ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

チャーリー・パーカーコミュの若きパーカーは、どうやってアドリブをとれるようになったのでしょうか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
若きパーカーはどうやって、アドリブをとれるようになったのでしょうか?
老いも若きも私たちアドリブ志願者はどうやってアドリブを習得すればよいでしょうか?
現在私たちが学んでいるのは通常モダンジャズのアドリブですが、そもパーカーは最初から、モダンジャズだったのでしょうか。
否、モダンジャズはパーカーが創ったのだから、そうではありません。
しかし、少なくとも20歳当時の最古の録音 Honey and body ( http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51889757&comm_id=128182)は既にモダンジャズです。
つまりハタチ前にはすでに基礎的なアドリブ習得を行った上でモダンジャズの方法を確立したと考えられます。

いまでは、アドリブ習得=モダンジャズのアドリブ習得 となっているため、パーカーに由来のものと、とそれ以前のアドリブ基礎の境目が見えにくくなっているように思います。
そこには、
  モダンジャズアドリブ習得 ー パーカー自身の練習(モダン以前) = パーカーの方法
という図式を考える余地もありそうです。

若きパーカーの成長過程を追うことは、私たちアドリブ学習者の助けになるのではないでしょうか?
例えばロス・ラッセル「バードは生きている」をリファレンスにすることで(後で抜き書きます)。

コミュ内のパーカーに憧れるみなさんは、アドリブ習得しようとするとき、どんな練習をしていますか?またはしてきましたか? という情報交換も含めた トピックです。

コメント(16)

基本的にメロディーが聴こえて来ないとインプロバイズ出来ないと思うので、スタンダードの曲を幾つかのキー出来れば12キーで何曲も学ぶことが最短コースと言うか、それしか方法は無いのではないでしょうか。
パーカーのスタイルは主にディミニッシュ、半音階、ホールトーンとブルースイディオムが聴こえてきますね。
Barry Harrisがビバップについていい本を出しています。実際に彼のレッスンとりました。本当に必要なものは単純で上に書いたものだけが必要なエレメントです。多くの理論は学校や書籍の営利目的でしょう。
ニュージャズにしてもダイヤトニックやペンタトニックをいろんな解釈で弾いているとか、リズムやスタイルを変えている他はトラディショナルジャズと変わらないと思います。

モダンジャズってジャズミュージシャンが書いた曲のことじゃないんですか?
「バードは生きている」は研究書でなく、読み物である、とどこかで聞いたか読んだ気がしますが、先ずは抜き書きしてみました。

(1) 1934年14歳 「ハイ・ハット・クラブ」でジャムに挑戦。(p.61)
二曲憶えて、ジャムに参加。Fキーのフレーズで「Body and Soul」に臨み、倍テンポで撃沈、笑い者に。帰宅して泣、3か月楽器に触らず。

(2) キーはFしかないという誤解をしていたことに気付く。3つ年上の先輩ローレンス・キーズからキーは12個あると教わる。(p.61)

(3) エニーキー(AnyKey)のスケール練習に固執。(p.65)(地の文には「意欲あるジャズメンなら使いもしないキーについて学ぶよりも、良い音を出し、リズムを体得することの方により多く時間を費やすだろう。」)

(4) 1935年15歳 にして、ブルース、「I Got A Ryhthm」、「Cherokee」を全てのキーで 演奏できるようになる。
(5) 1936年16歳 トミー・ダグラス(Reeds)に色々教わる。(Passing Tone, Added Chords,TransPosition/移調)

(6) 1937年17歳 「リノ・クラブ」のジャムで、「I Got A Ryhthm」 でロストした為、ベイシー・オーケストラのジョー・ジョーンズにシンバルを投げつけられ演奏中止の屈辱。

(7) 1937年17歳 初夏〜10月にかけてオザーク山中で山ごもり特訓。
レスター・ヤング演奏をレコードを遅く再生するなどして研究。理論を勉強。「5度のサイクルの練習」。 その後バスター・スミスのバンドに参加。
Kojiさん こんにちは。

MySpaceの演奏も聞かせていただきました、とても気持ちのよいジャズでした。その一方アドリブ自体は「パーカーに憧れるみなさん」とは少し違う印象をもちました。
端的には "パーカーフレーズ" が聞かれないからなのですが、書き込み内容の、
ジャズの即興があって>その中にビバップのスタイルがあって>パーカースタイルはさらにその一分野である、
というお考えの合点がいきました、知行合一。
ジャズの即興という大きな世界のなかで自身のスタイルを探求しているように思いました(私は後述のようにパーカーの中に自分のスタイルを試行錯誤しています)。
そして更に、

> 基本的にメロディーが聴こえて来ないとインプロバイズ出来ないと思うので、
> スタンダードの曲を幾つかのキー出来れば12キーで何曲も学ぶことが
> 最短コースと言うか、それしか方法は無いのではないでしょうか。

はまさに、パーカーが上記項目 (3) (4) でやったことなのです、流石!
> Barry Harrisがビバップについていい本を出しています。

amazonでも該当がでなかったので、よろしかったら書名もお聞かせください。
私もワークショップは5回でました。実は1月11日(火)、明日がその6回目です。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=59117505&comment_count=4&comm_id=477525
http://bit.ly/fgCZ9E (尚美学園大学サイト)
本当に必要なものは実はそんなに多くない、というのは参加経験者としても実感共感します。BarryもAll keys All keys って口を酸っぱくしていってました。
>モダンジャズってジャズミュージシャンが書いた曲のことじゃないんですか?

「モダンジャズを創った」というのはCarlWoideck書邦訳の副題由来です。
(但し原書の表現は one of the architects of modern jazz (often called "bebop") )

私は、ジャズはアドリブが命、ジャズのアドリブと言えばモダンジャズが基本、さらにパーカーがそのモダンジャズのアドリブ手法を創ったのだから、ジャズ即ちチャーリーパーカー と信じているところの、パーカー至上主義なのです。
更に、実際のパーカーのアドリブの方法は、例えばアベイラブルノートスケールによるアドリブの考え方とは別にあり、実はパーカーの方法がモダンジャズを支えていると考えていて、Kojiさんとは逆向きの考え方をしているのです。おそらくアベコベに見えているのです。
といったことは、別コミュ「ジャズ理論」のこのトピにも書いてみました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57969275&comm_id=29626
金山さん
先ず、お誉めのお言葉感謝します。

Barryの理論書は彼のWebで買えます。
http://www.barryharris.com/instructional.htm

日本語訳は見たことがありません。

パーカー史上主義、素敵な響きです‼

後、僕のソロがパーカーっぽくないのはまだ聴こえて来ないので弾けないだけなんです。
聴こえて来るメロディーだけ弾いているんで、もっとサッチモとかレスターの感じですね。
パーカーは憧れです。
Koji さん

おはようございます。

>パーカーのスタイルは主にディミニッシュ、半音階、ホールトーンと
>ブルースイディオムが聴こえてきますね。

モード以前のアドリブ方法(考え方)は明快で、

(1)コードの設定(機能和声)
 ・曲にはコードがあって
 ・コードは他のコードに代理させることができて

(2)使用可能なスケール(アヴェイラブルノートスケール)
その元のまたは変化したコードに対し
 ・プライマリーなスケール(I M7 だったらIonian)が設定でき
 ・それ以外のスケール(I M7 だったらBlues や Lydian 、BeBop)も設定できる

(3)コード、スケールによる旋律
そのコードとスケールを使って、メロディは
 ・コードトーンを主として使用し(例えば表拍や長い音、解決)
 ・非コードトーンで修飾する

(4)蓄積
メロディは自分で考えても良いし、コード毎にフレーズ集や実演からストックしてもよい。

というような形をしていると思うのです(が、あっていますか?)。
つまり、プレモダン から モダンジャズに至るまで(モード、フリーを除く)ジャズ全般でこの考えは一貫して有効であって、その中で例えば「パーカーはサッチモに比べやドミナントでホールトーン、ディミニッシュを使うような時代的に新しい特徴がある」となっているのではないでしょうか。

>聴こえて来るメロディーだけ弾いているんで、もっとサッチモとか
>レスターの感じですね。

その先は、サッチモが頭に流れている人はサッチモのように、パーカー好きはパーカーのような演奏になる、という風に捉えているのですが、Kojiさんもそのようにお考えですか?

バリー本情報ありがとうございます。取り寄せてみたいと思います。
今年は「Grooving High」を題材に、こんなことをやりました。
デクスターさん

あけましておめでとうございます。レスおそくなりすみません。

お書き(だった)のとおり 、Honey and Bodyのフレーズの半全音上下(0:52,1:40)はとても斬新に聞こえます。
この技法(同じ音型を次々移調する)は現在のアドリブにも生きている技ですが、ただパーカー自身はその後発展させておらず、おそらく年を経るに従って使用頻度が減って行く傾向にある、それ故にパーカーの演奏として斬新に聞こえるように感じもします。それがあちらのトピック(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51889757&comm_id=128182)に書いた 違和感でもあります。

IIm-Vは、短三度ずらしで4キー練習すべし、なぜならそれらは相互に交換可能だから、更に それを半音上、全音上の三組練習すべし、という12キーの配置、大変勉強になりました。

こちらでも本年もよろしくお願い致します。
金山さん

あなたはすごい人ですね。
その通りだと思います。

パーカー好きの人はパーカーの音になると思います。

ミュージシャンの音源は唯一の先生であり親だと言っても過言ではないのではないでしょうか?
僕はカナダに住んでいるのですが、日本語を両親とか特定の人からしか教わらなかった日系カナダ人達に会ったことがあります。そういう人達は手本の人達と同じ様な話し方です。いろんな日本人と接する機会が無い人は特に。
それと同じ様な気がします。
僕達は学校や職場など数え切れない程の人達と情報交換するので個性がありますよね。

後、良いミュージシャンになるには何があっても頻繁にステージで演奏しまくることが大事で最高の練習だと思います。

お互いステージでいい音出して行きましょう!
丁度、「bird」っていうCD集を聴き直していて
やっぱパーカーのスタイルがどっからきたのか
不思議ですね
レスターヤングとパーカーはもちろん
ディジーと比較しても明確なスタイルですね
チャーリークリスチャンはちょっと近いかな
不思議ですね。
パーカーとバリー・ハリスは違う派のような気もしますが、Kojiさんお薦めの
>Barryの理論書は彼のWebで買えます。
>http://www.barryharris.com/instructional.htm
を買ってみました。船便かとおもったら、すぐメールが届きました、$15。
ジャズ理論とかほとんど知らないし、自分ではジャズ演奏できないので、このトピ敷居高いんですが、このトピのタイトルに即して細切れコメント。

・不思議なのは、パーカーがほんの1か月ほど山籠もり(?)して、帰ってきたらスタイルが完成していた、ということ。
・誰だかミュージシャン仲間が、「レスター・ヤングを早回ししたようなスタイル」といっており、パーカー自身もプレスを徹底的にコピーした時期があるようなフシがあること。
・AnyKeysに関して、いくつかの伝説証言で、パーカーはどんな調に対しても簡単に対応していた、といっていること(ミュージシャン同志でも驚くべきレベルで・・・ということ?)

以上から、自分は「パーカーは山籠もりしてプレスほかの自分のアイドルの演奏をすべてのキーでコピー演奏しまくって、自分のスタイルを完成させた」という空手バカ一代的夢想をしております。

長くなりますが、あと、同時期のほかのサックス吹きたちの演奏との違いってなんなんでしょうか。当時のその人たちのコメントを読むと、もちろんパーカーの演奏には圧倒されていますが、アドリブについては自分たちのスタイルがすでにあって、それを演奏していた、といっていると思います。
他の楽器のプレイヤーについては、パーカーをコピーなどしていない方が多い、と思いますし、モダンジャスというスタイル自体は、パーカーに負うところ大、とはいっても、同時発生的にアドリブが進化していった、とみるべきなのか、とも思います。

いかがでしょうか?

ログインすると、残り2件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

チャーリー・パーカー 更新情報

チャーリー・パーカーのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。