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人間椅子コミュのアルバム評「頽廃芸術展」

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アルバム第7弾「頽廃芸術展」について

1. 胎内巡り
2. 戦慄する木霊
3. 九相図のスキャット
4. 血塗られたひな祭り
5. 菊人形の呪い
6. 天体嗜好症
7. 村の外れでビッグバン
8. ED75
9. エキサイト
10. 阿片窟の男
11. 銀河鉄道777
12. ダンウィッチの怪

コメント(9)

私個人的には、このアルバムはもう一つです。
挙げるとすれば、「ED75」が好きです。
曲の完成度としては、
やっぱりベストにも入っている「天体嗜好症」が高いですね。
音に広がりがなくこぢんまりしていて、硬い印象です。
前2枚が(特にドラムの音)ダイナミックだったので落差が大きく、あまり好きになれませんでした。
曲はいいんですがね。胎内巡り、ED75、ビッグバン、阿片、ダンウィッチあたりが好きです。
トータルのアルバムイメージとしてはかなり気に入ってます。

マスヒロさんの正式加入による、バンドとしての演奏技術の格段のアップ。
一気に高いレベルにぶっ飛んだ感じです。
のちの「二十世紀葬送曲」のような高域・低域がはっきりしたイコライジングより、このアルバムのようにミドルがちょっと持ち上がった音質のほうが70年代の香りが残っているようで安心して聴けます。
初期のモコモコ感とはまた違いますが、どちらも味があって好きです。
重い曲から軽快な曲までバランスも取れていますが、きっとビッグバンやエキサイトや777の並び位置が違えば、もっとわかりやすい、受けやすいアルバムになったのかも、とも思います。

「羅生門」で契約を切られ、「踊る一寸法師」でインディに潜行、「無限の住人」で大きなタイアップというイレギュラー活動。
そしてそのあと、マスヒロさんが正式に帰ってきて、強力に再スタートといった感が非常に強く、大げさに言えば人間椅子第二幕が開いたような意味合いのアルバムです。
重い・おどろおどろしい・暗い・津軽弁・などなど・・・・といった、今までずっと付いて回っていた人間椅子の印象だけにはとどまらぬ音楽性の豊かさを知らしめたアルバムでもあると思っています。そこにはやはりマスヒロさんのドラムによるところも大きく、ジャンルと言う意味ではなくプログレッシヴな作品に仕上がっています。
よく言われるドラムの硬さも羅生門よりはグッと良くなりました。
和嶋さんの紡ぐ言葉・詞の天才ぶりも特に冴えていますね。

私は、大好きです。
一番好きなアルバムです。
なかでも 天体嗜好症。

羅生門からあとしばらく聞いてなくて、たまたま出会った一枚がコレでした。再び聞き出すきっかけになった一枚。

「血塗られたひな祭り」と「エキサイト」にハマりました。

文学作品中心の初期からの飛躍が見られる、過渡期の名作だと思います。

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