を決定的にして、ついに、一民族を破滅の淵まで追い込んでしまった。
戦艦大和の出撃などは、"空気"決定のほんの一例にすぎず、太平洋戦争そのものが、否、その前の日華事変の発端と対処の仕方が、すべて"空気"決定なのである。

(山本七平「空気の研究」)


以下の引用文献:
「日本の戦争」田原総一朗
「空気と戦争」猪瀬直樹
(元本「日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦」)

いずれも二次文献です。
一次文献にあたることは、今の僕の能力を超えます。
(一次文献を示すことは、ある程度できます)
よくわからないところなどがあったら、ご指摘下さい。
できる範囲で対処します。
「歴史は良く分からないので、全体の流れが全然分からなかった」
と言われる結果になるのが一番まずいので。

コメント(5)

1940年7月27日@大本営政府連絡会議
「南方問題解決」のために「武力を行使することあり」
「武力行使にあたりては、戦争相手を極力英国のみに局限するに努める」が、「対米開戦はこれを避け得ざることあり」
(「世界情勢の推移に伴う時局処理要綱」)

*「軍部を含めて、少なくともこのときは、アメリカと戦争する気持ちなど全くなかったはず」
坂野潤治(千葉大学)

9月27日:日独伊三国同盟成立

9月22日:北部仏印進駐

9月28日:米、屑鉄対日全面禁輸

10月1日:駐日アメリカ大使グルー
「同盟の主な目的がアメリカを目標にしていることは明らか」
(この時点で、英米の仮想敵に)
1941年6月22日:独ソ戦争開始

7月25日:南部仏印進駐。米、対日資産凍結
8月1日:米、対日石油全面禁輸

7月31日
(陸海軍の主戦論に対して)「それは、つまり捨て鉢の戦争で、危険極まりない」昭和天皇

8月30日
陸海軍による「帝国国策遂行要領」
三.外交交渉に伴い10月上旬頃に至るもなおわが要求を貫徹し得る目途なき場合においては、直ちに対米開戦を決意す。

9月3日@大本営・政府連絡会議
「連絡会議で決定したことなので、いまさら変更は困難だ。日米交渉を極力努力するしかない」
木戸内大臣に対し、近衛文麿首相

9月6日御前会議:「帝国国策遂行要領」の決定
「議案を読むと、まるで戦争が主で外交が従であるかのようだ」
原嘉道枢密院議長
「戦争の準備と外交はどちらも全力をつくすのであり、戦争についてはあらためて廟議で允裁を仰ぐべき」
及川古志郎海相
「朕は常にこの御製を拝誦して大帝の平和愛好の精神を紹述せんと努めている」昭和天皇
「統帥部に対するお咎めは恐懼にたえません」永野修身統帥部長

御前会議の後、天皇はきわめて不機嫌で、木戸を呼び、統帥部に外交工作に協力させよと求めた。
近衛首相「それはありがたい。日米交渉がやりやすい」
9月25日@官邸、大本営・政府連絡会議後
「両総長の要望(対米開戦の早期決断)は変更できないのか」
近衛首相
「あれは御前会議で議定された『帝国国策遂行要領』に即した発言であって、いまさらの変更はあり得ない」
東条英機陸相(当時)

10月1日@近衛私邸
「(絶対避戦主義のためには)アメリカ案を鵜呑みにするだけの覚悟が必要です。
総理がその覚悟を決めて邁進されるのならば、海軍は十分援助するし、結局陸軍もついて来るでしょう」
及川海相

10月7日@近衛私邸
近衛首相
「原則は(中国)撤兵で、資源保護などの名目で若干駐兵する、という実をとるやり方はどうか」
東条陸相
「陸軍としては撤兵は絶対に認められない」
近衛首相
「(『要領』の)『直ちに』は、いま一度検討する必要がある」
東条陸相
「何のための検討か。
もし御前会議の決定を変更するとなると、ことは重大だ。
もしも決議事項に疑問ありとすれば、御前会議を輔弼した者の責任は重大である」


10月12日@近衛私邸
及川海相
「戦争するか否かは政治家・政府が決めることであり、総理に一任する」
:「避戦」を主張することで、今後の発言力(予算の請求など)で陸軍に差をつけられるのを恐れた(学習院大学井上寿一教授)

東条陸相
「交渉妥結の見込みはもはやない」
豊田貞次郎外相
「(シナの)駐兵問題で日本側が譲歩を考えれば、日米交渉の妥結の余地はある」
東条陸相
「駐兵は陸軍の問題であって絶対に譲れない」
豊田外相
「忌憚のない話をさせてもらうと、9月6日の御前会議の決定は軽率だったと思う」
東条陸相
「一体何をいうのか。
御前会議の決定を翻すとなると、輔弼の責任をどのようにかんがえているのか」
近衛首相
「率直にいって、戦争に勝つ自信はない。
もし戦争するなら自身のある人でおやりなさいといいたいな」
東条陸相
「これは意外だ。いまさら戦争に自信がないとは何ですか。
そんなことは、国策遂行要領を決定するときに論じる問題で、御前会議で決まったいまになっていうのは不謹慎きわまりない・・・・・・」

:東条の背後には陸軍の総意があり、そして東条の反対を押さえ込んで「交渉続行」を決めると、当然東条は陸相を辞め、陸軍が代わる陸相を出さず、近衛内閣は崩壊する。

10月14日@閣議
東条陸相
「日本人が厖大な血と生命で建設した東亜新秩序を崩壊させて小日本に戻すことは断じて許されない」
同じく東条陸相
「人間たまには、清水の舞台から目をつぶって飛び降りることも必要だ」
近衛首相
「個人としては、そういう場合も、一生に一度や二度はあるかもしれないが、
2600年の国体と一億の国民のことを考えてから、責任の地位にあるものとして、
そんなことはできることではない」

東条陸相
「どうも海軍は開戦の決心がついてないようだ。
本心は開戦を
嫌がっている」
(企画院総裁鈴木貞一に対し)
10月29日@陸海軍・企画院・商工省の事務レベル会議および、大本営・政府連絡会議
:鈴木企画院総裁が、インドネシア油田占領と陸軍船舶消費量の節約努力3年分を前提とした、資料を提出(参考文献のトピを参照)

10月31日
嶋田繁太郎海相
「ともかく、普通鋼材の70%を海軍にいただきたい。それが海軍の決断の前提になる(70%くれれば戦争に同意する)」
(東条"首相"に対して※)
※この時点では、首相は東条英機。開戦反対派として行動。

11月5日@御前会議
:新「帝国国策遂行要領」の決定
(11月30日中に、日米交渉が「成功」しなければ、対米戦争に突入)

12月1日@御前会議
:開戦決定
NHKスペシャル 「御前会議」 視聴感想.
http://www.tante2.com/gozenkaigi-d.htm

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