ﾕｱﾝ・ﾏｸﾚｶﾞｰコミュの「ピーター・グリーナウエイの枕草子」のユアン

「ピーター・グリナウエイの枕草子」を日本語字幕版のVHSで入手できたので観ることができました。

ユアン・マクレガーは好きな俳優で、「ステイ」「フィリップ　君を愛している！」などなどでも高く評価していました。

最近では「大陸横断」などのたくましいユアンをみていたので「枕草子」のユアン・マクレガーの美青年ぶりには驚いてしまいました。

美青年で演技への意識も高く、この作品でも一生懸命演じているユアンなのに日本のVHSはこの作品で監督が描きたかった裸体に漢字を書くという表現にもセーブをいれて、全裸にぼかしをいれています。

私はぼかしのほうがかえって猥褻だと考えますが皆様はいかがですか？

俳優さんが全身をつかっての表現を求められて応じているのにボカシがはいっていると俳優さんの努力も無駄な印象です。

しかもインターネットで「ユアン・マクレガー　枕草子」で検索すればいくらでも、ぼかしのない写真が下記URLのようにでてくるのに、芸術的目的のある映画の本編では許されないというのは意味がわかりません。

私の個人的感想ですが「ピーター・グリーナウエイの枕草子」は素晴らしい撮影監督サッシャ・ベルニの撮影ですが、ちょっと（というか、だいぶ）グリーナウエイ監督の個人的趣味に抑制はきいていないし、他国の文化へのリスペクトは薄い印象もしないのではないのですが、芸術的作品であることには間違いないと思っています。

せっかくの美青年のユアンが芸術的な作品の目的のために全身で表現したことが猥褻にぼかしをいれられて残念です。

ユアン・マクレガー「ピーター・グリーナウエイの枕草子」で全身に漢字を書かれているシーン。

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