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《アジアン・ミーティング大阪》開催のお知らせ
アジアン・インディペンデントの上映ネットワーク形成を目指し、《アジアン・ミーティング大阪》を11/4(土)5(日)開催いたします。
大阪市が主催する斬新なプロジェクトCO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビジョン)。特に企画制作部門では、助成金支援だけでなく、ワークショップ展開や現場スタッフコーディネイトなど制作上の具体的な援助体制を整備し、参加監督たちのステップアップを可能にしつつあります。
今回の《アジアン・ミーティング大阪》は、この動きを受けて今年3年目を迎えるCO2を控え、CO2のこの2年の展開からさらにアジアや世界を巻き込んで多角的に広がりつつある状況を提示し、同時にゲスト作家とアジアの映画祭ディレクターやプロデューサーを迎えてのシンポジウムを開催、新たな制作・公開双方のアジア規模での新機軸を切り開きます。

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11月4日(土)・5日(日)両日とも11:00〜
会場…KTVホール「なんでもアリーナ」(地図なし)
大阪市北区扇町2-1-7 TEL06-6360-1802
地下鉄堺筋線「扇町駅」下車2号-B出口北へすぐ
JR環状線「天満駅」下車西へ徒歩3分
料金…前売・当日1000円(1日通し券)
・前売券は、チケットぴあ店舗、ファミリーマート、サンクス、サークルK(以上、Pコード:476-587)ほかにて発売中!
・本券は1日通し券となります。前売券をお持ちの方からご入場していただきます。
・やむをえない理由により、プログラムの変更などの可能性もあります。あらかじめご了承ください。
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【詳細コンセプト】
今回《アジアン・ミーティング大阪》では大阪市の運営するCO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)の助成を受けた第2回企画制作部門の作品を含め香港、韓国からのゲスト作品を上映します。そしてインディストーリー(韓国)やインディブルー(香港)など若手監督の育成を志すインディペンデント映画の配給代表も交えてのシンポジウムを開催します。

これは私自身が第2回まで上映制作支援プロデューサーとして関わったCO2の次のステップです。CO2はこれまでの2回において10本の作品を制作助成してきました。これは賞金とは意味合いが異なるものであります。つまり助成金を出すだけではなく、若い映画の作り手が増加する中でスタッフや俳優の育成もかねて劇場公開までの長い道のりを監督たちと議論しつつ「現在の映画」のありうべき姿を浮上させる可能性の探究でした。

今、こういった流れを受けて大阪での映画製作の活性化がスタートしつつあります。すでに今回、オープニングで上映する『チケッツ』はその成果です。香港の若い監督が日本にやってきて大阪で映画制作したのです。低予算の作品ですが、これには第1回CO2の受賞俳優が2人、そしてスタッフもCO2参加者が集まりました。そして第1回CO2の西尾孔志が大阪編を製作することにもなったのです。こういった制作の可能性がグローバルに拡がるのに大きな障害はなくなりつつあると言えるでしょう。
しかし問題はまだたくさんあります。最大の難関は「上映」ということになるでしょうか。制作のガイドラインはようやく見えてきました。しかしこと上映となるとまだまだ映画祭や上映会など、一般の観客に届くには少し遠い場所でしか叶えられない状況です。作り手は監督や制作のことばかり考えます。しかし映画は「上映」されなければ完結しないということは監督および制作者の誰もがもっと考えなければならないことです。一般の観客が足を運ぶ劇場で「公開」するということ、これはただの「上映」とは大きく異なるリスクをはらむことになります。制作することも大変ですが「公開」するのも同じくらい、いやいっそう大変なのです。作り手が「見せる」のではなく「魅せる」ということに自覚的になること、それが次の一歩になるのです。今回重要なテーマは要するにどう「魅せる=見せる」のかといことになります。韓国の「インディストーリー」の在り方、そして香港の「インディブルー」の在り方はその問題点を示してくれるでしょう。CO2だけでなくインディペンデント映画を制作し続けるために、今もっとも必要なものは何なのか。そこで2つのシンポジウムを開催します。

ひとつ目のシンポジウムは、大阪を中心とした関西を中心としたインディペンデント映画(かつては自主映画と呼びました)のここ20年の簡単な歴史について、特に制作のフォーマットの変化と作られる作品の方向性の変化、そしてデジタルビデオの登場がそれらの歴史にどのような影響を与えたかの流れが見える形にしたいと思います。ゲストに来られる(上映作品『ルック・オブ・ラブ』)植岡喜晴監督は現在、黒沢清、瀬々敬久監督らとともに東京の映画美学校で講師をされておりますが、1970年代末から80年代にかけて大阪で8ミリ自主映画での制作をスタートとしてそのキャリアを築いてきた50代の監督です。その個性的な作風は一部のファンの間では知られていますが、残念ながらまだ海外では知られておりませんが、特に8ミリ自主映画の流れから派生した監督としては重要な位置にいる方です。これを機会に植岡喜晴作品が再評価されることも願っています。
 
 ふたつ目のシンポジウムは、インディペンデント映画の制作と配給についてが大きなテーマとなります。これにはプサン国際映画祭のプログラマーであるホン・ヒョスクさん、韓国でインディペンデント映画の制作会社「インディ・ストリー」の代表で今回上映の『まぶしい一日』のプロデューサーも務めたクァク・ヨンス氏、香港で数年前からインディペンデント映画の配給助成を始めた「インディブルー」のジョナサン・ハン氏、そしてその「インディ・ブルー」が海外配給を担当する本土中国の若手監督イン・リャンさん、加えて大阪芸術大学の太田米男教授、上記の植岡喜晴監督にも入っていただいて、それぞれの国での状況から出来上がった作品の配給・上映の可能性についてをテーマに有意義な議論ができればと思ってます。

 この2つのシンポジウムのほかにも、上映する作品の若手監督には舞台あいさつの代わりにそれぞれ一対一で次に上映する作品の監督と作品を紹介するというミニトークを上映の合間に入れます。これはそれぞれの作り手が自分の作品だけではなく自身の作品も含めてこれから作られ上映されていく映画への責任を自覚し、また観客へインディペンデント映画のあり方への問いかける場所なるかと思います。 このスリリングな2日間を心して、いや心から楽しんでもらえれば今後の大阪での映画製作が活性化するステップになるのではないでしょうか。
《アジアン・ミーティング大阪》プロデューサー・富岡邦彦


【オープニング・フィルム】
『ノンジャンル・フリー・シネマ(仮)』2006年/日本/40分(予定)/DV
  監督:山田雅史、井村征爾、唐津正樹、内村一義
●第1回CO2企画制作部門に選ばれた監督たちによる新たなビジョン。今回限りの特別企画!

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【オープニング・ゲスト作品】
●「大阪で映画を撮りたい!」と香港からやってきた若手監督ハーマン・ホー。彼が平原夕馨(第1回CO2女優賞)を主演に京都で撮影した「サンシャイン」を含めニューヨーク、香港、シンガポール、大阪それぞれの「地下鉄」を題材にした最新作オムニバス作品。大阪編は西尾監督(第1回CO2参加)が制作!
『チケッツ』Tickets 2006年/香港・シンガポール・日本/DV/90分 
プラスチック・トマト制作 プロデューサー:ハーマン・ホー、ケニー・チョウ 

第1話 ニューヨーク篇「アップタウン、ダウンタウン」Uptown Downtown 15分 
監督:ブライアン・ハン
■ニューヨークの地下鉄でのスペイン系の青年と日本人女性マキとの一瞬の出合い。言語も国も人種もライフスタイルも異なった彼らは2度と出逢わないかもしれないしかしそれぞれが自らの運命を信じている。
香港アート・アカデミーのテレビ・映画学校を卒業し1998年に「香港インディペンデント短編映画・ビデオ賞」を受賞、現在ビデオグラファーとしてCMやドキュメンタリーでも活躍するブライアン・ハンが監督

第2話 香港篇「剣と鳩と自転車」Sword, Pigeon and Bicycle 10分 
監督:ケニー・チョウ
■現実とファンタジー、リアルと幻想に二分される世界をロールプレイングゲームの中の女カンフー戦士と警察官と泥棒の追っかけの中で見せる。アニメとゲームと実写の混合。ハーマンとともに本プロジェクトのプロデューサーも務めるケニー・チョウが自ら監督。ケニー・チョウは香港大学のコンピューター科を卒業しグラフィックデザイナーでもある。

第3話 京都篇「サンシャイン」Sunshine 18分
監督:ハーマン・ホー
■早朝に始発で京都を出て大阪の地下街食堂で働くナオコは太陽の光を見ない生活が続いていた。彼女の唯一の救いはインターネットで知り合った香港の青年カン。 ある日カンが日本にやってきて二人は会うことを約束するが…。 このプロジェクトの仕掛人でもあるハーマン・ホー自らがCO2第1回女優賞を受賞した平原夕馨と信國輝彦を主演に京都と大阪の地下で撮影した。

第4話 シンガポール篇「トラックス」Tracks  15分
監督:ギャビン・リム
■メンとヴィヴィアンはこの3週間の毎晩、電車の中で別れ話しを繰り返している。しかし事態は毎夜悪い方へと向かうしかない…。監督のギャビン・リムはCMディレクター、プロデューサーとしてシンガポールで10年のキャリアをもち2005年に自主制作した短編がシンガポール国際映画祭の短編賞を受賞するなど注目されている。

第5話 大阪篇「アカシック・レコード」Akashic Record  25分
監督:西尾孔志
■地下鉄に住み続ける男は、地上に出るのを恐れている。倉庫で音楽を鳴らす女は、広い場所を恐れている。やがて来る崩壊の時が…。第1回CO2シネアスト・大阪市長賞受賞。現在第3回CO2の助成でURACIOを運営する西尾孔志が参加、スタッフには同じく第1回CO2の企画制作部門の監督山田雅史が撮影として参加。



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【第2回CO2企画制作部門作品】
『ひかりのくに』This Side of Paradise 2006/日本/DV/73min 
 監督:児玉和土  出演:吉岡睦雄、遠藤祐美、藤川俊生、小深山菜美
海辺の小さな町。ミサキという青年が海亀を探しに来た。青年は数年前に隣町で起こった誘拐犯に似ていたため、人々の中で憶測が生まれる…。奇妙な現代版浦島太郎。第2回CO2シネアスト賞(大阪市長賞)受賞作!

『にくめ、ハレルヤ!』Hate Hallelujah 2006/DV/73min
監督:板倉善之 出演:苧坂淳、藤本七海、長綾美、絵沢萠子
震災で両親を失い叔父の家で育った裕人。ある日祖母から、妹がいたことを知らされる。暗示のままに出逢った少女を連れ出すと、二人の逃避行が始まった。リニューアル・サウンド版で初上映!

『バロック的狂躁曲』Gimick:A Kinky Operetta 2006/DV/83min 
監督:神農了愛 出演:奇異保、副島新五、大野世姿、
女装した中年男が「私は人を殺した」と警察に出頭する。男の記憶はあいまいで、謎めいていた…。神農監督自ら美術も担当したトリッキーな美術世界が繰り広げられる怪作。ディレクターズ・カット版で初上映!

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【韓国ゲスト作品】
『まぶしい一日』One Shining Day 2006年/韓国/133分 

日韓の間を描こうと企画されたオムニバス。祖父の遺言を実行するため済州島を放浪する二人の日本人少女を描く第1話『宝島』。日本に渡った母親を探すため詐欺を働くソウルの高校生を描く第2話『母をたずねて三千里』。帰国便に乗り遅れた日本青年と空港の書店で働く女性は互いに言葉を交わせないまま朝の便を待つ−第3話『空港男女』。05年度釜山国際映画祭ワールドプレミアを経て韓国公開。小規模でも優れた作品を配給すべく設立されたインディストーリー第1回自社製作作品。
配給シネマコリア/共同配給 キノ・キネマ 
http://www.seochon.net/mabusii/

【中国/香港ゲスト作品】
『あひるを背負った少年』TAKING FATHER HOME 2005年/中国/101分
監督:イン・リャン(應亮) アジア配給:インディブルー(香港)
出演:シュウ・ユン、リュウ・シャオペイ
消息を絶った父親を探すため、家族を残して都会へ出発する17歳の少年の旅を、中国四川省を舞台に描く。28才イン・リャン監督のデビュー作で、監督自身が西南地区に十ヶ月住み込んで撮影。出演者もみな西南地区に住む人々である。東京フィルメックス、ロッテルダム、香港国際、トライベッカ(N.Y.)など各国の映画祭で話題を呼んだ注目作。


.【特別ゲスト・プレミア上映】
「ルック・オブ・ラブ」Look of Love 2006/日本/108分
監督:植岡喜晴 主演:戸田昌宏、葉月蛍、温水洋一
孤独な青年、ベトナム人デリヘル嬢、中年ポン引きの三人が古ぼけたアパートから宇宙にまで時空を超えて突き抜ける!主演に黒沢清作品などの常連で知られる戸田昌宏、中年ポン引きに独特の存在感で人気の温水洋一、そして葉月蛍。その他80年代から植岡作品に色を添える神戸浩らも出演。自身が講師を勤める映画美学校の生徒達と3年をかけて8ミリフィルムで撮影されデジタル特殊効果の処理を施して完成した植岡監督久々の長篇を関西プレミア公開。 (ゲスト:植岡喜晴監督)


.【特別上映】
『アイアン・プッシーの大冒険』The Adventure of Iron Pussy 2003年/タイ/90分
 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン、マイケル・シャオワナーサイ
 出演:マイケル・シャオワナーサイ
荒野を行く美女アイアン・プッシーのキッチュな勇姿!女装の麗人が歌い踊る、異色のウエスタン・ミュージカル!パフォーマンス、インスタレーション、映像作品など多方面で活躍するフィラデルフィア生まれのタイ人アーティスト、マイケル・シャオワナーサイが99年から制作を始めたビデオ作品「アイアン・プッシー」シリーズから生まれた本作には、商業映画とアート作品が自然に寄り添う、タイ独特の映画事情も垣間見える。
タイ・バンコック生まれで90年代から数々の短編を撮りその即興的なスタイルで長篇か『真昼の不思議な物体』(00年)、そして「ブリスフリー・ユアーズ」で カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリを受賞したタイ映画のニューウェイブを代表するアピチャッポン・ウィーラセタクン


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CO2製作・上映シンポジウム:「発見と上映、インディペンデント映画の展開」
低予算で制作されるインディペンデント映画。日本ではかつて自主制作映画と呼ばれたが、デジタル化の中で製作は拍車がかかり優れた作品も増加している。そんな中、これらの作品を広く上映するためのアジア全体でのネットワークが可能かどうかを問う。

シンポジウムゲスト
ホン・ヒョスク(プサン国際映画祭プログラマー/韓国)
クァク・ヨンス(『まぶしい一日』プロデューサー/INDIESTORY代表/韓国)
ジョナサン・ハン(『あひるを背負った少年』配給/INDBlue代表/香港)
イン・リャン/應亮 (『あひるを背負った少年』監督)
植岡喜晴(『ルック・オブ・ラブ』監督)
司会:富岡邦彦(PLANET+1代表/第1回・第2回CO2上映・制作支援プロデューサー)


大阪アジアン映画祭2006
OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2006
主催:大阪アジアン映画祭2006実行委員会
共催:OSAKA ASIAN BEAT推進協議会/関西テレビ放送
後援:外務省/経済産業省/文化庁/社団法人映画産業団体連合会/社団法人外国映画輸入配給協会/全国興行生活衛生同業組合連合会/生活衛生同業組合大阪興行協会/FM802(申請中を含む)
特別協力:韓国観光公社/香港政府観光局/日本貿易振興機構(JETRO)大阪本部
協力:アートポート/イーネット・フロンティア/角川ヘラルド映画/ギャガ・コミュニケーションズ/シネカノン/CJ Entertainment/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/タキ・コーポレーション/東芝エンタテインメント/日活/フォーカス・ピクチャ−ズ/ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン/ホリプロ/ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ(UIP映画)/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン/ワコー/染野企業電影工作室/そごう心斎橋本店/カメヨ/シネ・ヌーヴォ/テレコープ/プラネット・スタジオ・プラス・ワン(順不同)

企画:関西テレビ放送

公式ホームページ http://www.oaff.jp

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