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翻訳家コミュの原子力と英語と社会:英語へのモチベーション(考)

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私は翻訳歴9年の極めて平均的な在宅翻訳者です。

渦中の電力会社や、電力会社の集まりの「電気事業連合会」、またその研究所の「電力中央研究所」の翻訳も何回もやりました。

ただ翻訳をやっていると職業病なのか「聴解力」や「会話力」が随分落ちるような気がして、先般久々に某翻訳・通訳スクールに復学しました。ただクラスは翻訳・通訳系でなく英会話系をとりました。一応「上級」なのですが通訳系だと入門未満のレベルです。

下記、出席しての雑感です:

<原子力と英語と社会:モチベーション(考)>
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[英会話クラス:生徒のデモグラフィー]
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今まで受講したことのある翻訳・通訳系のクラスとやや違い、ほとんどの生徒が「通訳者・翻訳者」を目指すのではなく「実務で英語」を使う現役の社会人(商社やIT企業勤務)。
英語を「目的」とするのではなく「手段」とするメンバーという意味では往年(電気メーカー勤務時代)の私と同じですっきりしています。

クラスのレベルも英検準1級〜1級程度で私には丁度良く、そこそこに宿題や予習をやれば授業も楽しいしやる気も出てきます。
ちょっと頑張って会話力・聴解力を回復・伸長させたいものです。
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[英語は好きですか?]
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(下記、昨年12月に書いたものですが、「英語に対するスタンスの1つ」として長いですがコピペしました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1639575842&owner_id=25116933

日本翻訳連盟主催の「翻訳祭」があり私も参加しました。総勢700名位の盛会でした(翻訳者が参加者の半数以上だったと思います)。

その中のある分科会(100名位参加)で「英語は好きですか?」という質問があり大多数の人が手を挙げました。
「余り好きでない人」で挙手をしたのが私を含め2名。

私の挙手の背景には:
?大学時代に1度も英語の授業に出なかった。
?英語はあくまで手段であって目的化したら陳腐化する。
?25歳の頃、往時のガールフレンドに「英語の勉強に決して一定以上の時間を割かないように努力している」という手紙を書いた。
・・・あたりがあります。

またアインシュタインは、
?自分の最も大切な物理で収入を得るのに罪悪感がある。
?できれば灯台守などで生計を立て、物理の勉強を続けたい。
・・・といっています。

私にとっての翻訳のお仕事は、アインシュタインのいう灯台守にあたるのかも知れません。
灯台守と翻訳の共通点はそれなりに世の中のためになって、また他の仕事に比べ世の中に直接害を与えることは少ない。

私は翻訳者として英語を職業にしていますが・・・、
?それは私の目指すものとはまた別の物であり、
?その別の物を目指すために英語で生計をたてることは、まんざら悪い話でもない。
・・・、といったところが私の英語に対する本音のような気がします。
そういう意味で、英語は余り好きではないが、まんざら嫌でもないというお話です。
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[社会人のシンボルとしての東京電力の社長]
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さて、渦中の東京電力という超大企業の社長というと社会人・企業人の頂点とも言えます。 日本の産業を支えると同時に、関連会社や下請け会社の数多くの従業員の雇用の責任も担う。

お笑いタレントや芸術家でなく「企業人」になったからには、かつての私自身もそうであり、また今回の英会話クラスの社会人メンバーもそうだと思いますが、究極に目指すものは「東京電力の社長」のような地位というのはまぎれもない事実だと思います。

そしてそういう地位にたどり着けなかった場合は、やはり敗者ということはまずは認めなければならないと言えますし、そういう意味では私自身一応部長クラスまでは行ったものの「企業人」としては敗者だと自ら積極的に認めています。

ところが一方、その社会人の頂点の東京電力の社長が、今般の福島原発事故で非難の「槍玉」に挙がっています。

前段に「灯台守と翻訳の共通点はそれなりに世の中のためになって、また他の仕事に比べ世の中に直接害を与えることは少ない」と書きましたが・・・、
まさに東京電力の社長の立場、あるいはそれが責任をもつ仕事が「世の中に直接害を与えた」という訳です。

今回はたまたま東京電力が、世の中に直接害を与えました。
ただ今般の原発事故は、電機メーカーなど他の製造業でも、商社でも、金融機関でも、ソフトの企業でも、およそ現代文明を支えている企業ならすべてが「世の中に直接害を与える」ことから免れた「聖人」ではありえないと考えることの方がむしろ自然であるということを教えてくれたように思います。
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[英語に対するモチベーションを探る]
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私の英語に対するスタンスは「英語は好きですか」に一応まとめてはいるものの、それは「消去法」によるものです。また果たして「消去法」以外に手段があるかどうかも定かではありません。

消去法でないとすると・・・、
正直なところ多くの場合「英語に対するモチベーション」というのは、「ネイティブスピーカーのように英語が喋れたら格好が良い」というのが当たっているのかも知れません。何故英語であって「ミャンマー語やインドネシア語やアラビア語ではないのか?」というと、通常「英語が世界共通語だから」という答えが返ってきます。

英語で生計を立てている人間として、今回の「英会話クラス」と「原発事故」を契機として、自分自身の「英語に対する本当のモチベーション」をもう一度よくあぶり出すことで、「世の中の仕組み」やその中での「我々の心の中の仕組み」をあぶり出せるのではないかとも思っています。

そのためにもちょっと真面目に頑張ってみようかと思っています。
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