ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

M線上のアリアコミュの【しのめん編】25:突入1

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「そろそろだ。」僕はゆっくりと立ち上がった。
自習室を出てノートン教授の研究室へと向かう。
一歩近付く度に脈が早くなっていく気がする。
廊下の一番奥、ノートン教授の研究室の前に到着した。
電子在席表はまだノートン教授の在席を表していた。


”ジェームス・ノートン(AI・電子セキュリティ)”


1年前と変わらない札が付いている。
1つ目のセキュリティも同様だ。
後ろを振り返ってみたが特に誰もいない。
となると誰かが出てくるのを待つ事になるな。

そう思っていると中から誰かが出てくる。
かなり太っている。しかもロン毛だ。
もしかして1年前の彼だろうか?
いや、そうだとしたら1年間でかなり太った事になる。

ニヘラニヘラとこちらを見てきたけれど無視して入れ違いに研究室に入った。
と言うか特に何も言われないけどいいのか?セキュリティとしてどうなんだ?
まぁ、今はやる事があるからいいけれど。


周りを見渡す。
ここも1年前とそう変わってはいない。
沢山の研究生がいるけれど、みんな自分の課題に没頭している。
部外者が入り込んでも特に気付いてもいないみたいだ。

研究室の奥を確認する。
そこも1年前と変わっていない。
映画などでしか見たこと無いようなセキュリティがそこにある。

一歩ずつ奥のドアへと近付く。
手のひらにじっとりと汗が出てきた。
妙に喉が渇く。



目を閉じて大きく息を吸い込んで感覚を研ぎ澄ませる。
全部の神経を全開にしていくように
身体の血液をぐるりと回すように。

ゆっくりと目を開く。



目の前のドアの中から声が聞こえる。



「いえいえマダム。今からそちらに向かいます。」


「パーティに誘われたならジェントルマンとして断れませんわい。」


「それでは、パーティ会場で。」



声の主であろう人物がドアの方へと近付く。
ついにこのドアが開く時が来た。
入れ違いで駆け込む心の準備をした。


その時だった。


「そこにいるのは誰かの?」



■次の話へ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24149488&comm_id=2674546

■前の話へ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24149438&comm_id=2674546

■書いた人
しのめん:http://mixi.jp/show_friend.pl?id=56157

コメント(1)

【もくじ:総合メニュー】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24154378&comm_id=2674546

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

M線上のアリア 更新情報

M線上のアリアのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング