カカア天下はゲイシャガール・スピリット 「上州名物、カカア天下にカラッ風」、県民性を表現した言葉のなかで、一番有名なフレーズがこれです。
日本語に堪能な読者なら、『カカアデンカ』という言葉をよくご存知だと思います。
今でも封建的な女性差別が残る日本にあって、珍しくカカアデンカ、つまり女性優位の夫婦関係が認められているところが、この群馬県なのです。
このカカアデンカには深い訳があります
群馬県は『カラッ風』の言葉通り、日本一の乾燥地帯で、普通の農業ができませんでした
そこで桑を植えることで養蚕業が始まり、織物業が盛んになります
これらに専念して家計を助けたのが群馬の女性たちだったのです
では、群馬の男はどうか？
ここは国定忠治や、大前田英五郎や、木枯らし紋次郎に代表されるように、昔から日本のマフィアの本場でした
イタリア南部のシチリーやコルシカのような場所だと思えばいいでしょう
男はヤクザやバクトとして生きるのが当たり前で、競馬
、競輪
、競艇
、オートレース
、パチンコと、あらゆるギャンブルに手を染め、時には草津や伊香保（いかほ）でのんびり温泉
につかる享楽の日々を送ります こんな遊び人の男は女性に援助してもらわなければなりません。
よく働く奥さんであるならば男はラッキーです
そこで男たちは勤労女性を競ってパートナーにし、「うちの奥さんは世界でナンバーワンだ
」といって自慢したというのです
そこから「カカア天下一」という言葉が生まれたのですが、他県の男たちはこれに嫉妬して、「群馬の男は奥さんに養ってもらっている」と、女性が優位だという意味で「カカア天下」と呼ぶようになり、これが定着してしまったのでした
「カカア天下」という言葉の裏には、けなげに夫を支えてきた女の苦労があるのです
群馬の女性は性格がキツイとか、言葉が荒いとか、ドリンク剤をガブ飲みして元気がよすぎるとかいう人もいますが、彼女たちこそゲイシャガール・スピリットを持った、正真証明の日本女性だと思います
群馬県民と接するときのポイントは、なんといっても『上毛カルタ』でしょう
上毛とは群馬県民のことで、このカルタには歴史や地理や人物など、群馬に関するあらゆる情報が詰め込まれており、読むだけで群馬県民の勉強ができるという、大変なすぐれものです
「雷とからっ風義理人情」
「草津よいとこ 薬の温泉」
「繭と生糸は日本一」・・・・・・。
群馬県出身者は子供時代に全員これを暗唱させられているので、カルタの文句をひとつでも言ってあげれば、たちまち国境を飛び越えて、あなたは同県民なみの扱いを受けるでしょう
これは間違いありません
保障します 群馬県民は日本一の車好きですから、車の話題は最適でしょう
ギャンブル好きで金払いがよく新しいもの好きだから、新車の情報には敏感です
あらかじめチェックしておくのも良いかもしれません
彼らは近所に出かけるときもカラッ風を避けて車を使います
相当な走り屋で、多くのラリーストを輩出しているようですが、人口当たりの事故発生件数は全国でも上位なので、同乗するのはやめた方がいいかもしれません
|
|
|
|
|
|
|
|
真説・県民大図鑑 更新情報
-
最新のイベント
-
まだ何もありません
-
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
真説・県民大図鑑のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- 大人のmixi【おとミク】
- 6473人
- 2位
- 食べ物写真をつい撮ってしまう人
- 19244人
- 3位
- 写真を撮るのが好き
- 208299人