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ビデオスタジオ使い倒し道場コミュのビデオランデブー:映像の現在(2008年1月)の思い出

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旧聞で申し訳ないのですが、どうしても書きたくて書くことにしました。

それは2008年1月に開催された大阪市主催の展覧会「ビデオランデブー:映像の現在」に印象です。

ipodやyoutubeなどディジタル技術や情報通信技術の進歩により、私たちの周りには、映像が大変な勢いで氾濫しています。

それだけに映像情報の読み解き方(映像表現の特徴)や上手な付き合いの仕方、そして映像(動画)による情報伝達を自らのものとして使いこなす必要に迫られています。

そこで大阪市は、2008年1月10日(木)〜1月20日(日)までの間、映像メディア・映像文化の発展・変化を踏まえ、映像の可能性を探る視点から以下の展覧会を開催したのでした。

今後も映像メディアの双方向化や、メディアの小型化など、映像文化のこれからを考えるというのが展示会の狙いです。会場は長堀通り沿いのビル13階にある、大阪市立近代美術館心斎橋展示室。

出展された主な作品は、岩淵拓郎や亀井文夫、谷川俊太郎や海外からは、ディーティ・ハレック、シャルロット・レウゾン、ヨハン・クリモンブレなどです。

小さいモニターテレビを何台もおいてヘッドホンで音声を聞くのですが
作品は、どれもアート系でビデオ表現のあり方を考えさせられるものばかりでした。

最新の作品もあれば谷川俊太郎さんの86年頃の作品もあり、約2時間半、たっぷりアート作品を楽しみました。

例えばリセロッテ・ワイスト(スウェーデン女性)が描いたSami nieida jojkと言う作品は、スウェーデン人の父親とサーミ人の母親との間に生れながらもサーミ語や文化から隔離されて都会で育ち、自らのアイデンテティを求めて、首都ストックホルムから北極圏のサーミランドに向かうロードムービーになっていて映像表現のみずみずしさに感動しました。

又、谷川俊太郎さんのsongs without waordsもごく私的な日常を景色の断片を当時の編集技術で淡々と描いていて、懐かしさの中にも先進性を改めて感じました。他に岩淵拓郎さんの
「HELP YOURSELF」 「SERVEZ VOUS」「ご自由にお取り下さい」は、純粋で簡潔であることが見事にすかされるように描かれていて大変驚きでした。

他に女性作家としては、豊嶋康子さんの「Origination 発生法」は、淡々と進む分数の計算問題を解くプロセスが撮影されていて、最初はなんだつまらないなと思いながらついつい中に入りこんでゆく快感が面白かったです。
ビデオ映像のもっと得意とするドキュメンタリー性、作者と見る人が同じ時間を共有する楽しさがありました。

谷川俊太郎さんと言えば、ネスカフェのCMにこんなのがありました。
大きな音量の音楽を使うでもなく、有名タレントが出ているわけもありません。

映像も極めてシンプル、そして編集も特別に凝った事をしているわけでもない。

youtube動画はこちら


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