ターミネーター：サラ・コナーコミュの粗筋　?2

第2話 「Gnothi Seauton」
今回のﾀｲﾄﾙ「Gnothi Seauton」とは､ｷﾞﾘｼｬ語で【汝自身を知れ】の意味です。


　1999年から2007年にﾀｲﾑ･ﾄﾗﾍﾞﾙしてから3日が経過。この時代に "現れた"
瞬間を目撃者に撮影されﾆｭｰｽで騒がれたため､ｻﾗたちは隠れ家に潜んでいた。
しかし､いつまでもここに隠れているわけにもいかない。ｷｬﾒﾛﾝによると､
この時代にはｼﾞｮﾝを守るためのﾚｼﾞｽﾀﾝｽが未来から送り込まれていると言う。
ｻﾗはｷｬﾒﾛﾝとそのｱｼﾞﾄに向かうことにし､ｼﾞｮﾝには絶対に隠れ家から出ないよう
指示した。
だが､ｱｼﾞﾄに着くとﾚｼﾞｽﾀﾝｽは皆殺しにされ､さらに遺体に紛れて1体のﾀｰﾐﾈｰﾀｰが
潜んでいた。格闘の最中､ｷｬﾒﾛﾝをｽｷｬﾝし未知のﾀｲﾌﾟであると知ったﾀｰﾐﾈｰﾀｰは、
戦闘ﾓｰﾄﾞを解いて逃亡する。
この時代は安全だと言っていたくせに､もうﾀｰﾐﾈｰﾀｰに襲われたと
ｷｬﾒﾛﾝを責めるｻﾗ。こんなことならいきなり2007年に飛ばず､
じっくりｼﾞｮﾝを戦士として育てたかったと。
するとｷｬﾒﾛﾝはそれは出来なかったと答える。
なぜなら､本来ならばｻﾗは2005年に癌で亡くなる運命だったのだ...。

この時代で生きるためには､新たに偽の身分が必要になる。
ｻﾗは昔なじみのｴﾝﾘｹを訪ね､偽造の手配を頼む。
しかしｴﾝﾘｹはもう引退したと言い､代わりに甥っ子のｶﾙﾛｽを紹介された。
そのｶﾙﾛｽを訪ねるｻﾗだが代金として2万を要求される。
そしてｶﾙﾛｽの家の前で待っていたｷｬﾒﾛﾝは､警官から職務質問を受けてしい...。

道端に落ちていた金属製の頭蓋骨を発見し､家に持ち帰って
飾り物にしている男がいた。
ｻﾗたちは気づいていなかったが､ｸﾛﾏﾃｨｰが爆発した時に､
その頭部だけが飛んできてﾀｲﾑ･ﾄﾗﾍﾞﾙに巻き込まれていたのだ。
やがて頭蓋骨の目が怪しく光ると､どこかのｽｸﾗｯﾌﾟ置き場でｸﾛﾏﾃｨｰの
残骸が動き出す。

隠れ家でじっとしているのに飽きたｼﾞｮﾝは､ｻﾗからの指示を守らず
外出してしまう。ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞﾓｰﾙにあったで自分の名前を検索すると､
自分たちは襲撃の際に死んだことになっていた。
ｼﾞｮﾝはその記事から担当のFBI捜査官ｴﾘｿﾝの顔と名前､そしてｻﾗの婚約者で
自分の継父になるはずだったﾁｬｰﾘｰも疑われ取り調べを受けたことを知る。
ついﾁｬｰﾘｰの留守宅に侵入してしまったｼﾞｮﾝだが､
そこにちょうどﾁｬｰﾘｰが帰宅して来て見つかってしまう。
すでにﾆｭｰｽでｻﾗとｼﾞｮﾝの写真を見ていたﾁｬｰﾘｰだが､実際にｼﾞｮﾝが
目の前にいることに驚きながらも喜び､近づいて抱き寄せようとする。
それを反射的に投げ飛ばしてしまったｼﾞｮﾝは､謝りながらﾁｬｰﾘｰの家から
逃げ出した。

隠れ家に戻ったｻﾗとｷｬﾒﾛﾝは､ｼﾞｮﾝを連れて再びﾚｼﾞｽﾀﾝｽのｱｼﾞﾄに向かう。
隠し金庫を発見し､資金や武器を手に入れた3人は､ようやくｶﾙﾛｽから
偽造を受け取ることができた。
だがその時､ｻﾗはｴﾝﾘｹは引退したのではなく､密告屋になったため
仲間から爪弾きにされていることを知ってしまう。
ｴﾝﾘｹの家に侵入したｻﾗは、かつての友人に銃口を向けながら､
自分たちのことを "売った" かどうかを尋ねるのだが...。


ｴﾝﾘｹは『T2』にも出ていたｷｬﾗで､砂漠のｷｬﾝﾌﾟみたいな所でｻﾗたちを
匿った人です。『T2』でその役を演じていた俳優さんはｶｽﾄﾛ･ｸﾞｴﾗで､
今回のｼﾘｰｽﾞでは『ｽﾀｰｹﾞｲﾄ SG-1』のﾌﾞﾚｲﾀｸ役でおなじみの
ﾄﾆｰ･ｱﾒﾝﾄﾞｰﾗが演じています。


然し､驚いたのが2007年には2体のﾀｰﾐﾈｰﾀｰがいることになります。
復活したｸﾛﾏﾃｨｰと今回初登場のﾚｼﾞｽﾀﾝｽの遺体に紛れていた名無しの男。
2体の容姿は違いますが､骨格は同じﾀｲﾌﾟ
理解出来ないのがなぜｸﾛﾏﾃｨｰの残骸がどこかのｽｸﾗｯﾌﾟ置き場に
放置されていたのか？
銀行襲撃事件のあと､そんなものが残っていたらもっと詳しく調べるでしょうに。
特にｴﾘｿﾝ捜査官はｻﾗが「ﾛﾎﾞｯﾄに狙われている」と言っているのを
知ってるんですから。ま､ｻﾗを狂人だと思っているので､
ﾛﾎﾞｯﾄの残骸があっても気にしてなかったとか？

前回のﾗｽﾄでﾁｬｰﾘｰと一緒にいたのは､やはり新しい奥さんで
ﾐｼｪﾙという名前でした。
この二人は今後も絡んでくるのかな？

最後に成りますが､『審判の日』の日付が2011年と変更に成っています。