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看護師国試1日一問コミュの小児2解説

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問11について。
乳児では発疹を伴う疾病が多く、そのほとんどが伝染性疾患です。発疹や水疱などを認めた場合は、伝染性疾患を考え、病名が確定するまで他の小児との接触を断つ必要があります。
よって答えは○です。


問12について。
乳児のバイタルサインの測定は、苦痛や恐怖心を与えないことがポイントとなります。睡眠中や安静時に測定すると良いです。啼泣を避けるため、呼吸→脈拍→体温の順に測定します。呼吸と脈拍は必ず1分間。脈拍測定は、心拍動数の測定を聴診器で行います。
よって答えは×です。


問13について。
マンシェットの幅は、小児上腕の2/3を覆うものが適当です。幅が狭すぎると血圧の値は高く、広すぎると低くなります。
よって答えは×です。


問14について。
ダウン症候群は第21番目の常染色体のトリソミーです。母親が高年齢であるほど危険率は増し、つり上がった目尻・鞍鼻・耳介変形・猿線・筋緊張の低下・中等度ないし重度の精神発達遅滞がみられます。また合併症として、先天性心疾患や白血病が高率にみられます。
よって答えは○です。


問15について。
肥厚性幽門狭窄症は、胃幽門部が肥厚して幽門狭窄を来し、胃内容の通過障害を起こします。出生直後ではなく、生後2〜3週頃から嘔吐症状が出始めます。さらに進行すると、授乳直後に噴水状の嘔吐がみられるようになります。
よって答えは×です。


問16について。
川崎病の発熱は38〜40℃で稽留熱のことが多く、解熱薬の効果はあまりありません。川崎病の治療として用いられる、アスピリンは、抗炎症作用・抗凝固作用・冠動脈瘤発生予防の目的で予薬されます。
よって答えは×です。


問17について。
ファロー四徴症の患児の看護のポイントは、全身状態の観察、体位の工夫(チアノーゼ発作時は膝胸位)、日常生活援助の工夫、呼吸管理、感染防止などです。特に疲労やチアノーゼの増強を防ぐため、啼泣を防ぐこと、授乳回数を増やし1回量を減らすこと、十分な睡眠と適切な遊びをそることを両親に指導します。
よって答えは○です。


問18について。
酸やアルカリ、または灯油などを誤飲したときは、嘔吐誘発禁忌です。酸やアルカリは、食道・胃穿孔を起こす危険性があり、灯油などはそれが肺に吸い込まれると非常に重症の肺炎になります。
よって答えは×です。


問19について。
湿性溺水とは、水が肺胞内に侵入し、換気が不可能になって窒息死することをいいます。問題文は乾性湿水を意味してます。湿性溺水の際には、溺水成分が海水の場合、高浸透圧となることから肺水腫の状態となり、溺水成分が淡水の場合は逆に低浸透圧となることから高カリウム血症による心室細動、心停止が起こります。看護者は児の状態、飲水の種類、経過した時間などを迅速に把握し、それらに合った救急処置を行う必要があります。
よって答えは×です。


問20について。
背部叩打法を実施する場合は、看護師の手掌に腹臥位の状態で載せて支え、背部を叩打します。足首を持って逆さにする方法は、異物が声門下腔に嵌在している場合は逆さにすると異物が物理的に声門下腔に移動し、喉頭を閉塞する恐れがあるため、禁忌です。
よって答えは×です。

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