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ミクシー落語研究会コミュの九代目林家正蔵襲名披露in群馬レポ

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このたび九代目林家正蔵を襲名した林家こぶ平さん。
その襲名披露公演が群馬県でも催されると聞きつけ、
いってまいりましたv

実は……ある日突然春風亭昇太さんの高座に行きたく
なり、いろいろ検索してたら出てきた公演だったの
でした;正蔵師匠、すみません;

ともかく、楽しませていただきました!正蔵さんは
もちろん、昇太さん、小朝さん、三枝さんと豪華な
メンバーを一時に拝見できるのも、地方公演の
美味しさでしょうねえv

緞帳が開くと、目に鮮やかな紫の幕があらわれました。
所ジョージさんデザインのものでしたv七福神の格好を
した正蔵さんの似顔絵が可愛らしかったです。


?春風亭昇太 「権助魚」

みなさん、行こうと思えばどこへでも行けるのに、
ましてや今日は前橋祭りなのにこんなとこへ来ち
ゃって……といった軽快な感じの出だしで始まった
まくら。それに引き換え、昔はその生まれた土地
だけで一生を終える人も多かった……というヒキで
本題へ。

噺の方は、旦那の浮気を疑った奥様が、使用人の
権助に相手の女を探らせようとする話。旦那は
旦那で権助を買収し、自分は途中で会った友人と
隅田川で網取りをし、今晩は湯河原に泊まるから
帰れないと伝えろ、アリバイのために魚買って
帰れと言い含める。しかし権助は山家育ち。魚の
見分けなどつくわけもなく……。

ぱあっとその場が明るくなるような雰囲気のある方
でした〜昇太さん!まくらでは愛・地球博やF1観戦
の体験談を体いっぱい使って大熱演でした〜。

?春風亭小朝 親子酒

まくらのほうはメモ取りそびれてしまったので;
噺の紹介を。

親子そろって酒好きで、これは良くないと禁酒を
誓い合った二人だったが、親父のほうはどうも
落ち着かない。なんのかんのと理由をつけて、一本
でやめるからと奥さんに出してもらう。しかし……。

金髪にピンクと白の格子柄なお着物が、妙にお似合い
の師匠は、酒飲みの演技(という言い方で良いのかし
ら)が愛らしいほどにお上手で、さすがの一言です。
「三匹が斬る」の、陽気でちょっとお間抜けなタコの
印象が強かったんですが、直接拝見するご本人は、
底知れない、抜け目ない貫禄を持ったお方だなあと
思いました。

?桂三枝 

期待されているであろう「新婚さんいらっしゃい」
から始まる夫婦の色々な情景をまくらに、創作落語?
と思しき夫婦の噺を聞かせてくださいましたv

定年退職した夫が四六時中妻と暮らすようになって、
新たな悩みを抱えてしまいます。そのことについて
息子に愚痴をこぼすのだが……

あさぎいろの羽織に青緑色の着物、うすオリーブの
袴といった涼しげな衣装の師匠は、もともとハスキー
なお声が更に枯らし気味になりながらも、ポンポン
夫婦ネタのサラリーマン川柳を例に挙げつつ小話を
展開させてゆく芸達者なご様子にはもう感服いたし
ましたです。

?口上
 
休憩を挟みまして、今度は演者がずらりと並んでの
口上がはじまりました。進行役の春風亭昇太さんが
向かって左に座り、次いで小朝さん、正蔵さん、三枝
さんという並びでした。

・春風亭昇太
 
昇太さんが噺家になろうかどうしようかと悩んで
いた大学生のころ、今は無き渋谷のジァンジァン
で、前座だったこぶ平さんが、とちるは忘れるはで
散々の高座を披露していたのを見て「俺にも出来るわ」
と思った……というお話をしてくださいました(笑)

・春風亭小朝
自己紹介で「ご紹介に預かりました、木村カエラです」
とボケたはいいが、いかんせん客層がお年寄りばかり
だったのでウケなかった……。もちろん私は笑わせて
いただきましたとも!

・桂三枝
正蔵という名前は二百年続く立派な名前だということと、
九代目の「九」が何故「鳩」についているのかという
トリビアをお話してくださいました。「九」という字
には「集まる」という意味があり、鳩もわらわら集まる
習性があるからそういう漢字なんだと。これは小朝さん
が以前披露していたネタなんだそう。三枝さんは東京の
落語家さんは物知りやなーと感心していたとか。しかし、
先日のTV番組で鳩の「九」は「クックー」と鳴くからだ
と言っていた、どういうことなんやとつっかかっておら
れました。あわててそういう説もあるが「集まる」説の
ほうが正しいと弁解する小朝さん、「口上を進めてください;」と、たしなめる昇太さんに笑わせていただきましたv

?翁家勝丸 太神楽

真打ちの前に、太神楽がありました。茶髪の若いお兄
さんが日本刀や
http://www.yachiyo-sushi.com/kagurazaka/kagurazaka-4.htm
の中段右写真の道具を使ったり、お馴染み傘回しの芸
で楽しませてくださいました。失敗するのも芸のうち
……なんですね。和傘の名前はクリスティ、和傘、ク
リスティ……というギャグも客層が(略)。

?林家正蔵 子はかすがい
 
まくらは、故林家三平さんについて話されたことが印
象に残っています。
いまわの際、注射を打ってもらってやっと目をあけた
三平さん。お医者さんに「三平さん、ご自分の名前
わかりますか」と聞かれ「石原裕次郎」とお答えに
なったとか……。しんみりした中、そのときばかり
は泣き笑い状態だったそうです。
子どもはあくまでも愛らしくけなげで、奥さんもし
っかりとしつつも色気があり、旦那はバカな部分も
あるけれども情にあつく懸命に生きている。
親子、夫婦の互いに対するあたたかい思いやりに
泣けて泣けてしかたがありませんでした。
師匠、これからも影ながら応援しております。

長々とすみませんでした;あまりに楽しかったので、
感動をわかちあえれななあと思い書き込ませていただき
ました。もし同じ公演ご覧の方いらっしゃったらうれ
しいなあ。

 


コメント(2)

>ちるちる様

栃木公演に行かれたんですね!ははあ、確かにメンバー
違いますね。小朝さんはやはり身内だからご一緒して
くれているのでしょうか。

確かに群馬も大ホールで、二階席まで人がいました。
こちらもすごく沸いてましたよ〜!確かに気持ちいい
でしょうねv

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