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B'z/稲葉浩志=Koshi Inaba=コミュのWHAT's IN WEB B'z特集

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アルバム『ACTION』発売記念 B'z特集
結成20年目に突入したB'zが16thオリジナル・アルバム『ACTION』をリリース。
“格好つけてないで 必死な姿を晒すよ”と“ACTION=行動”で示す決意を込めた
1曲目「純情ACTION」から、最新シングル「SUPER LOVE SONG」や
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」主題歌の「永遠の翼」、
昨年のLIVE-GYMでエンディングSEとして流れ話題となったラスト曲「BUDDY」まで。
バラエティ豊かな17曲が並んだこの充実作を大特集!
異例のスランプに襲われたという制作秘話をふたりが語るインタビューと、
スポットCM&PV、アルバム全曲解説&試聴をお届けします。



1 ニュー・アルバム『ACTION』の制作秘話を松本&稲葉が語るインタビュー!


“光を求めて起こすアクション”というところで“ACTION”って響きがB'zっぽいかなと

――『ACTION』は17曲も入ってるんで、湯水のように出てきたのかと思いきや、まとまらない時期が長かったんですね……。

松本 ええ。でも結局、20数曲録りましたからねえ。それは途中でやり方を切り替えてからは、かなり調子よくいってたしね。で、だいたいいつもそうなんだけど、曲がたくさん出てくると余裕が出てくるから、“あ、こんなのもやりたいなあ”とかさ、そういうのがわりとスムーズになっていくよね。気持ちの問題だよね、何事もね、ホンットに。

――まさにそうですよね。でも、そんなこと初めてですよね。

松本 初めてです。

――でも面白いものですね、現場で作ってみてから(ダメだって)わかるのであって、作曲して、みんなで音を出す前から“これはダメなんじゃないか”とはなかなか思えないでしょうね。

松本 うん。だからいつもの感じでロス行って、シェーン・ガラースとショーン・ハーレイと4人でやればなんかしら形には絶対なるだろうというぐらいの感じで、曲も10曲ぐらい用意してるし、ぐらいな気持ちで行ったんだけど。ジャム・セッションやったのを夜に聴いて、稲葉が詞を書く気になれないっていうのは大問題ですよね。

――ピンとくるものがないってことですよね。

稲葉 なんかね、曲に対して必要なテーマが出てこないっていうか。そういうやり方でやってきたんでね、それが出なきゃ出ないんだな、っていうところで。ただホントにメロディのカケラがそこにちょっとあるだけで、そこからぶわーっと出来ることも当然あるし。だから1月のLAはいろんなことがもう(苦笑)、うまくいかないものたちだけが集まったみたいな感じだった(苦笑)。

松本 う〜ん、全部が、ちぐはぐだったんだよね。

稲葉 今から思えばね、すごく必要な時間だったんだと思いますけど。

――特に稲葉さんは音を聴いて、そこからなんらかの想像なり体験の断片なりを出してきて詞にするタイプですからね。

稲葉 B'zではそういうやり方でやってきましたからね。

――音がなんらかの言葉をすくい上げるというか、そんな感じですもんね。

稲葉 うん。

――それでプログラマーの寺地さんとやって、また違う軌道になったわけですよね。

松本 うん。もうロサンジェルスが嘘のようにスムーズにいってたよね。

――時期的なものだったのかもしれないですね。

松本 うん、かもしれない。

――例えば『MONSTER』のときみたいな、なんとなく“これはキーワードになるだろうな”っていうものはなかったんですか。

稲葉 なかったよね。

松本 『ACTION』っていうタイトルも、全部出来上がってからのものだし。

――じゃ、とりあえず曲を作ってくっていうことですね。

松本 うん、それをだから4ヵ月ぐらいやってたのかな。それで新しい曲がどんどん出来てったんで、ロサンジェルスでダメだった曲にもう1回手をつけ始めて、それがみんないい形になったよね、やり方変えてまた改めてやってから。例えば「SUPER LOVE SONG」なんかも、もっとテンポがゆっくりで、古くさ〜い感じの、それこそ70年代のロックみたいな曲だったんですよね。それをもうテンポを思いっきり上げて、ああいうリフをつけたりして雰囲気を全然変えたりとかね。

――ある種、作業中のムードだったのかもしれないですね。そういう雰囲気とかムードって大事じゃないですか。

松本 うん。まあ今となっては、ああいう時期もあってよかったのかなって感じですけどね。

――ちょっと若返るための時期とかね。

松本 うん。

――特に『ACTION』に収められてる曲は、フレッシュネスっていうのがひとつあると思うんですけどね、サウンド的にもプレイに関しても。言葉だってそうじゃないですか? 1曲目が「純情ACTION」ですからね。

稲葉 そうですね(笑)。

――稲葉さんだって何も音から汲み取るものがないのに“純情”とはつけないでしょ?

稲葉 ま、そうですね、音がキッカケなところがほとんどですからね。でもまぁテーマを最初に持ってはスタートしてないんですけど、書いてる途中で自分でも“これは光を求めてる”という姿勢が完全なテーマだな、ってわかったんで、いくつか作ってみて。それはもう頭の中にありましたね。“光”っていう言葉が歌詞にいっぱい出てきますけど、アルバム・タイトルでもいいかなと思ったんだけど、“光を求めて起こすアクション”というところでの“ACTION”っていう響きのほうが、B'zっぽいかなというところで、タイトルにはなったんですけど。

――なんとなくそういう曲たちを貫くものが見えてきたってことですよね。

稲葉 そうですね。で、光を求める気持ちっていうのは僕らの状況と非常にリンクしてたんで(笑)、そこでがむしゃらにやるしかないというところで。それが大なり小なりいろんなところで影響受けてるんじゃないですかね、曲も。そういう状況で作ってる曲だし、そういうにおいを嗅ぎとって言葉になってるんじゃないかなと思います。

――でもB'zを取り巻く環境は“漆黒の闇”でもなんでもないじゃないですか。

稲葉 それはそうなんですけど(笑)、今回に関しては。

――ダウナーになったところでね。

稲葉 外から見て“漆黒の闇”だったら結構ヤバいですけど(苦笑)、自分たちなりには、いかんともしがたい状況だったんで。“解散したい”とかそういうことじゃないですけど、制作するにおいて前に進めない状況になってたから。

松本 あれはツラいよね、なかなかね、当事者としては。まさに“漆黒の闇”だよ(笑)。

稲葉 はははは。

松本 僕ら表では、わりと青空に包まれて、みたいな感じで公表しているでしょ、ツアーでもなんでも。でもその中にはですね、時々その“漆黒の闇”もあるんですよ(苦笑)。今回のはちょっと大きかったよね。

稲葉 ま、光だけがあるっていう状況はあり得ないですからね。

松本 そうですね。

――じゃあタイトルですね、“漆黒の闇”は。

松本 あはは、裏タイトルは、それだ(笑)。



2 アルバム『ACTION』スポットCM映像&「SUPER LOVE SONG」PV映像を公開。
http://www.musicnet.co.jp/whatsin/article/071205_bz2.html

3 ニュー・アルバム『ACTION』に収録された全17曲それぞれの解説&楽曲試聴!
http://www.musicnet.co.jp/whatsin/article/071205_bz3.html

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