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看護師国試1日一問コミュの成人看護学 解説

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問16について
再生不良性貧血は、多能性幹細胞の段階で造血機能が障害されるため、汎血球減少症を来します。つまり赤血球数だけでなく、白血球数・血小板数なども減少し、出血や感染が起こりやすくなります。
再生不良性貧血は特定疾患です。
幹細胞は赤血球・白血球・血小板のどれにでもなれる、いわば、血球のもととなるものです。よって答えは○です。
なお、鉄欠乏性貧血・溶血性貧血・悪性貧血では、血小板や白血球の低下はみられないので、識別が大切です。



問17について
溶血性貧血では、赤血球の早期破壊亢進によって末梢血の赤血球数が減少します。食事療法による治療効果は少なく、ビタミンB12との関連は薄いです。また溶血性貧血では、間接ビリルビンの上昇がみられます。一方、悪性貧血では、胃内因子の欠乏からビタミンB12の欠乏が起こり、貧血(巨赤芽球性貧血)となります。
よって答えは×です。



問18について
必修レベルの問題です。
鉄剤の経口摂取によって、約2週間でヘモグロビンは正常になります。しかし、貧血が改善しても貯蔵鉄(フェリチン)を蓄積させるため、3〜6カ月服用を継続させます。
よって答えは○です。


問19について
2a型早期胃癌は表面隆起を示す病変で、X線像では浅い欠損像と胃壁硬化像を示します。ニッシェがみられるのは進行胃癌2・3型や胃・十二指腸潰瘍で、潰瘍により組織の欠損した部に入った造影剤の示す陰影です。なお最近では、X線撮影より診断が正確で施行後の苦痛の少ない胃内視鏡で検査が行われることが多いです。
まとめます。
・粘膜のみ侵されてる(範囲は無関係)=早期胃癌
・筋層まで進む=進行胃癌
・ニッシェがみられる=潰瘍か進行癌
よって答えは×です。



問20について
ダンピング症候群予防のための食事は糖質を減らし、蛋白質を多くします。ダンピング症候群は食後30分以内に生じる早期ダンピング症候群と食後2〜3時間後に生じる後期ダンピング症候群に分けられます。前者は高浸透圧の食物が急速に小腸へ移行するために生じ、消化管症状、下痢、血管運動神経症状(発汗、めまい、動悸など)を呈します。
よって答えは×です。

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