笑え！沢尻エリカコミュのインタビューが苦手な俳優たち

演技がうまいのと、インタビューを受けるのが得意なのとは全く別というのを、わかってない人がけっこういます。

私は中学校の教員時代、勉強はからっきしなのに、演劇部で別人のように輝いていた生徒を知っています。
歌のうまい子にもよくありますね。

こういう子は、なりきるとか演じきることがどうしてうまいかというと、本当の自分が空っぽだから、その自分をさっさと捨て去って、より高レベルな演じる役柄とか、歌の中身に乗り移れたり、没頭しやすいわけです。
逆になまじっか頭が良かったりすると、その実像がもったいなくて捨てきれず、演技にのめりこめずに、不本意な結果を残す人も多いです。

上戸彩は、あの深田恭子でも卒業できた堀越学園を中退しました。
それぐらい勉強が苦手だったわけです。
でも役者としてはそれなりにものになっているし、歌も歌えます。
カンがいいんじゃないかな。
一方、同じ事務所の先輩の菊川怜は東大卒ですが、上戸彩と共演した「インストール」の演技もひどいものでした。「蒼き狼」の予告を見ても、セリフ回しの大げささとか、とにかく演技者としてはダメダメなのがわかります。

というわけで、名演技者はパープリンの可能性が高く、いわゆるインタビューアー泣かせの人、ほとんど取材に応じない＝応じられない人が、むかしからけっこういます。

古くは「高校教師」の頃の桜井幸子。
和久井映見も、生の声を聞いたことがありません。
金八先生の娘役の星野真里。たまに映画（さよならみどりちゃん）タイアップでバラエティに出ても、会話が成立してないし、リアクションが取れません。
田中麗奈もかなりヤバイらしい。
綾瀬はるかは、おっとり不思議ちゃんで乗りこなしてますけど、一歩間違えると相当ヤバイです。
柳楽優弥も会話が成立しないそうです。

で、映画ライターで、沢尻エリカに拒否反応を示していた人がいて、長年のカンで、かかわりあっちゃいけないんだとピンと来たそうです。

そういえば、彼女もまともに質問に答えてくれなくてインタビューアー泣かせだって、１～２年前まで言われてました。

こういう彼女が、よりによって150もの取材をよくぞ乗りきったものです。

あと３つ、あたりが「めざましテレビ」で、これも最初は少しあぶなかった。
あと２つの「ラジかる！」では瀕死でした。
この後フジの笠井アナの単独１時間インタビューもあって、これも最初は険悪でした。
そしてオーラスの舞台あいさつ。もう抜け殻がそこにようやく立っているという感じでヘロヘロでした。
歩く夢遊病患者で、質問にこたえるのもようやく青息吐息でした。

退場するとき、子役の背中をこづいたのは許せん！と怒ってる人もいましたが、「おねがいだから先に進んで」と、うながさずにはいられないところまで、弱り切っていたわけです。

どうしてそこまで苛酷な状況に追い込まれたかは、また今度。