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大阪府民コミュの定年退職者向けの保養地特区構想

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人口一極集中の東京都は、地方から吸い上げてきた人々が、少子のまま高齢化し、介護施設不足を理由に、地方に送り返そうとしています。大阪府も東京都に吸い上げられてきた地方の一つですが、一方で隣県の和歌山や奈良など、限界集落を多く抱える地域から吸い上げてきた大都市でもあります。

未だに日本の少子高齢化社会は、終焉から程遠く、続いていきます。巨額の医療福祉予算が、所得も人口割合も少ない現役世代に、背負わされることが予測されています。その一方で多くの蓄えがあるのは高齢者層であり、その中には定年後を快適に過ごせる地域に、移住したいと考える人々は少なくありません。そして特に、富裕層は海外志向が強く、円安政策下でのキャピタルフライトも兼ねて、流出が増加し続けています。両面での対策が必要となっています。

移住自体は悪い事ではなく、仕事や育児の現役世代が仕事や育児のために移住したい住宅地や商店街に、余裕が生まれ、活性化にも繋がります。

つまり、それらは言い換えれば、日本国内で、定年退職者(及び関係者)の方々が顧客となる、新たなシルバービジネスや、それらに携わる事によるイメージ改善のチャンスでもあります。

定年退職者が移住先に希望する条件は、「@nifty何でも調査団」のアンケートなどによると以下のような物との事です。

・病院やスーパーが近くで便利であること。
・交通の便が良いこと。
・自然災害が少ないこと。
・のんびりとした時間が流れる場所であること。
・過ごしやすい気候であること。

これら5項目は、日本国内に置いては、大阪府南部の風土は、かなり条件に当て嵌まっていると思われますが、如何でしょうか?

多くの医療関係のメーカーの発祥地や中心地に近く、交通の便も鉄道網は大阪府中心部や関西空港へのアクセスも良く、瀬戸内海式気候は穏やかで、水・地震災害なども少なく、かつ更なる安全対策の技術も備えています。そして、熊野街道、高野街道、竹内街道などの旧街道沿いや、金剛・和泉山系などに、最古級の久米田寺や七宝瀧寺などの寺社仏閣や、池上曽根遺跡や古墳群などの歴史文化遺産が、比較的豊かな自然環境の中に保存されています。現在は府の水都再生事業の効果もあり、これらの価値は更に高まっていると思われます。

移住先の条件に挙げられる物は、国内からとなると漠然としており、充実した医療、図書館、温泉がある、雪が降らないなどが多く、具体的な地名となると、都会に近い高級住宅街の横浜市や芦屋市などと、現役世代が望む移住先と重なり、費用は大きくなります。

海外からでは理想はフランス、現実的には中高年の移住を推進している20以上の国の中からは、不便でも物価の安い東南アジア、積雪があっても大自然と医療面からカナダなどです。あるいは移住は難しく費用がかかっても、ハワイやオーストラリアなどへロングステイで妥協。そしてこれらも、途中で引き上げとなる方々も多いそうです。

そこで府行政が、保養地特区を先程のような地の利を活かし、(既に緑地公園整備のような再生事業が進められています)和泉地域に、定年退職の移住を考えておられる方々に選ばれるように設け、スポーツ、レジャー、温泉、スクールを、個人でもコミュニティに参加してでも、(歩行障害や認知症、医療関係の方々も含めて、)親しめるように整備し、高齢社会問題に深く、先進的に関わってゆく事には、大きな意義があると思い、提案させて頂きます。

具体的には、特区の範囲は、およその北限を、(近代化で地上のインフラが整備された為に、水運が廃れた事で、大阪府の中でも人口が減少しつつあります、)東は柏原市から西は岸和田市として、それ以南とする和泉地域とします。

内容は、金剛・和泉山系の丘陵部や、大阪湾の沿岸部などに、保養及び医療施設を整備し、ゴルフやテニス、ウォーキング、釣り、山登り、その他の施設で菜園、キャンプ、観劇、音楽、テーブルゲーム、読書、学習などを、水都大阪の空気を味わいながら楽しみ、合間に公園で、澄んだ青空や夕陽を眺めて頂きながら休憩を取り、緑の豊かな温泉に浸かるなどを、積極的、自発的に行って頂けるように整備し、(和泉地域の市町村の中心市街地を含め、)全国から、広く移住者を募集するという物です。

これは海外移住者のケースでもそうですが、国内で交通の便が良く、仕事や子育てに不都合の無い保養地であれば、お子様やお孫様とご一緒に移住される方も多くなりますので、ご家族や縁者、それに地元の方々にまで、恩恵が広がるような整備が望ましいと考えます。

勿論、ビジネス街の大阪中心部で生活して頂くことも不便では無いですが、すぐ近場で、医療介護、農林水産、造園、工芸品製造、ミシンがけ、警備、清掃、按摩などに従事しながら暮らせるような環境整備が、和泉地域の活性化に有効だと考えます。特に、和泉地区の名産品である毛布やタオルやアパレルなどの、日用品や衣類を製造する繊維業などは、ここで暮らされる方々に親しみを感じて頂き易い職場ではないでしょうか。

移住生活が快適であれば、近県のお遍路やお伊勢参り、法隆寺や高野山などの世界遺産、白浜や有馬などの名湯巡り、そして関空を利用しての国内外のツアーも、便利に行って頂ける事になると思います。高齢者の頭や指の運動に期待される、麻雀用品で知られる御坊市が近い事なども活かせるでしょうか?

そして逆に、この和泉地域の保養地特区が、近県の世界遺産などを巡るツアーパックに組み込まれる事、逆にそこまで巡るには時間が足りないという。関空を利用される方々が、ブラリと立ち寄れる名所ともなるのが理想です。

保養地特区の方々が、元気におもてなし、あるいはホームステイのホストや、民泊経営などで、国際交流をして頂ければ、「大阪も、少子高齢化の日本も、まだまだ大丈夫だ」と、投資を呼び込む力にもなるかもしれません。引いては、関空の増便やリニア鉄道へ実現にも寄与出来るかもしれません。当案を実現できれば、富裕層の海外のリゾート地への移住を、数十万人規模で減少が、あるいは逆流も、可能と考えます。

高齢化社会対策としての特区構想は、和泉地域に似た風土の岡山県を始め、デイケアや相互介護などで他都市にもありますが、特に和泉地域は衣食住が不便な有史以前より、国内最大規模の居住区があった地域であり、最高のポテンシャルを持つ地域だと考えます。また、他地域の特区との、高齢化社会問題における研究や訓練などで交流し、協力して取り組む事も可能で有効と思われます。

外国人家政婦や、カジノなどの為の特区には、社会への副作用の心配もなされていますが、この定年退職者向けの事業は、社会的に特に必要性の高いものであり、更に前者とも相性の良い物では無いでしょうか。如何でしょうか?

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