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『レストレスレッグス症候群』コミュの説明。

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[編集] 原因
正確な原因は不明だが、これまでの研究は、

神経伝達物質であるドパミンの機能低下
中枢神経における鉄分の不足による代謝の異常
脊髄(せきずい)や末梢神経の異常
遺伝的な要素
などが考えられている。脳内での鉄分の欠乏や、
ドパミンの合成異常がかかわっているという仮説が
有力である。
また鉄欠乏性貧血は女性に多いので、
RLSが女性に多い事に関係しているともいわれる。





[編集] 発症
どういう場合に発症するのかも未だ明確にはなっていない。

しかし、こんな場合に出やすいというのは、
以下に列挙する。

なお、精神的ストレスは病状の強弱と関連あり。



鉄欠乏性貧血
腎不全で人工透析を受けている場合
パーキンソン病
胃切除後の下肢静脈血栓
妊娠
慢性呼吸不全
心不全
糖尿病
甲状腺機能低下症
尿毒症
痛風
結核、肝炎、肺炎などの感染症
関節リウマチ
線維筋痛症の随伴症状
遺伝性
抗うつ薬や抗精神病薬を服用している場合



[編集] 治療
[編集] 日常のケア
日常のケア治療として、
カフェイン・アルコール・
過度の喫煙など嗜好品を避ける
日常生活で誘発因子になる
カフェインやアルコール、
過度の喫煙を避けることが第一。


睡眠を浅くする可能性がある
カフェインを含む飲料を控える事、
そして飲酒は入眠を誘導するが、
アルコールが分解される
と却って睡眠が浅くなるので、
飲酒を控えることも効果があるとされている。



休薬
脚のマッサージ
就寝前に脚をストレッチやマッサージを行い、
筋肉のこわばりを取ると改善されることもある。


日常のケアで改善されない場合は、
基本的にドーパミン機能の促進剤、
あるいは抗てんかん薬の一種の
クロナゼパムをごく少量使用(治療薬の節参照)。
針灸・漢方薬による治療にて、新陳代謝を促し、
ドーパミン等の脳内ホルモンの分泌を正常化し、
RLSの症状が軽減され改善していくこともある。
信頼のおける漢方医・鍼灸師に相談してみること。



整体も鍼灸と同様、身体の歪みを取り、血流を改善し、
ドーパミン等の脳内ホルモンの正常分泌を
促すことにより、改善することもある。

一部のサプリメントや
一部のハーブも効果がある可能性があるが、
まだ確証は得られていない。


問題点
この疾患の一番の問題点は、一般の医師の勉強不足により、

RLSと診断できずに、
無駄な投薬治療と時間を費やしていることである。
発症の項目で記載したように、
抗うつ薬や抗精神病薬を投与することにより、
却って、RLSの症状が悪化することが多い。
早くRLSの専門医に相談することが望まれる。



また、鉄欠乏性貧血で、
自己診断での鉄剤の服用は避けること。
鉄欠乏状態でない場合は鉄剤の服用は副作用がある。




[編集] 治療薬
RLSの異常感覚は、薬物治療で軽快する場合が多い。
とりわけドーパミン神経の機能を高める薬である
「L-DOPA製剤」や「ドーパミン受容体刺激薬」
がRLSによい効果があることは、
これまでの研究や臨床経験から知られている。
また抗けいれん薬
(クロナゼパム・バルプロ酸など)も効果が見られる。



この疾患に、睡眠導入剤(サイレース)
や抗うつ薬を処方されると、
むずむず感が解消されないまま眠気だけがどんどん増し、
却ってRLSの症状を悪化させる可能性がある。



欧米では中等度以上の症例には、
パーキンソン病の治療にも使われる
ドーパミン受容体作動薬を第一に使う。
現在「プラミペキソール」のRLSへの
適用追加に向けた臨床試験が国内でも進められている。




[編集] 推定患者数
欧米では、1200万人もの患者がいるといわれている。
日本では、ある医師がインターネットで調査した結果では、
国内には推定で3〜4%程度のRLS患者がいると
推定されている。
判明している患者で、およそ130万人。
症状の軽い人も含めると、
実に200万人近い。更にRLSという疾病に対する
認知度の低さから、
もっと多くの患者が潜在しているとも考えられ、
この顕在・潜在患者を含めると
約500万人近く存在するとも推測される。


年代別と性別では、40歳以上の中高年に多く、
特に40〜60歳の女性に多く見られる。
不眠症患者の10人に1人の割合で、
RLSの人がいるといわれている。
要約すると、

欧米での患者数は、1200万人
日本国内の患者数は、推定で人口の3〜4%
40歳以上の中高年に目立つ
40代で発症し、年を重ねていくほど悪くなることが多い
女性の患者が男性の患者に比べて、1.5倍
症状が進むと、不安や抑うつなどの
精神障害を合併することが有る




[編集] 社会的認知度
一般の人には、勿論、専門医以外の間では
RLSがあまり知られていないため、
ひどい不眠に長年苦しんでいる患者が多い半面、
適切な治療を受けていないケースが殆どであり、
多くのひとが治療を受けていないといわれている。
これは20年前睡眠時無呼吸症候群を知っている人は
殆どいなかったが、
現在では睡眠時無呼吸症候群は広く知られており、
現在、RLSが置かれている状況は、
まさに20年前の睡眠時無呼吸症候群と同じ状況である。



RLSは入眠障害や中途覚醒といった
睡眠障害の要因となっており、
これがきっかけで患者が受診し、
診断と治療を受けるのが一般的である。
但し、RLSが単に睡眠障害の
要因とだけなっているというのも誤った認識である。
実際、患者は昼夜にわたり、
生活の質(QOL)に悪影響を及ぼす
様々な症状に苛まれている。
ともかく、かかる症状をRLSと
診断されることがいまだに少なく、
見過ごされ易いのが問題である。




内科・精神内科・心療内科の医師ですら、
RLSを知らない医師が多く、
単純に「身体表現性障害」や、
そのことによる身体症状であると片付けるため、
適切なる治療が遅れ症状が悪化する懼れがあり、
RLSの専門医の門を早急に叩く必要がある。



症状自体は名称から脚だけと思われがちだが、
病気の本体は下肢ではなく、
中枢神経系にあると考えられている。
従って、人によっては下肢だけではなく、
腰から背中や腕や手など
全身にまでむずむずした不快な症状を
感じる人も少なくないので、
全身に症状がある患者の場合、
脚だけはないのでRLSではないと
判断するのは早計である。



この病気は、人工透析患者、
妊婦、鉄欠乏性貧血の若い女性にも多く、
「夜に眠れないので 交感神経が刺激され、
血圧や血糖が上がり太りやすくなる。
妊婦の場合、放置すると精神的にも
不安定になり母体や胎児に悪影響を与える」
と言われている。産婦人科医の間でも、
まだまだRLSの認知度は低いという。




[編集] 脚注
人間の神経で情報の受け渡しを行う
ドパミンという神経伝達物質は、
鉄分が不足すると分泌量が減り、
情報を正しく伝えることができなくなってしまい、
すべて脳への情報が誤って伝えられる為、
身体の感覚に異常を感じる。
3人に1人の高率で現れる。
5人に1人の高率で現れる。
この場合、全身にRLS症状が出るもよう。
基礎疾患が無いか若年発症の場合、
遺伝的発症のこともある。
症状が長引いている患者の場合、
主治医がRLSを全く認識していない可能性が高い。
パーキンソン病治療薬「プラミペキソール」の
RLSへの適用は、 欧州(EU)では、
2006年4月に中等症から重症のRLSを適応症として
効能追加の承認を受け、
更に米国(食品医薬品局(FDA))では、
2006年11月10日に軽症から中等症のRLSの
追加適応承認を受けた。
一方、日本国内ではこの薬はあまり用いられていない。
しかし、パーキンソン病の一部として適用を受けている。
患者が器質的に説明されない身体症状を訴え、
これにとらわれ、
医療を求めようとする疾患の総称。

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