出雲神話コミュの出雲大社本殿特別拝観

現在出雲大社では遷宮祭の為、御神祭を仮御殿へ遷し空となった本殿を特別に見る事ができます。

私も拝観して参りました。
遷宮祭は６０年に一度の祭事の為、今度本殿まで入れる可能性は極めて薄い…
そこで行ってきました次第です。

正直…緊張します。
拝観料は無料。
正装での拝観になります。
幼児でももちろんです。
襟付き、靴下などなど…厳しいです。

では簡単に出雲大社の説明から…
出雲大社は本来、杵築大社と呼ばれてました。
大国主命が天照大神に国譲りをした際に建造されました。
現在の建物は延享元年に造営されたものです。
建築様式は大社造りで九本の柱よりなってます。
現在の高さは２４メートルですが当時は４８メートルと日本一の高さを誇っていました。
また本殿の天井には八雲図があり雲の数は７つ描かれています。
この天井に広がる八雲図も見てきました。
描かれて約２６０年も歳月が経っているのに素晴らしい色彩を残していました。『八雲図』なのに何故７つの雲しか書かれないのか？
これは八雲図の八雲を最後まで書くと全て書き終わった。
すなわち『終り』を意味するから終わらない７つ雲を描いているそうです。
そして雲の絵は神祭の上には描かれていません。
これは御神祭は雲より高い地位に位置するからと言う意味をあらわしています。
最後にこの遷宮祭の神事とは出雲大社の屋根替えです。

えぇ～そんな神事ですかぁー？
って声が聞こえそうですがこれは現代の建築技術の違いもあり屋根替えと言うより国宝の出雲大社の修復工事です。
未来まで残す大事は神事と受け止めます。
古代から『伝える』大切さを未来まで残していきたいものですね。

では管理人の田舎のラジオでした

コメント(5)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 05月03日 01:07

おっと！
遷宮（せんぐう）の時の写真は田舎のラジオのアルバムに張り出してます。

しかし！

本殿内部はありません。
何故なら…

撮影禁止だから…

すいません

[3] mixiユーザー 05月03日 20:51

地元島根県在住者です。
残念でならないので書き込みを致しました。

御祭神の御名が、大国主命とされることです。

この大国主命。
甚だ疑問です。
この名は、古事記日本書紀をはじめとするいわゆる神典には全く出て来ません。全て大国主神とあります。
ただ、大国主命とある書が一つ有ります。
古代の各氏族の出自や云われを書いた新選姓氏録に一カ所だけ出て来ます。
その氏族から提出された物には命とあったようで、注釈に神の誤伝であろうと書いてある程です。
因みに出雲国では、四大神と云い、
出雲大社(杵築大社)・所造天下大神・大国主神
佐太神社・佐太大神・佐陀御子神
熊野大社・熊野大神・熊野加牟呂伎櫛御気奴命
能義神社・野城大神・天穂日命
を指し、称えております。
ですので、大国主命ではなく、大国主神ですのでお間違え無きよう。
そして称えて出雲では大国主大神。
なので出雲大社では御祭神名は大国主大神です。

[4] mixiユーザー 05月03日 23:02

まさまささんこんにちは

ご指摘ありがとうございます。

これからも指導していただけると助かります。

これからも勉強していきます