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シークレットゲームコミュのシークレットゲーム 〜エピソード6〜 第7話[死への誘い]

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第7話[死への誘い]                              〈作・桐島成実〉

〈現在の状態〉

             PDA      状態    手塚との関係
[グループA]
 手塚 義光     (10)       健康   
 御剣 総一     (?)        健康       普通
 姫萩 咲実     (?)      足を負傷     普通
 綺堂 渚       (?)      健康       普通
 葉月 克己     (?)       健康       普通

[グループB]
 高山 浩太     (?)       健康       普通
 漆山 権造     (?)       健康       普通

 長沢 勇治     (?)       ??       険悪

 矢幡 麗佳     (?)       ??      未接触
  
 郷田 真弓     (5)        ??       敵対

 色条 優希     (?)       健康       敵対

 陸島 文香     (?)       死亡       敵対

 北条 かりん    (?)        死亡      知らない






4階への階段を上りきった手塚達5人は、ホールの中央にいた。

どうやら敵の待ち伏せなどはなく、あたりは静かなままだった。

手塚「それで?これからどうするよ」

総一達の後ろを歩いていた手塚は、前に居る4人にそう問いかけた。

4人はそれぞれ顔を見合わせていたが、年長者である葉月が代表で答えた。

葉月「まず、お互いの状況を確認しあった方が良いと思うんだが」

手塚「そうだな。場所を変えるか」

そう言って歩き出そうとした手塚を、葉月が制した。

葉月「あ、待ってくれ。出来ればこのホールでお願いしたいんだが」

手塚は一歩踏み出した足を止める。

手塚「あん?話し合っている間に奇襲を喰らうかもしれんぜ?」

葉月「それは事情を聞いてくれれば分かってもらえると思う」

手塚「・・・まぁ、別にかまわんがな」

葉月「ありがとう」

葉月は軽く礼を述べた。手塚はこれ以上異論を言うことはなく、お互いの状況を話し合った。もちろん、文香を罠に追い込んだことは伏せたのだが。

葉月「実は、僕と渚さんが総一君と会う前に、他に仲間がいたみたいでね」

手塚「仲間だと?」

葉月「それに関しては総一君達の方が詳しいはずだよ」

葉月はそう言って総一の方に目線を向ける。

総一は今、怪我をして満足に歩けない咲実に肩を貸していた。

総一「ええ、手塚さんも会ったことがあると思いますが、文香さんと、高山さん。それと漆山さんの3人なんですが」

手塚「ほう?」

総一「俺達も含めて5人で通路を歩いていたんですが、突然柵が天井から降りてきまして」

手塚「柵?だと」

―――なるほどな。罠は多種類に上るってコトか。

総一「そのせいでお互い別れざるを得ない状況になってしまったので」

総一「その時に長沢の奇襲を受けまして、咲実さんが・・・」

総一はそこで咲実のことを気にかける。

手塚「長沢のガキか・・・。にしても、足を怪我してよく逃げられたもんだな、嬢ちゃん」

手塚はそこで咲実の方を向く。

咲実「御剣さんのおかげです」

咲実は軽く微笑むと、総一を優しい目で見つめる。

―――敵に襲われて、それでも足手まといを連れてくってか?理解出来んね。

そのことはおくびにも出さず、無難な台詞を返した。

手塚「まぁ、無事ならそれでよかったじゃねえか」

咲実「はい」

その返事は力強い。最初の頃は怯えきっていたはずだが、すぐ側に信頼出来る人がいるおかげで、咲実は平静を取り戻していた。

総一「あとは、文香さん達が無事で居てくれるといいんですが・・・」

手塚はそれを聞いて、心の中で笑みを浮かべた。

―――なるほどな。御剣達はあの受付穣の顛末を知らねぇってコトか。

だから手塚は何事もなかった風を装った。

手塚「まぁ、無事であることを祈ろうぜ」

手塚はあえて明るく振舞った。その微笑みが、邪悪なものであることは、今の総一達には知る由もなかった。

総一「ええ。それでお願いがあるんですが」

手塚「なんだ?」

総一「状況から見て、文香さん達がまだ下の階に居ると見て間違いないと思います。だからここで見張って彼女達と合流したいんですが・・・」

手塚「なるほどな。それでこのホールで話し合おうってコトになったわけだ」

総一「そうなります」

手塚「けどよ、この4階には恐らく下の階よりさらに強力な武器なんかがあると思うぜ。そっちを先に確認した方が良いんじゃねえか?」

総一「それはそうですが・・・」

手塚「その穣ちゃんが怪我をしている以上、奇襲を喰らったら逃げることが出来んぜ?それなら強力な武器を手に入れて、いざという時に備えておいたほうが賢明だと思うんだがな」

葉月「うーむ。なら、こうしたらどうだろうか?」

2人の間に葉月が割って入る。

葉月「とりあえず咲実さんを戦闘禁止エリアに連れて行って、動ける我々でココを見張るというのはどうかな?」

手塚「だが、どうやって戦闘禁止エリアを探す?」

葉月「それなら心配ないよ。さっき『地図の拡張』のソフトを手に入れてね。渚くんのPDAにインストールしたんだが。渚くん、PDAを彼に見せてやってくれないか?」

渚「はいは〜い」

ずっと成り行きを見ていた渚は、自身のPDAを操作し、画面を手塚に向けた。

手塚「ほぉ、戦闘禁止エリアだけでなく、倉庫や警備室なんかも書かれているわけか」

感心しつつも、各々の部屋に名前を目で順に追っていく。

手塚「じゃあ、それで行くとするか。で?一番近くの戦闘禁止エリアは一体どこにあるんだ」

渚「えーとぉ、今私達が居るのはココだから・・・」

葉月「!?手塚君!」

葉月の声が突然張り詰めたものになった。他の者が渚のPDAに注目している中、葉月は階段のある方に釘付けになっていた。

手塚「ん?」

手塚もその視線を追う。

そこにたった今しがた階段を上ってきた人物がいた。その人物は手塚達の姿を目撃するやいなや、大声を出して走ってきた。

漆山「!?ま、待ってくれぇ〜」

総一「漆山さん!」

それはさっき話にも出てきた、漆山だった。彼は息を切らしながら、必死で総一達を呼び止めていた。

葉月「そうか、彼が話に出てきた総一君達の仲間の一人、というわけだね」

葉月と渚は漆山とは面識がなかった為、とっさには気づかなかった。

漆山は重い足取りながらも、なんとか総一達の前までたどり着いた。

漆山「ぜえぜえ、も、もうこんな目に会うのは嫌だ・・・」

息が荒い中、なんとかそれを口にする。

葉月「大丈夫ですか?これを」

葉月は持参していた水入りのペットボトルを差し出した。以前探索の時に発見したもので、それを同じく見つけたリュックサックに入れていたのだ。

漆山「ふぅふぅ、す、すまない」

漆山は水を一気飲みすると、ようやく落ち着いたようで、深いため息を一つつく。

落ち着いたのを見計らって、総一がさっそく問いかける。

総一「一体何があったんですか?たしか高山さんも一緒にいたはずじゃあ」

漆山「あ、ああ。そうだったんだが・・・」

漆山はそこで言葉を途切らせる。

葉月「まぁ、待ちたまえ総一君」

葉月が総一を制する。

葉月「はやる気持ちもあるが、咲実さんの事もあるし、とりあえず戦闘禁止エリアに移動してからゆっくり伺おうじゃないか」

手塚「だな」

渚「じゃあ、さっそく出発しましょうかぁ」

PDAをずっと調べていた渚の誘導で、手塚達ご一行は戦闘禁止エリアへとたどり着いたのだった。



・・・
・・・・・


手塚「あぁん?なんだよそりゃあ」

手塚は大げさに呆れた声を出す。

手塚「じゃあアンタは、戦ってる大将を放ってここまで逃げてきたってのか?」

漆山の話では、高山と共に3階へ上がってしばらくした後、長沢の襲撃を受けたそうだ。

それで高山は応戦しようとしたのだが、長沢の銃撃に驚き、高山を置いて逃げてきたそうだ。

漆山「や、やむをえないじゃないか!銃撃が、耳のそばを通り抜けたんだぞ!」

漆山は半ば開き直っていた。

葉月「まぁまぁ。とにかく、あなただけでも無事で何よりです」

葉月が2人の仲を取り持つ。

手塚「・・まぁ、逃げてこれただけオッサンにしちゃ上出来か」

手塚はそう言い、そっぽを向いた。

総一「それにしても、まさか文香さんが・・・」

漆山の口から、文香の顛末についても聞かされていた。

咲実「御剣さん・・・」

みんなの表情は暗い。

総一「もしかして文香さんを殺したのも長沢・・・か!?」

他の人たちが悲しみにくれる中、総一はただひ1人怒っていた。総一の隣には咲実が居る。その咲実に怪我を負わせたのは、他ならぬ長沢だったからだ。

葉月「そう決め付けるのは早計だと思うが・・・。どうしたものか」

葉月もポツリとそう呟く。

手塚「全くだ。長沢のヤツ、きっととんでもねぇ解除条件でも引き当てたんだろうぜ。・・・いや、あいつは賞金にも目が眩んでいたから、そっちが理由か?」

手塚もやれやれといわんばかりに両手を軽く上げる。

手塚「だがまぁ、悲しむのはこのふざけたゲームが終わってからでも遅くはねぇ。今は俺達の身を案じるべきじゃねぇのか?」

手塚は他の人たちにそう問いかける。

葉月「・・・文香君には悪いが、ここは堪えよう。今は我々がどうするべきかを考えようじゃないか」

葉月はそう言い、感情をぐっと押さえつける。

総一「・・・とにかく、高山さんが心配です。早くホールに戻りませんか?」

総一は冷静さを取り戻しつつ、そう提案する。

手塚「いんや、そりゃオススメできねえな」

手塚は否定する。

総一「なぜです?」

手塚「漆山のオッサンの話、聞いたろ?大将が長沢の野郎に攻撃を受けてるんだ。それも銃でな」

手塚は言葉とは裏腹に楽しそうな表情を浮かべていた。

手塚「そんなところに、俺達がぞろぞろと出て行ってどうする?ましてホールじゃあ隠れる場所もねえし、格好の的だぜ」

手塚の意見に全員口をつぐんで考えるしぐさをする。

渚「あのぉ、それなら、ホールのすぐ近くの部屋で見張ればいいのでは〜?」

渚がおずおずと提案する。

葉月「なるほど、この部屋の入り口からホールを見張ればいいというわけか」

咲実「それに、もし襲われたとしても、この部屋なら反対側の扉から逃げることが出来ますね」

咲実はPDAの地図を確認しつつ、葉月に賛同する。

総一「あとは、すぐには部屋に来れないように、簡単なバリケードを作る、とか」

葉月「そうだな。それなら相手側に先にこちら側の存在に気づかれたとしても、対応出来ると思う」

総一「手塚さんはどう思います?」

総一はいつの間にか壁にもたれて煙草をふかしている手塚に目を向ける。

手塚「ん?あぁ、いいんじゃねえか?」

手塚は適当に相槌を打つ。

総一「じゃあ、そうしましょうか」

総一達は、全員一致の元、行動を開始した。

咲実と、看病役の渚を残し、総一達はホールのすぐ近くの部屋へと移動した。



・・・
・・・・・


総一達4人は部屋とホールの間に適当な家具などを並べて、簡素なバリケードを作った。

銃弾を防ぎきるには、いささか不備とはいえるが、敵の進行を遅らせるのには十分だった。

話し合った末、手塚と漆山、総一と葉月の組み合わせで、交替で見張りをすることにした。

ゲーム開始から28時間余りが経過していた。既に1階は進入禁止エリアとなっている。

あまり悠長にはしていられない。だから、4時間ごとの計8時間見張りをして、遭遇出来なければ先へ急ぐという方針に決めた。

手塚「じゃあ、俺達が先に見張るとするか」

総一「お願いします」

手塚達が見張りをしている間、総一達は部屋で待機だ。

部屋を出た手塚は、ドアを背にして座り、煙草を一本取り出す。

手塚「一本どうだい?オッサン」

漆山に煙草が数本入ったケースを漆山に向ける。

漆山「いや、すまんが俺は煙草は吸わんのだ・・・」

手塚「そうかい」

手塚はケースをポケットにしまい、ライターで火をつけた。

そうして、しばらく無言の状態が続いていたが、ふと手塚がこう切り出した。

手塚「そういや、オッサンの首輪の解除条件はなんだい?」

手塚はまるで友達を相手にしているかのようなフレンドさで話しかけていた。

漆山「なっ!?」

漆山はいきなり核心を突かれ、驚きの表情を見せる。

手塚「色々ゴタゴタがあって聞きそびれちまったからな。いい機会だからお互い解除条件を明かしておこうかと思ってな」

手塚はそう言いつつ、PDAの画面を漆山に向ける。

手塚「俺は『J』(ジャック)だ。24時間以上行動したものとずっと一緒にいなきゃならねえ。アンタは?」

漆山「あ、あぁ、俺は『7』だ」

あまりにも手塚があっさりと解除条件を明かしてきたので、つい乗せられてそのまま答えてしまった。

もちろん手塚が示した『J』は、持っていたJOKERを偽装したものだ。

手塚「と、すると・・・」

腕を組んだ手塚は、続いて問いかけた。

手塚「それ、御剣達は知ってんのか?」

漆山「い、いや。色々ありすぎて教えることすら思い付かなかった」

漆山は慌ててそう答えた。

手塚は頭で次の行動を考える。そして一つの考えへと行き着いた。

手塚「なるほどな・・・」

―――クックックッ、やっぱりアンタはこのゲームにゃ向いてねぇよ。

手塚は密かに邪な笑みを浮かべていたのだった。



・・・
・・・・・


手塚「・・・ん?」

手塚がホールがある方とは反対側の通路に目線を向けた。

漆山「ど、どうしたのかね?手塚君」

漆山もその目線を追う。

手塚「いや、今チラッとだが、人影が見えた気がしたんだが・・・」

漆山「それは本当かね?」

手塚「あぁ、結構幼い少女っぽかったな。恐らく以前俺が目撃したヤツだと思うんだが」

漆山「幼い少女・・・?そんな子まで参加しているというのかね?」

いつもの漆山なら、ここでいやらしい表情を浮かべていたかもしれない。

だが、この状況を理解している漆山は、その事を気に止めなかった。

手塚「だろうな。じゃあさっそく行くとするか」

手塚はそう言って立ち上がる。

漆山「い、行くとは、どこに?」

手塚は呆れたそうに漆山を諭す。

手塚「あのなぁ。アンタ、さっきPDAが『7』で解除条件が全員との遭遇だって言っただろうが。だから協力してやろうってわけよ」

それを聞いた漆山はすべてを理解した。

漆山「そ、そうか!?それは助かる!」

漆山にとっては、願ってもない申し出だった。

文香の惨たらしい死体を見た漆山は、このゲームを無事に乗り切る自信をすっかり無くしていた。

そんな中、一緒に居てくれる仲間の存在が、純粋に頼もしいと感じていた。

手塚「ま、俺もパートナーが居なきゃ解除条件を満たせねえからな。お互い様ってこった」

手塚はそう言って歩き出す。

漆山「あ、ま、待ってくれ。ボウズ達にも知らせたほうがいいんじゃないか?」

漆山は嬉々としつつも、その事に気がついた。

手塚「今呼びにいったら見逃すかもしれん。ちゃっちゃと終わらせそうぜ、オッサン」

漆山「わ、わかった」

手塚達は見張りを放棄して、その場を立ち去った。



・・・
・・・・・


手塚と漆山は、見かけた人影を追って、とある部屋へと入り込んでいた。

漆山「・・・本当に、ここに入っていったのかね?」

漆山はいぶかしげな表情を見せる。

手塚「おっかしいなぁ、たしかにこっちの方へ来たはずなんだが・・・」

2人は部屋の中の雑然とした木箱やダンボールを避けつつ、部屋中を探すが、人の姿はどこにもなかった。

手塚は不思議そうに帽子越しに頭をさする。

手塚「見間違いだったか?しゃぁねぇ、引き返すしかねぇか」

手塚はそう言って扉のドアノブに手をかける。

漆山「そうか・・・」

漆山は残念そうに頭を垂れる。

手塚「まぁ、そんなにしょげなさんな。次があるさ」

手塚は元気付ける為に、わざとらしいほどの明るさでそう励ました。

だが、ドアノブに手を掛けていたその手がとたんに止まる。

手塚「と、まぁ、そう言いてぇんだが。オッサン、アンタはここで舞台を降りてもらうぜ!」

手塚の顔が、一瞬にして邪な表情へと変貌する。

漆山「はえっ?!!」

漆山の目が驚きに大きく開く。それもそのはず、手塚はいつの間にか腰にぶら下げていたナイフを手に持っていたからだ。それも、漆山に向けて。

漆山「ど、どど、どういうつもりだね!」

漆山は突然の展開に頭がついていかなかった。

手塚「どうもこうもねぇ。見りゃ分かるだろ?」

手塚はあざ笑う。それの意味する所を悟った漆山は、恐怖のあまりガタガタと身体を震わせた。

漆山「じょ、冗談はよしてくれ!手塚君!」

漆山のその声は声高く震えていた。そしてやっとの思いで、一歩後ずさる。

だが、後ろは木箱やダンボールで塞がれており、出口は手塚の居るドアだけだ。

手塚「冗談?冗談ねぇ・・・」

手塚は含み笑いをしながら、しかし目だけは漆山を捉えたまま、一歩前へ踏み出る。漆山のそれとは違い、堂々とした足運びだった。

手塚「どこまでもおめでたいヤツだ。なぁ、オッサン」

そう言い終わる頃には、すでにナイフは振り下ろされ、真横へと掻き切られていた。

その刃先は、真っ直ぐ漆山の喉元へと向かい、そして。

ザシュッ!!

ナイフは、まるで無抵抗の漆山の首の側面に突き刺さり、その様はまるで横からナイフの柄が生えているように見える。

漆山「がぁっ!!!ぐぅっ・・・!」

悲鳴らしい悲鳴はあがらなかった。いや、あげられなかった。

漆山は、目を見開いたまま、その身体を宙へと投げ出す。

手塚「わりぃな、オッサン。アンタの死は無駄にはしないぜ」

手塚はまるで虫を見るかのように漆山の最後を看取った。もはや呼吸をすることすら叶わないまま、この世を去ったのだ。

その死を確認し終えた手塚の顔は、いつものうすら笑いに彩られていた。だが、目は笑ってはいなかった。

手塚「これで2人目、ってな」

手塚は何事もなかったかの様に、漆山の首輪に自身のPDAを差し込む。

そのPDAには、手塚の本来の解除条件を示す『10』の数字が描かれていた。

手塚「このPDAはもらってくぜ、じゃあな」

漆山のPDAをポケットに仕舞った手塚は、素早くその部屋を後にしたのだった。



・・・
・・・・・


漆山を惨殺してしまった手塚。さて彼は、この後どのような行動をとっていくのでしょうか?

次回は第8話[偽りの仮面]殺すだけでなく、欺くことも彼の得意とすることなのです。乞うご期待★





















コメント(6)

漆山さん今回は少し粘りそうな気がしましたがダメでしたかぁ〜^^;
どんな風に総一たちを欺いていくのか気になります><
漆山のおっさん、また脱落かぁあせあせおっさんのハッピーエンドはいつになるやら手(パー)


それにしても手塚パパはやりたい放題だなぁあせあせ(飛び散る汗)しかもこれで高山さんとのタッグプレイがあったら激アツだろうなぁと思う今日この頃ぴかぴか(新しい)
ザキさん、夜分遅くこんばんわ♪(こんにちわ、かな?今コメント書いた時間で言うと)

本編では少し頑張った場面もある漆山さんですが、今回はまるでダメでした。どうやったら活躍させることが出来るのか、全く思いつかなかっただけなんですけど(汗)

Duvalさん、おはようございます、こんにちわ♪

手塚くんは全くといっていいほど返り血を浴びていないので、総一くん達が勘付くことはないかと。つまり総一君達が危機的状況なのは変わりありません。

今のところ高山さんと長沢くんは交戦状態なので、手を組むとは考えられません。むしろどちらかが負傷、もしくは死亡している可能性の方が高いかも?

もりへいさん、こんにちわ〜☆

漆山さん(と長沢くん)は本編を含めてハッピーエンドになったためしがないですからねぇ。この2人に光が射すのはいつの日か・・・。

手塚くんは今のところやりたい放題なのですが、今後はもっとやりたい放題になっていきます^^高山さんとは手を組むのか、それとも戦いを繰り広げることになるのか、それに注目ですね♪








どうもです〜♪

いつものことながら、漆山さんは活躍の場がないですね(苦笑)
長沢は本編エピソード?(装備充実での対かりん)を見る限りでは高山さんに勝つのは厳しいのではないかと思います衝撃

手塚さんのやりたい放題がどこまでエスカレートするのかexclamation & question楽しみです〜。
レッドさん、どうもなのです☆

なるべくプレイヤーを均等に活躍させる予定なのですが、漆山さんだけはそれに該当してません。漆山ファン(いるかいないかは別として)には申し訳ないですね・・・。

5〜6階にある強力な武器を使用しての奇襲戦法なら長沢くんでも十分活躍するでしょうけれど、単純に銃の撃ち合いで言えば高山さんの方が熟練してますし、反面長沢くんは銃を持つ相手にそのまま突っ込む(本編エピソード3とか)場面とかありますからねぇ。

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