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末續日記コミュの第11回コラム「頑張ります。」

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長らくホームページの更新を出来なくてごめんね。
今日やっと落ち着いてパソコンに向かえたからね。
今日はコラムをと思います。


思えばオリンピックをって夢に抱いてから「何年経つかなー」
ってあんまし覚えてないくらいの月日がたってます。


そして気がつけば3回オリンピックに出てた。
その間には世界陸上があったり、アジア大会があったりetc
たくさん走ってきました。


その間必死でした。


そりゃもちろん楽しい事もあったし、辛い事もあり、惑わされる事
も迷う事もありました。
色々あったけど今一つの集大成としていた北京オリンピックが終わりました。


「どうだった?」って考えました。


見ての通り200m1次予選敗退で、出来る限りの事をして臨んだつもり
だったけどオリンピックは甘くはないです。
その後にリレーがあって正直「俺は戦えるのか」と恐ろしかったです。


丸腰で戦場に行くかのようでした。
でも不思議と心は前に出ていました。


僕はオリンピック初出場のシドニー大会は最年少でした。
先輩の伊東浩二さんや朝原さん、そして今は現役を引退されてる先輩達が
たくさんいました。
僕のその頃の陸上は身体の一部のようで苦しい事は何にもなかった。
でも先輩たちはみんな辛そうでした。


「何でだろう?」っと思ってました。


でもそれが気がついたら今の僕でした。
僕が見てきたり感じてきた人達はとにかく戦っていました。


どんな自分でも。


だから辛そうに見えたのかもしれません。
そしてそれを僕はそれを目の前で見てました。


だから戦えました。


そして多分その先輩たちよりももっと前の先輩も厳しい状況で戦って
いたんだろうと思ってました。


どんな自分であろうと。どんな時代でも。
集大成としてたオリンピックで最低の成績と最高の成績。
与えてくれたのは「成長」でした。


人は弱いです。先の見えない道を歩くの怖いです。
怖いから道に変化をつけてしまいます。
暗くて前が見えなくてもたどり着きたいと思えばまっすぐな道なのに。


パリで銅メダルをとった時僕はひょっとして満足していたのかもしれません。
そして知らず知らずのうちに道から逸れてあるはずの目標を見失っていたの
かもしれません。


でもこのオリンピックはまた僕の道をまっすぐにしてくれました。
日本短距離界を走ってきた日本人の歴史が教えてくれました。


「まっすぐ走れ」と。


まだ知らない事が多すぎるようです。とにかく走り続けます。
その先に歴史があると信じているし、今を走っている選手全員に陸上界の歴史から
託されているバトンがあるから。頑張ります。



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