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反原発!原子力発電反対!!コミュの原子力発電問題を映画にした作品を見てください。

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0、鎌仲ひとみ 監督「六ヶ所村ラプソディー」
六ヶ所村核燃料再処理施設の問題を、近隣住民の生活の様子を、背景やそれぞれの思いを交えつつ構成したドキュメンタリー映画。賛成派、反対派、中立派それぞれの住民が登場しているが、再処理施設を運営する日本原燃の職員の登場は先方に断られたとのこと[1]。イギリスのセラフィールド再処理工場も取材し、日常的に放出される放射性物質の影響についての問題提起を行っている。ただし、セラフィールドで大量の放射性物質が海中に投棄されたのは放出基準が現在と比べて数十倍〜百倍も高い時代であり、80年代からは放射性物質の除去技術の開発が進められ、放出量の低減化が図られている[2]。また、原子力安全委員会によると、六ヶ所村再処理施設の推定放出量はセラフィールド(2005年)に比べ実効線量の増加分で1/10程度であるとされる[3]。

1、 鎌仲ひとみ 監督 『ミツバチの羽音と地球の回転』    [ 2011年2月19日公開 ]
 YouTube - 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」予告編HD
 http://www.youtube.com/watch?v=OgNjOjvkx-s
『ヒバクシャ――世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディ』に続く、鎌仲ひとみ監督&グループ現代製作による三部作の“完結編”。本作は、山口県上関原発の問題と向き合う祝島の人々と、スウェーデンでの、地域自立型のエネルギーを創り出し持続可能な社会を模索する人々の取り組みを追ったドキュメンタリー。祝島の原発予定地には、絶滅危惧種とされている希少生物が棲息しており、エネルギーと自然の共存がいかに大切かを観る者に問いかける。原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策は、果たしてこのままでいいのか。決して他人事ではないエネルギー問題を、真摯に考えるきっかけを提供してくれる作品と言っていいだろう。

解説 - ミツバチの羽音と地球の回転

日本のエネルギーの最前線、上関原発計画に向き合う祝島の島民と、スウェーデンで持続可能な社会を構築する取り組みを行う人々の両面から現代のエネルギー問題を描き出すドキュメンタリー。監督は「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ。瀬戸内海に浮かぶ祝島の真正面に、原発建設計画が持ち上がってから28年。島民は一貫して建設に反対してきた。島では海藻や鯛をとり、無農薬のびわを栽培して千年も前から生活が続けられている。最も若い働き手、山戸孝さんは妻子を抱えて自立を模索しているが、その行方を阻むように着々と進められる原発計画。島民は一体となって阻止行動に出る。孝さんの眼差しの先にはスウェーデンの取り組みがある。足元にある資源で地域自立型のエネルギーを作り出すスウェーデンの人々が目指すのは、持続可能な社会。それを支えるのは電力の自由市場だ。原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策を変えるためにはどうしたらいいのか。そして、祝島の未来はどうなるのか……

2、 黒澤明監督の「夢」〜第6話 赤富士:第7話 鬼哭
 第6話 赤富士
原発の爆発事故で地獄絵図と貸した富士周辺。富士山は原発の爆発で赤く染まり、カラフルな色付き放射能が人々に迫り来る。『赤富士』という日本の美の風景を見事に現代の放射線による環境破壊の恐怖と照合させている後半に原発を設計した人が自殺するシーンも有るたシニカルな作品。

第7話 鬼哭
荒廃した台地で、突然変異で角の生えた人間 鬼になったという者に出会う。
そこには突然変異で人間より大きくなったタンポポや、角が生えた人間たちがのた打ち回り苦しみ悶える風景が広がる。前作と同じく、人間の地球放射能汚染を取り扱った、ニヒルな作品。

3、 本橋成一監督 「 ナージャの村」
ベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村。
 チェルノブイリ原発事故で汚染された小さな村。
 皮肉にも、放射能に汚染された村は、原子力の恩恵を受けない生活を続ける村だ。
 政府からの立ち退き要請で、村は地図から消えてしまった。
 村の3ケ所の入口はゲートで遮断され、 外部の人間は許可証がないと入れない。
 それでも故郷を離れず、汚染された村に残る6家族がいる。
 ユートピアのように美しい村。四季が移ろう。
 
 8才のナージャが笑う。
 美人のお姉さん、20才のスベータ。
 酔っ払って歌うお父さん、ボーブカ。
 ポルカ祭でにぎやかに踊る村人たち。
 サマゴン(自家製ウォッカ)作りのクルチン。
 82才のチャイコバーバが畑に種を蒔く。
 そして大地に語りかける。
 早く芽を出すんだよ…。外は気持ちいいよ。
 早く暖かくなりますように。
 生きている間は働かなくちゃいけない。
 大地から芽が出て、私たちへの恵みになる。
 
 麦やじゃがいもを育て、きのこを採り、詩を口ずさむ。
 美しく厳しい自然とともに、大地に根ざして
 明るくたくましく生きる彼らの暮らしは、
 豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。
 本橋成一が、写 真家ならではの美しい映像で綴る、
 いのちの大地の物語。

4、 写真家・本橋成一と音楽家・坂本龍一「アレクセイの泉」
ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一と音楽家・坂本龍一と組んで〈泉〉を主題としたドキュメンタリーを完成させた。舞台となる〈泉〉は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災したベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに“本当の豊かさとは何か”を静謐に語りかける。

5、 円谷監督の「ゴジラ」×メガギラス G消滅作戦
 1954年、初めてのゴジラ東京襲撃によって大阪に首都が遷った。1966年、東海村に上陸したゴジラにより原子力発電所が破壊された。日本政府はゴジラの攻撃目標になるため原子力発電の永久放棄を決定した。しかし1996年、原子力発電の代替を目標としてプラズマエネルギーの開発が行われていた大阪の「クリーンエネルギーファクトリー」がまたもゴジラに破壊されるのだった。 対ゴジラ兵器として開発されたディメンション・タイド(ブラックホール砲)の試射によって時空の亀裂が発生、そこから太古の巨大昆虫が現れた。 卵から孵った無数の幼虫メガヌロンが人間を襲い、更に羽化して成虫メガニューラになると群れをなしてゴジラに襲いかかった。

6、 渡辺文樹監督の『バリゾーゴン』 
 原発のみが産業となる、とある田舎の村で、賄賂である現金が飛び交う村を真っ二つにする選挙が終わったあと、片側の陣営で会計の手伝いをしていた地元の青年が腐乱死体として、小学校の女教師宅の便槽から発見される。

 当初は覗き目的で入り込んだ青年が引き起こした変態的な事件に事故が重なった結果、起こってしまった不幸な事案として処理されたが、死因等を不審に思った家族が渡邊を頼り、口の重い関係者たちから話しを聞いていくうちに不審な点を検証していき、取材と再現ドラマを用いて、徐々に事件の核心に迫っていくという内容です。

 真相を究明していく段階で村社会、自民党の大物政治家(見た目や役職は渡辺ミッチーを臭わす。)を含めた中央政界をも巻き込むほどの原発が村にもたらす利権と閉鎖性、警察の隠蔽体質、青年団の中での嫉妬、女教師のモラルの欠如などが積み重なった挙げ句が一人の青年の悲惨な死に様となる。それらを辛抱強く洗い出し、時に暴き出し、真相を突き詰めていく。

コメント(19)

「ゴジラ」
【不謹慎ツイート・引用】ゴジラと原発の共通点。1)兵器としての実用化のほうが早かった 原子力を生活のために使う。2)やばくなると火を吐く。3)やばくなると放射能を ばらまく(「やばくなると」という設定はおそらくなかったと思うが、70年代以降の作品を見ると、そうとしか思えない)。【東日本大震災前のコメントです】

私は津波のあとの映像や爆発した後の原発の姿をみて火の鳥で読んだ世界がこのままでは本当になる・・・と恐怖しました。
映画『100000年後の安全』


2011年3月30日 ... 2011年4月2日(土)渋谷アップリンクにて緊急公開!原発から生まれる放射性廃棄物の放射能レベルが生物に無害になるまでに、最低10万年を要すると考えられている。放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかける .http://www.uplink.co.jp/100000/






原発がテーマではなく「反核」かと思いますが
「風がふくころ」が大本営発令状態の今と被ります。

この『風が吹くとき』は、もともとイギリスで1982年に出版された作品で、日本語訳は以前別の出版社で出ていましたが、今回翻訳をし直してあらたに出版することになりました。出版当時から、漫画のコマ割りの手法を使ってシリアスな問題を描いた、絵本の常識をくつがえす作品として、大きな評判を呼んだ作品です。それから15年以上たった今、ソ連は崩壊し、米ソ2大国が国際政治を大きく左右していた時代は去って、世界の情勢はもっと複雑になってきているように思えます。しかし、最近のインドやパキスタンの核実験で明らかになったように、核兵器をパワーゲームの切り札とみなす風潮はまだまだ盛んです。そういう意味では、核戦争の脅威は去ったわけではありません。まだ、核は使用しなくても、ジムやヒルダのようなふつうの人たちが犠牲になる戦争は、世界各地で多発しています。レイモンド・ブリッグズがこの絵本で描こうとした状況は、表向きの形は変わっても、今でも存在しているのです。この絵本が、親子いっしょに、もう一度核の問題、そして戦争の問題を考えるきっかけになってくれれば幸いです。
本の他にアニメもあり

核戦争の恐怖を描いた不朽の名作アニメーション

[核]を知らない新しい世代に伝えたい、[平和を願うメッセージ]がここにある―。


〈ストーリー〉
もの凄い光とともに風が吹いた――世界の終わり。
イギリスの片田舎。年老いたジムとヒルダの夫婦は、子どもも独立し、ゆったりとした平穏な年金生活を送っていました。ラジオから流れるニュースに耳を傾け、新聞記事をネタに、夫婦でああでもない、こうでもないと取るに足らない会話を語り合う日々。ある日、核戦争が近づいていることを知ったジムは政府が配ったガイドに従って、家のドアを取り外し簡単な核シェルターを組み立てました。そして、ラジオが敵国の攻撃を伝えた数分後に訪れた、もの凄い爆風と熱。
ラジオもテレビも壊れた世界でジムとヒルダはきっと助けが来ると信じ、ひっそりと生活を再開します。しかし、いつまでも助けは来ず、食料も尽きかけた頃、2人の体にめまいやダルさ、紫の斑点といった異常があらわれ始めていました‥・。
 恐ろしさが解りやすく解説されてますよ。

「東京原発」 2004年公開

http://www.bsr.jp/genpatsu/

 都知事暴走!都庁核爆発!? 首都壊滅!?
いま、日本滅亡へのカウントダウンが始まった!!

 原子力発電の危険性、深刻な電力事情、低迷する経済、迷走する政治、貧窮にあえぐ地方自治、そして未来を見失った若者たち…、現代日本が今まさに抱えている様々な問題を満載し、日本映画史上まれに見る痛烈なブラック・ユーモアとスリル満点で繰り広げられる極上の緊張感、そして超豪華な演技派キャスト総出演による人間味溢れる一級の芝居で贈る戦慄のパニック・サスペンス・エンタテインメント!
 あまりに過激な内容と大胆な表現のため一般公開が危ぶまれていた衝撃の問題作、身近にせまるリアルな恐怖と猛毒の笑いで日本列島を震撼させるプルトニウム爆弾級のインパクトが遂にその全貌を現す!(オフィシャルページより)
「チャイナシンドローム」

米国スリーマイル島事故とほぼ同時期に公開された問題作です。

是非どうぞ。
「シルクウッド」

以下、wikpediaより

カレン・シルクウッド (英: Karen Silkwood) (1946年2月19日 - 1974年11月13日) は、アメリカ合衆国における労働組合活動家であり、原子力関連企業のカー・マギー社 (Kerr-McGee Corporation) の核燃料製造プラントで行われていた、安全規則違反と不正行為を巡るスキャンダルの中、28歳で謎の死をとげた。

シルクウッドはオクラホマ州クレッセントの近くにあったシマロン核燃料製造所 (Cimarron Fuel Fabrication Site) に勤める化学技術者で、核燃料棒に詰めるプルトニウムペレットの製造に従事していたが、プラント内で行われていた多数の不正行為に気づいた。その事実をアメリカ原子力委員会 (AEC) に証言した後、シルクウッド自身の体が、プルトニウムによる不審かつ深刻な汚染を受けていることが判明。彼女はこれらの事実を公衆に告発するため、証拠書類を持ってニューヨーク・タイムズ紙の記者に会いに行く途中で、不審な自動車事故により死亡した (他殺の可能性が論議されている)。シルクウッドのプルトニウム汚染発覚から不審死に至るまでの一連の事件は、いわゆる「シルクウッド事件」(Silkwood incident) として、一大原子力スキャンダルに発展し、1983年にはシルクウッド (Silkwood)として映画化もされている(主演:メリル・ストリープ)。


『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』. 木下プロ/ATG配給 1984. 撮影 浜田毅 音楽 宇崎竜童 美術 高橋章 照明 長田達也 編集 菅野善雄 出演 倍賞美津子 原田芳雄 平田満 竹本幸恵 上原由恵 泉谷しげる


あらすじ

旅回りのストリッパー、バーバラが名古屋に帰って来た。沖縄集落の中のタケ子が経営する飯み屋の二階が彼女の住居で、内縁の夫・宮里と親友のアイコが待っているはずだった。その日は、バーバラの弟の正とタケ子の娘、タマ枝、和男の不良中学生三人が修学旅行からはずされた腹イセに積立金強奪騒動を起こし、人質の野呂教諭が縛られ、物干し台に転がされていた。宮里は原発を転々と渡り歩く労働者・原発ジプシーでヤクザの仲間入りをしている。バーバラとは沖縄のコザ暴動以来の間柄で、彼女はそろそろ、二人で堅気の仕事に就いて結婚したがっていた。バーバラは宮里の顔を見るや、アイコのことを聞く。アイコは福井の美浜で原発労働者相手の娼婦をさせられていて、宮里の手引きで逃げて来たが、前日、美浜へ帰ってしまっていた。バーバラは、宮里がやくざに寝返ってアイコを帰したと思い込み、学校をクビになった野呂を鞄持ちとして再びドサ回りの旅に出た。そして、美浜に向かう。殺されたと思っていたアイコは元気だった。彼女は好きな男、安次を葬ったところであった。学校を追われた正たちも宮里と共に美浜に来ていた。事故で死んだという安次は、本当は原発で作業中に廃液漏れで被爆し、事故隠しの為にボート小屋に監禁されたのだった。アイコは一計を案じ、安次を死んだことにして埋葬するが、後日、やくざの目を盗んで安次を墓から掘り出し、バーバラと野呂を仲人に墓場で結婚式をあげる
> ★美術会系★PUNKS★さん
ありがとうございます。
風が吹くとき、の間違いでした。
タイトルわかりません。
NHK FM で20年ほど前に聞いた作品。

ある1本のテープが発掘され、それを解読するところから物語は始まる。
テープはとても劣化が激しく、解読は困難を極めていた。

場面転じてある工事現場。

固く閉ざされた箱がたくさん見つかった。
作業員の一人はきっとお宝が入っているに違いない、と、一つくすねて自宅へ持ち帰り、なんとか開けようとする。

一転。テープ解読中の研究所。

数十回と繰り返されたクリーニング作業で、男の声が聞こえるようになった。

あの箱は絶対に開けてはならない。〜雑音〜数は○○個。〜雑音〜…


転。工事現場では当初発見された数より一つ少ないことにようやく誰かが気づいた頃、箱を持ち帰った男は開封に成功。しかし中身は黒い土くれ。家族共々がっくり肩を落とす。が直ぐに、原因不明のダルさや目眩などの不調が家族を襲う。

転。その頃、テープの全てが聞き取れるようになっていました。
内容は…

『原子力発電の事故により、私はここに逃げてきた。もう人類で生存者は一人もいないだろう。私が最後の一人だ。私の最後の言葉をテープに残す。核廃棄物は○○という場所に埋めてある。数は全部で○○個。あれは絶対に開けてはいけない。死の灰が詰まっている。絶対に開けてはならない。
…なんだ?!奴らが来る…巨大化したゴキブリだっ!!うわーっ!!…』

ここで声は終了。

物語は、ラボの研究員や作業員はヒトではなく、放射能による突然変異で巨大化し、知能を持ち、文明を築くに至ったゴキブリであることを最後に臭わせて終わりました。
昨日部屋の掃除していたらフライヤーが出てきました。

『黒い雲』
監督:グレゴール・シュニッツラー
2006年 ドイツ
原作:グードルン・バウゼヴァング「見えない雲」(小学館)

ストーリー/解説:
あるドイツの地方で原発事故が起こり、その街はパニックに陥り
何の罪もない市民達がその渦に巻き込まれる、というドラマ。
実際に17の稼働中の原発を有するドイツでは
この物語は絵空事ではなく身近に起こりうるリアリティを持ち、
数ある娯楽大作の中で第6位の興行成績を収め、
その評判と衝撃が瞬く間にドイツ中に広がった。
そしてドイツの約3倍の原発を持ち、
長崎、広島の経験を通じて放射能の恐ろしさを知る日本でも、
この作品は”今そこにある恐怖”として多くの人に強い衝撃を与えるだろう。


原発撤退を可視化した独映画、11月公開http://www.alterna.co.jp/7142

ドイツでは、2022年の原発撤退に向けて着々と準備が進められている。しかし、莫大な費用と危険な作業を伴い大量の放射性廃棄物を出す「廃炉」は、言うほど簡単ではない。中立かつ冷静な目で、ドイツの原発の今を見つめたドキュメンタリー映画「アンダー・コントロール」(独2011年、ダゲレオ出版配給)が11月に公開される。

「放射線は目に見えない。原発の中身も我々には見えない。理解するためには可視化が必要だと思った」と、フォルカー・ザッテル監督は制作のきっかけを語る。

映画は、白い筋を描いて飛び交う放射線の映像から始まる。「自然界にある放射線を可視化する実験装置を科学館で撮影した」。音楽の代わりに警報が鳴り続けるエンドロールには、放射線をわざと当てたフィルムを挿入した。どちらも原子力を可視化する試みだ。

地下600mの廃棄物貯蔵庫に沈降するエレベーターの映像は、実際に監督が乗った時間だけ持続する。「恐ろしい長さだった。カメラで深く迫ることで観る人の内面に訴えたいと思い、敢えてカットしなかった」。同作は、原子力発電所の建物や原子炉の内部、徹底的に機械化された制御室などを芸術的な映像で切り取る。原発内の作業音や訓練の警報と、原発で働く人々や技術者が語る言葉以外に音はない。

制作に約3年をかけ、「儀式的で冷静過ぎる」緊急停止シミュレーションの場面や、直接触ることもできずゴミは深く埋めるしかない廃炉の厳しい現実も直視。建物の始末の先に横たわる数万年間の廃棄物管理の課題も示した。「原子力が描いた明るい未来の約束は果たされなかった」と監督はまとめる。

同作品は2011年2月のベルリン国際映画祭にも出品された。3月11日、トルコにいた監督は、インターネットで日本の惨事を知った。「技術者もお手上げの想像を超える事態に絶句した」と、その日の衝撃を語る。まさに「アンダー・コントロール(制御下)」から外れた福島原発は、ドイツの原発撤退を決定付けたという。「原発解体には20年以上かかる。ドイツは廃炉に既に巨額を投じている。自然エネルギーに力を入れてもいる。もう原発に戻ることはないだろう」と監督は言う。

レベル7の事故を経験しながら、ドイツのような決断には至っていない日本について意見を求めると、「原子炉で原子力の青い光をこの目で見たとき、魔力を感じた。人を誘惑する輝きだった」と打ち明け、「原子力をコントロールする夢や、今まで費やした大金への未練が、判断力を鈍らせるのでは」と語った。同作品は、11月12日からシアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区)などで公開予定だ。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)



公式サイトhttp://www.imageforum.co.jp/control/

■『シン・ゴジラ』は日本の何を破壊する? 庵野秀明監督が復活させた“おそろしい”ゴジラ像
(リアルサウンド - 08月02日 12:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=4123681

「シン・ゴジラ」の反映する現実 震災時最悪のシナリオ踏襲か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=4138605

「シン・ゴジラ」は福島原発の比喩そのもの 責任取る側をきちんと描いた意義
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=4138606

シン・ゴジラに観客が「リアリティ」を感じるのは何故か?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=4138607

シンゴジラなんか自衛隊の広報映画みたいだって話もあるし、批判もあるみたいですね。話としては面白いけど。

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