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古典をラノベ風に意訳するコミュコミュの論語プラザ【Rongo Rongo】

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むかしむかし、春秋戦国時代の中国に孔丘という名物じいさんがいた。
魯国の人で、鼻っ柱は強く意固地で頑固。わがままな上に支離滅裂だが、ハッタリと思い付きを押し通す力は誰よりも強く、みんながなんとなく敬遠しているうちに権力の坂を登ったり降りたり、転げ落ちたり這い上がったりしていつの間にか自分の手下を養成する「学問所」を作ってしまった。

気位ばかりは高くて嘘つきの高慢ちきでも、老人デビューしてからの蓄財は怠らなかったようで、とりあえず金は持っている。
金があれば人は集まる。
集まった人をウソと能書きでラッピングして売りつけるのは滅法上手だった孔丘は、チャンスを手にした弟子を使って自分の学校を宣伝させる。
財が人を生み、人がさらに財を生む。

こうして大きくなった「孔子学園」だったが、さすがに高齢デビューでスタート地点が遅かったために、ある日ポックリと死んでしまう。


さて、その後で集まった弟子達はその名物爺さんがどんなことを言って、どんなことをしたのか、会うたびに噂して談笑した。
それをまとめたのが『論語』である。
まぁ、いわゆる酒の席での笑い話なのだが、のちにこれを読んだ孟軻という熱狂的な孔子ファンが激怒して焼き捨ててしまった。
そして「美化12000%」ぐらいの『正しい論語』を書き直すのだが、こちらが本当の論語である。


さてさて、みなさまご笑覧あれ。

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