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SHEENA & THE ROKKETSコミュのSheena & The Rokkets @ Crawdaddy Club !!

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管理人様、失礼いたします。
トピック内容、前後して申し訳ございませんが、9月24日(土)新宿『Crawdaddy Club』でのライブ・レポートを書込みさせて頂きます。


今まで何度かライブをやらせてもらった新宿歌舞伎町のライブバー『Crawdaddy Club』(http://sound.jp/crawdaddy/)に、「シーナと鮎川さんが出るらしいよ」という情報を得て、お店に電話してチケット予約。その際詳細を確認すると「『ヌノヤフミオとブルースブレーカーズ』に『シーナ+鮎川誠』と伺っており、『シーナ&ザ・ロケッツ』ではご予約のお名前を承っていません」とのこと。

9/24(土) 18時、店のドアの前のスペースで、リハの音を聴いていると、この情報の提供者シゲちゃんがやってきて列に加わった。シーナの歌声でスローなブルースが聞こえてくる。『400円のロック』、『ビールスカプセル』、セッション用の曲か『Born To Be Wild』も。ちょっとずつ行列が延び始めて、ビルの階段の上から降ってくる音がモコモコした響きになってきた。

19時過ぎ、開場。ちょうどぎりぎりテーブル席に座れるぐらいに入れ、ステージから見て右手奥のテーブルに陣取ることができた。ステージへの通路をはさんで向かい側のテーブルをふっと見ると、何と川嶋さんと奈良さんが座っている。「えー、このままロケッツやん!!」と思いつつ、目線をそのまま左へステージの方へ投げると、PAスピーカーのまん前のテーブルにこちらに背中を向けて白いジャケットを羽織り、黒革のハンチング被って黒サングラスをかけた男性発見。「ん!鮎川さん?」と思ってたら、隣に座ってた人が「あれ、偽者。リトル鮎川で、本物はバーカウンターの角でPC見てるほう。」と教えてくれた。それにしても同じような格好するだけで一瞬見間違うくらい似ている。スゲー!

布谷文夫さんは、客席にいる限りでは普通の爺様だった。が、バンドがステージでJBの「Sex Machine」をやり始めるとやおらサングラスをかけ、杖をつきながらステージに上がると、シャウト一発かまし、独特のMCで観客を引き込む様子に只者ではない凄味を感じた。ギターの富士氏はキレのいいカッティングを続けながら、節目でバンドとVo布谷氏に合図を出す、実質バンドの司令塔。この2人よりかなり年齢はなれていそうな、サンダーバードのベーシストとドラマー氏もしっかり2人を持ち上げている。なかなかええ感じやん。2曲目は、ジョン・リーの「Boom Boom」。富士氏のギター、黒レス・カスタムの音色、艶もあり、いかにもレスポールっぽい、昔のロックやブルースの音色で、ギャンギャンすごいフレーズをかましてくれる。かなりの手だれ。3曲目はアニマルズ繫がりで「朝日のあたる家(The House Of The Rising Sun)」。なかなか歌いださない布谷氏にちょっとあせってた富士氏・・・。このあと富士氏のギター・プレーも音色もバッチリはまっていた「Foxy Lady」等、計6曲で、あっという間のステージだった。「うーん。それにしても布谷さんって」どこかで見た名前だったような気がしていたが、後で川嶋さんに聞いたところ、竹田和夫のクリエーションの前身である「Blues Creation」でVo.をやっていたという伝説的なミュージシャンで、もう65〜66のお年齢らしい。そりゃあ、只者じゃあ無いわな。大変貴重なステージを観させて頂いた。

20分以上の間を置いて、いよいよメインアクト。川嶋さんがステージに上がり、奈良さんも続き、おなじみのロケット打ち上げのSEが割れ気味に鳴り響く中を、バーカウンターの方から黒いレスポールを持った鮎川さんがステージに歩み寄る。「やった!ロケッツやんか!」Sheena&The Rokketsが観られると思ってなかったので、メッチャ嬉しい。

1曲目は「ビールスカプセル」。いつもより長いギターソロ。奈良さんも、川嶋さんもジャムるように奔放にプレー。鮎川さんのMC。「『Crawdaddy Club』いうのは、ストーンズが最初の頃出とったクラブの名前と一緒なんよね。そんなスゴイ名前の店が新宿にあったなんて・・・。」んー、俺も知らんかった。2曲目は「You Ain’t Nothin’ But Fine」というロックンロール。この後、3曲目、「Jungle」のイントロにのりながら、ラメラメの衣装をまとったシーナが登場。ステージ上が一気に華やぐ。4曲目は最新アルバムの『Japanik』から王道ロックのリフでグイグイ押す「Japanik」。5曲目以降は、奈良さんがシーナ&ザ・ロケッツに加入した最初のアルバム『Happy House』からの曲を立て続けに4曲、「The Spy」「Poison」「Lady Sniper」「Rough-Neck Blues」。「Rough-Neck Blues」では、シーナが客席に踏み入り、宣伝相(宣伝相のブログもチェックしてみてね!!⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/sendensho/diary/201109270000/ )と握手はするわ、前述の『リトル鮎川』をステージに上げて一緒に踊るわ、ちょっとしたパーティになった。次は「400円のロック」。そして、『真空パック』から「Lazy Crazy Blues」、そのエンディングからつなげたまま「Lemon Tea」。むかーしっから聴いてきて馴染みの深かった曲だけに、じっとしていられなくなり、ソファから立ち上がりこぶし突き上げてしまっていた。12曲目「You May Dream」は、高校の放送室に器材を持ち込んでレコーディングの真似ごとをして遊んでたときの懐かしいマテリアル。いろんな想いをめぐらしている間に4人がステージを降りた。

店中がアンコールを求める中、終演後の煙草をゆっくりふかす間もなく、再び奈良さんと川嶋さん、続けて鮎川さんとシーナ、そしてBlues Breakersの富士氏がステージに上がり、最後に再び布谷文夫氏が登場。リハでやっていた「Born To Be Wild」を布谷氏のメインボーカルで、ソロのメインパートも富士氏がシブくキメた。続けて「Jhonny B. Goodeを聴きたいかー!?」との鮎川さんのコールにテーブルを気にせず前の方に詰め掛けたオーディエンスが「イエー!!」とレスポンス。切れのあるカッティングでロックの一大イノベーションであるチャック・ベリーのロックン・ロール・フレーズが鳴り響き、演奏が始まった。川嶋さんのタイトな太鼓の間、裏の拍から奈良さんのグイグイ戦車のように迫るベースが・・・ゴキゲンなリズム隊に乗って、シーナと鮎川さんが一緒に歌っている。幸せな時間。あっという間にアンコールの2曲が終わった。


ステージがはねた後、鮎川さんに、最初にシナ&ロケをテレビで見たときの話を振ると、「それはたぶん、’80年頃、静岡にある日本平っちゅう場所でやった野外フェスで、映画にもなったんよ。」「そうだったんですか。『バットマンのテーマ』をステージの前のやや傾斜になっている芝生の上で転げまわりながらギター弾いていた鮎川さんの印象が強烈で、それ以来ずーっと観させてもらっています。」「ああ、あれね。そのフェスティバル、武田(海援隊の武田鉄矢)も出とったし、トリもアリスやったしフォーク好きのお客さんばっかりで、イスに座ったまま手を叩いてるような感じやったからね。俺らロックやけん、シナ&ロケ始めて間もない頃やったし、『よーし、かましちゃる』って、ポーンと『バットマン』でステージの下に飛び降りたら、そこちょっと傾斜がついとってね、そのまま勢いで前にゴロンゴロン転がっていきよったんよ。」「えー、あれはじゃあ、事故だったんですか?」「ん・・・まあ、事故といえば事故みたいなもんやったけど、とにかくギター、手放したら音切れるし、もう『死んでもはなさん』って最後まで弾ききったよね。」という貴重な話も聴けた。(どなたか、この映像か『映画』かお持ちでしたら是非UPをお願いします!!)

その後、どういう流れか、気がついたらしっかり一緒に来ていたシゲちゃんは川嶋さんと話しこんでいた。どうやらシゲちゃんと川嶋さんの共通の知人である熊谷氏という元山善バンドのギタリストの話で盛り上がっていたようで、その後、九州にもこっちに出てこないだけですごいブルースマンやバンドマンはようけおるという話や、今日のセットリストは今日店に来てから決めたことや、シャッフルのノリもお客さん見てタテ気味かヨコ気味か雰囲気を使い分ける話や、奈良さんと浅田さんのベースのプレースタイルの違いの話、アルファ・レコード時代に機械と合わせて録ったときの話からTさんは実は機械が無ければ結構ハシるとか、貴重なお話をいっぱいして頂いた。

最後に川嶋さんが福岡・長浜で経営しているライブハウス『CB』(http://www.livehouse-cb.com/)の話になり、「地方から来たバンドからはそんなチャージ取らんけん、よかったら出てみたら?」みたいなことを言ってもらい、帰り道興奮したシゲしゃんは「来年は福岡でライブやろう!」とすっかりやる気になっていた。できるといいねえ・・・。やれるかな?・・・是非やりたい。・・・もし来年あたり、『CB』のライブスケジュールで『Old-Fashion』という名前を見かけたそのときは、福岡在住の皆様、マイミクの皆様、是非観てやってくだせえ。

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