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看護師国試1日一問コミュの人体の構造と機能○×

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問8
液性免疫とは、骨髄由来のB細胞が主体となる免疫のことである。



解説
リンパ球は、T細胞とB細胞に大別されます。T細胞は骨髄で作られた後、胸腺で成熟することから胸腺由来といわれ、細胞性免疫に関与します。B細胞は骨髄由来で、抗体(γグロブリン)を産生して、(体)液性免疫を担っています。
白血球のはなし。
白血球は大きく3つに分けられます。
まずは顆粒球のはなし。顆粒球はさらに好中球・好酸球・好塩基球に分けられます。好中球は全白血球中の6〜7割あります。傷口が化膿したときに見られるのが好中球の死骸です。好酸球は、喘息で増加します。
次にリンパ球のはなし。リンパ球はTリンパ球とBリンパ球に分けられます。Bリンパ球は作られっぱなしのリンパ球です。Tリンパ球はBリンパ球の一部がエリートになったものです。小児は次々にいろんな病気に感染して免疫をつけていくので、小児は胸腺が発達してます。
では、T細胞のはなしをしましょう。
キラーT細胞は、死の宣告者です。細菌やウイルスのみだけでなく、感染を受けた細菌そのものに感染を受けてることを伝えます。伝え方はコミュニケーション物質であるサイトカインが伝えます。
ヘルパーT細胞は、Bリンパ球を刺激して、Bリンパ球が形質細胞となって初めて抗体産生細胞となり、免疫グロブリンを作ります。IgA、IgG、IgE、IgMの4つは液性免疫です。Bリンパ球に属するものです。
サプレッサーT細胞は、増えすぎると自己免疫性疾患になってしまうので、ストップの命令を出してくれます。
メモリーT細胞は、どんな細胞が入ってきて、どう対処したかを覚えているものです。
これら4つのT細胞は、細胞性免疫で、Tリンパ球に属するものです。

サイトカインを利用している治療法があります。少し広げて看護まで繋げましょう。
サイトカインを利用した治療法は、C型肝炎ウイルスで使われている、インターフェロン療法です。特にキラーT細胞の作用を応用します。副作用は自殺企図。なぜ副作用に自殺したいと思わせてしまうのか?それは、キラーT細胞はコミュニケーション物質だから、「殺せ」と体に命令するからです。だから、意味もなく死にたくなるのです。看護として一番重要なのは、見守りと言動に注意することです。
ヘルパーT細胞はCD4陽性細胞という別名もあります。これはHIVウイルスのときに使われるものです。HIVウイルスに感染するとこのヘルパーT細胞が減少します。だから、細胞性免疫が働かなくなります。これを細胞性免疫不全といいます。ヘルパーT細胞はBリンパ球を刺激して、免疫(γ)グロブリンを作っていました。が、HIVウイルスに感染すると液性免疫も働きません。体は感染し易い、易感染状態になります。治療としては今の所、ヘルパーT細胞の数を減らさないように毎日薬を飲むことです。服薬を守ることをコンプライアンスを高めるともいいます。ヘルパーT細胞の数が減るとエイズ発症に近づいていることになります。定期的に血液検査でその数を見ます。看護は服薬を守らせるようにするため、信頼関係が大切です。
白血球の最後は単球です。マクロファージともいいます。貪食作用があり、細菌を食べてくれます。どんな細胞が入ってきたか教えてくれるので、抗原提示といいます。

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