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都市伝説の真相コミュの犬を餓死させるアートの真相

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【ストーリー例】
[展示会で壁に繋がれた犬の画像]
>
>「アートとして餓死するまで展示された犬」というのをご存じでしょうか?
>私はたまたま見つけた記事だったんですが、転載と署名を集めているようですのでここで紹介します。
>ホンジュラス(*1)で犬を繋いだまま放置し、餓死して逝く様をアートとして 展示したそうです。
>こんなことが許されていいんでしょうか?
>
>既に、mixiなどでご存知の方も多いかと思いますが、
>現在、「アートとして餓死するまで展示された犬」の
>展示会出展をボイコットさせよう(*2)という署名活動がされております。
>
>
>この作家とやらは、これが好評だったので次の犬を探しているのだそうです。
>是非ストップをかける署名にご協力下さい。
-----以下署名サイトの紹介リンクと、署名の具体的手順が記載される-----

(*1)コスタリカ、ニカラグア、とされるバリエーション有。
(*2)「この展示をやめさせよう」「この芸術家に抗議しよう」
「次の展示会への出展をやめさせよう」「国の代表を取り消させよう」
というバリエーション有。



【真相】
このストーリーは、まだ真偽の判断を行うのには情報が不足しています。
事実と憶測がゴッチャになったデマ、都市伝説である可能性が高いと考えられます。

「犬の展示そのもの」はありました。
「展示された犬が餓死した」というストーリーは実際に起こったことが確認されていません。
「展示された犬は飢えていた」という部分も同じく確認されていません。


まず、英語圏の代表的な都市伝説収集サイト「Snopes」にもこの件の項目があります。
http://www.snopes.com/critters/crusader/vargas.asp
要約:犬が死んだという話が事実かどうか確認が取れていません。



【騒動の時系列まとめ】(事実とみなせること、信憑性の高い情報のみ抽出)

07.08.15〜17 
ニカラグアで行われた美術展示会にて、コスタリカ出身のジュラーモ・バルガスという
アーティストが「犬の展示」を行った。その展示の趣旨として、バルガス自身が
「犬を餓死させる」という旨の紹介のしかたをした。

07.09〜
ジュラーモ・バルガスが、Bienal Centroamericana Hondura 2008 という
ホンジュラスで開催されるイベントに出展すると伝えられた。
blogで、「犬を餓死させたアートに抗議しよう」「出展を止めよう」という
ムーブメントが発生、拡大した。

07.09.14
http://new.petitiononline.com/
という、無料署名ホスティングサイトにて、この件の署名ページが作成された。
名前、メールアドレス、大まかな住所を入力することで署名が可能。
http://new.petitiononline.com/13031953/petition.html

07.10.05
現地の新聞、La Prensa にて、この展示にかかわる論争が紹介された。
展示会の行われた会場のディレクターの証言として、犬は餌も与えられ、
逃げ出したと伝えられた。
http://www.laprensa.com.ni/archivo/2007/octubre/05/noticias/revista/219438.shtml

07.10.24
La Prensaにて、「犬は8月15日から会場にいたが、普段(展示時間以外)は中庭で
自由にされていた。餌は定期的に与えられていた。17日に逃げ出した」と伝えられた。
http://www.laprensa.com.ni/archivo/2007/octubre/24/noticias/cartas/


---以下日本編---
08.01.20〜
日本の一部動物愛護団体のWebサイトや、個人のblogで、「海外で犬を餓死させるアートが
行われたらしい」「犬は餓死させられた」「抗議の署名に協力しましょう」
という動きが発生する。

08.02.01〜
動きがmixiや多くのblogに広がり、ストーリーにバリエーションも誕生。
チェーンメール、チェーン日記の様相を呈してくる。

08.02.09
コスタリカ在住で観光業を営む日本人が、日本からの複数の問い合わせを受けて、
この件について日記で言及した。(要約:虐待の事実を確認できない。話を聞いたことがない)
http://www.japancostarica.com/
http://www.japancostarica.com/diary_2008/2008_02.htm#08020901



【その他・所感など】
言葉の壁があるのでなかなか正確な情報をつかむことが難しいです。(誤訳の恐れも)
火元のアーティストが誤解されてもしかたのないような言動を取ったのは事実としても、
犬が死んだかどうかまったく確認されていない状態であたかも犬が死んだかのように
扱われてストーリーが暴走気味に広まっている状態、話し手により固く信じられている状態は
きわめて都市伝説的な興味深い事例です。


【類似の動物愛護系都市伝説、デマ、生体展示のアート】

・小さな瓶に子猫を閉じこめる「盆栽猫」というアートが行われているそうです!
抗議しましょう!署名を集めましょう!
 ↓
FBIが捜査
 ↓
大学生の作ったジョークサイトが元になったデマ、チェーンメールでした
http://www.snopes.com/critters/crusader/bonsai.asp

・生きた金魚をミキサーにかける、というアートがあるそうです
 ↓
実際に行われ、訴訟が起こされ、犯罪性はないという判決が出て、報道されています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3040891.stm


【※注 11項、14項、31項コメント中にあるサイトには不健康状態の動物
の写真が掲載されています。自己責任で閲覧ください。尚、人が不快になる
恐れのある画像を含むサイト紹介時には見やすい位置に注意書きを
していただくようご協力願います。】2月14日 22:21 管理人ルック

コメント(52)

>犬が痩せているかどうか

自分が見たサイトの中では
http://elperritovive.blogspot.com/
が一番画像が多いんですが、

「痩せているかどうかわからん」 
「太ってはなさそう」
「一般論でいうと、シロウト目にはガリガリに見えるけど健康な大型犬っていっぱいいる」
「この写真の犬がゲキヤセで飢えているようには見えない」
「今度、世話になっている獣医に行く時に写真を持っていってプロの判断を仰ごう」

ってのが私の感想。


>人間は随分偉くなりましたな
>そんな人間は死んでください(´¬`)

なんで人間が偉いとか死ぬだのという話が沸いてくるんだろう? 不思議。
うーん…

痩せてる云々よりも、なんか皮膚病っぽくありませんか?
鼻付近の毛がゴッソリ抜けてますね。

少なくともこれにはアートは感じないなあ。

つーか、衛生面で問題がありそうな気が…
>15
シロウト目には皮膚病っぽくはありますね。
なんというか、「発展途上国でふつうに見かける野良犬(体格・健康状態)」 に見えます。
そのへんも含めて獣医に聞いてきたいと思っています。

#ウチの猫も最初に拾った時はボロボロだったなあ…。

あと、同じ被写体でも、撮影のしかたで健康に見えたり不健康に見えたりしますね。
http://tw.news.yahoo.com/marticle/url/d/a/071210/84/poz5.html?type=new

台湾のYahooニュースでこの話題が取り上げられています。
URLの日付は071210、「今藝術」の記事のようです。
「今藝術」とは現地のアート専門月刊誌のようです。
http://tw.news.yahoo.com/magazine/artco/
http://artouch.com/artco/
http://www.akibo.com.tw/home/studio/interview/43.htm

#記事の存在をメッセージで教えていただきました。ありがとうございます。

北京語を読める人に内容を教えてもらい、その後翻訳ツールを使って
自分でも翻訳ツール経由で読んでみました。

真偽についての要点をピックアップすると、

「犬は毎日3時間だけ展示され、ほかの時間には餌も与えられていた。
犬は死んでおらず逃げ出したが、ネット上では抗議の署名の紹介が
どんどん転送され、言いふらされ続けている。」
廣井脩 『うわさと誤報の社会心理』 日本放送出版協会、88年
より

P.17
うわさは感情の投射である

うわさを生み出すもうひとつの要素は、人々の感情である。

うわさの発生を支える原動力は人間の「欲求や感情」であり、うわさはこうした共通感情をもった集団の内部で、人から人へと伝わっていく。いいかえれば、人々がうわさを伝えたり受け入れたりするのは、そのうわさが、かれらの感情を「投射」したり、感情の緊張を緩和したり、感情を正当化したるするからにほかならない。


P.24
うわさと批判能力

批判能力はうわさの拡大を防ぐうえで決定的な意味を持っている。
集団のなかに批判能力の低い人が多ければ多いほど、うわさは急速に拡大していくし、逆に、批判能力の高い人が多ければ多いほど、うわさが途中で消滅する可能性は大きくなる。

うわさの多くは、「……だそうだ」「……と聞いた」など、伝聞形式をとっている。そして、「それは本当ですか」という問いに対して、話し手は客観的な証拠を示して、これに答えることができないのがふつうである。せいぜい、「みんなが言っている」とか「……が言った」など、うわさの情報源を示すことしかできない。

なかには「新聞で読んだ」、「テレビで見た」などという人もあるが、実際の新聞記事やテレビの内容を確かめると、その人の記憶違いや早合点である場合が少なくない。
したがって、うわさの聞き手が話し手に対し「それは本当ですか」と問い、証拠の提示を求めるという「外在的チェック」を実行するなら、うわさの流れがそこでストップする可能性は非常に高いのである。
ミクシイ日記の中に「実際にコスタリカ大使館に電話して確かめた」
と主張している方いらっしゃいまして、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=713473113&owner_id=745343
(普通に検索でhitするのでurl乗せます)

そこでは「犬は死んだ」と確かめられたということになっています。
となると「逃げた」というのはその会場の責任者の責任逃れとも取れるし、
いよいよ情報が錯綜してきました…。
>19 
紹介ありがとうございます。

>19 の紹介先の日記で 「事実と確認された」 と主張されていること

1) 「コスタリカ人の芸術家がホンジュラス国の美術展覧会で、アートと称し犬を展示した」
2) 「展示された犬は死んだ」
3) 「この芸術家は次の出展にまた同様の事をしようとしている」
4) 「署名はこの芸術家の出展をボイコットする為のもの」
5) 「この署名はコスタリカ政府公認である」


1)
「ホンジュラス国の美術展覧会で、アートと称し犬を展示した」 という話が真だとすると、
ニカラグアの展示会で… という既存の話と完全に食い違います。

ニカラグアとホンジュラスとで2回の展示が既に行われているのか、
ニカラグアとする情報が間違いなのか、
ホンジュラスとする情報が間違いないのか、いずれかですね。

#もしくは、ホンジュラスに母体のある団体が主催したイベントがニカラグアで行われたので
#ニカラグアのイベントともホンジュラスのイベントとも解釈できる、とか。


2)
いつ、だれが、どこで、どうやって、死んだことを、確認できたのかがわからないです。
上記テキストのみでは、「死んだと確認されたと聞いた」 以上の話ではないようです。
今までも 「死んだ」 とも 「逃げた」 とも確定しておらず、この情報でまたしても
ソースのあやふやな話が投入されたので、いっそう錯綜してきましたね。

犬がギャラリーCodexにいた期間は 8/15-17 で、逃げたとされるのは8/17の夜明け。
(このソースはLa Prensa紙)
一日3時間という展示時間が正だとすると、15日、16日、それぞれ3時間の計6時間の
展示で、犬は死に至ったことになります。
展示の期間については、上記La Prensaの記事による情報以外に具体的な日付を
伴ったものが見当りません。

3)
アーティストが別の展示会に何らかの出品をする予定があるかどうか、なのか、
まったく同じ主旨の展示を別の展示会で行う予定があるかどうか、なのか
上記テキストのみでは明確ではないですね。

4)
チェーン上で流通しているURL署名サイトで主張されている内容が、
Bienal Centroamericana Hondura 2008 への出展を排斥しようとする
主旨であるのは間違いないでしょうね。

5)
ええっ!? 「誰でもパッと登録申請のできる無料の署名ホスティングサイトのいち署名」 を
「コスタリカ政府が公認」 したことが 「確認された」 !?
つーか、そんな抗議の署名を公認するぐらいなら、とっとと出展の代表を取り消すのが
手っ取りばやいんじゃあ????


・08年の中米美術展示会への出展者を選びましたよ
・でもなんか抗議がいっぱいきてさわいでますよ
・代表は取り消さないけど抗議署名は政府として公認・応援してます!がんがれ!

↑こういうことなのかな? 選考の主体が何なのかにもよるだろうけれど。
一応国について整理

登場する国
・コスタリカ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AB
・ニカラグア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A2
・ホンジュラス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B9


▽問題となっているアーティスト、ジュラーモ・バルガスの出身国は… → コスタリカ

▽問題となった展示が行われたと新聞等で報じられた国は… → ニカラグア

▽「犬は死んでいない」 と証言したディレクターのいる
ギャラリーCodex(91年〜)の所在地は… → ニカラグア首都マナグア

▽ジュラーモ・バルガスが出展するという(?) Bienal Centroamericana Hondura 2008(?)
の開催予定国とされている国は… → ホンジュラス

▽「犬は死んでいない」 というディレクターの証言を報じたLa Prensaは…
 →ニカラグアの新聞

▽La Prensaはコスタリカにもあるのか? → ホンジュラスにはあるが、コスタリカ版は確認できない

▽観光業を営むコスタリカ在住の日本人は… → (騒動そのものを)聞いたことがない



▼チェーンメール上で語られる「犬が餓死させられた展示会の行われた場所」
 → コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス

▼mixiの日記で語られたところによると、「コスタリカ大使館に問い合わせたところ
問題の美術展覧会はホンジュラスで行われた事実であるとと確認された」
コスタリカ大使館及び領事館の言っているとされていることも
安定していないですね。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=23&comm_id=189604&id=27451314
#456
>別なコミュ内でコスタリ領事館に電話して確認したと言う方がいました
>その話によると事実関係を認めておりGuillermo Habacuc Vargasはアート資格
>(そんなものが存在するのか?ですが)剥奪されたとのことです。

コスタリ領事館(コスタリカ領事館の間違いでしょう)は、
「バルガスのアート資格(?)は剥奪されました」

コスタリカ大使館は
「コスタリカ政府は署名を公認しました」


領事館ってどこの領事館のことだろう?

在日コスタリカ共和国大使館
在神戸コスタリカ共和国名誉総領事館
在水戸コスタリカ共和国名誉領事館
在名古屋コスタリカ共和国名誉総領事館
紹介しようかどうか迷っていたんだけれど、そろそろテキストが広まってきて
全文転載しても仁義に反しないかな、と思えてきたので転載してしまいます。

(全文は次のコメントで引用)

どう考えても、「騒動を受けて、ある人が創作したオリジナルストーリー」 なんですが、
都市伝説のストーリー、小話として完成度が高い! 面白い! 人に話したくなる!
オチは予想できるものだけれど、それでもすばらしいデキです。拍手喝采。

んで、面白いのは、今度はこの小話を事実だと思い込んでblogを書いたり
mixi日記を書いたりする人が出てくること(笑)
この小話は本家都市伝説コミュにもっていってもいいクオリティじゃないかなあ。

こういう傑作が出てくるから都市伝説ウォッチングはやめられない。
↓おそらくここがオリジナル配布元
http://anond.hatelabo.jp/20080209222931
-----------------------------------------------------------------
2008-02-09
■犬の餓死

ある芸術家が餓死寸前の犬を展示して「犬の餓死」という芸術を発表した。しかもこれはまだ最初の布石に過ぎず、私が表現しようとする芸術の準備段階だと宣言した。「犬の餓死」だけでも非人道的なのに、それが準備段階に過ぎないと宣言したことで、様々な人から非難が集中した。ネットでは芸術家のブログは炎上し、自宅には反対するグループが押し寄せ、それらをマスコミが取り上げ更に盛り上がり、収拾がつかない程に社会問題化した。

それを受けて芸術家は新たなコメントをした。次の展示に使う犬は保健所で処分される予定の犬を使用することにします。助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。次の展示が行われる日、展示される美術館では初めて開館前に行列ができていた。鉢巻をして襷をかけたいかにも抗議団体ですという集団や、興味本位で初めて美術館に訪れましたというような一般人、そしてそれらを面白可笑しく撮ろうする撮影人。100人以上の人が集まっていたので美術館はいつもより早く開館した。開館するや否や、皆早足で「犬の餓死」が展示されている前に集まった。前回と同じように動く元気もないような犬が元気なく伏せっていたが、そこに立ててあった看板だけは前回と違った。「助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。」展示の前に集まった皆が静かに周りを伺う。多くの人が降りる停留所なのに停車ボタンを皆なかなか押さないバスの空気に似ていた。そんな中一人の老婦人が静々と手を挙げた。この犬を引き受けたいのですが。すると奥から芸術家が現れてわかりましたと犬の縄を看板から解き、老婦人へと手渡し、また奥へと下がっていった。縄を受け取った老婦人が屈み「もう大丈夫よ。」と犬の頭を撫でると自然に拍手が巻き起こった。

しかしそんな中、芸術家は奥から飄々と現れ、また連れてきた犬を看板に繋いだ。どういうことだと詰め寄られるが特に気にすることもなく、今日は10匹連れてきましたから後9匹いますよ、と答えた。人々は唖然としたが一度できた流れは変わらず、次々と挙手する人が現れた。自分が引き受ける、いいや自分が引き受けると、我先にと手を挙げた。芸術家は機械的に受け渡しを9回済まし、その日の展示は終了した。マスコミはその様子を何度も放映し、国民もその美談に酔いしれた。

芸術家はその後も精力的に展示を行ったが「犬の餓死」が完成することはなかった。どこの美術館でも用意した犬は全て貰い手が現れたからだ。それは数を増やしても変わらなかった。展示の度に生成され続ける美談が一大ブームを作っていたからだ。そしていつしかある噂が囁かれていた。あの芸術家は処分予定の犬達を救うためにこんな展示を始めたんじゃないだろうかと。

しかしある時、芸術家は突然展示をやめた。ブームの最中だったから人々は不思議がった。そしてとある記者が尋ねた。「噂では処分予定の犬を救うためにこの展示をしていたとのことですが本当でしょうか?」芸術家は答えた。「いいえ違います。それにもしそれが目的ならば展示をやめるなんておかしいでしょ?」もっともな話だった。「では何のために展示をして、そして何故展示をやめられるのですか?」芸術家は答えた。「それはこれからわかります。そして私の準備はこれで終わったので展示をやめます。どうぞ皆様これから行われる出来事をお楽しみください。」展示は終わった。

謎めいた発言は一時的に話題にはなったものの、その後も特に何かが起こるわけでもなかったので、すぐに忘れ去られた。そして数ヶ月後。奇妙な現象が起こり始めた。全国各地の公園などに痩せ衰えた犬が次々と放置され始めたのだ。「助けたい人がいたらご自由に。」と書かれた言葉と共に。引き受けたはいいものの、流行と偽善の気持ちから挙手した人が殆どで、数ヶ月もする頃には飼うことが嫌になっていた。どうしたものかと考えつく先は皆同じで、それが芸術家と同じような手段だった。直接捨てたり保健所に連れて行くよりも心が痛まない。悪いのは助けることができたのに、助けることなく見ていたやつだと。かくして「犬の餓死」は完成した。多くの人の手によって。
-----------------------------------------------------------------
どうやら「きっこのブログ」で取り上げられてから爆発的に広まったみたいですね。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/02/post_b890.html

ここのブログの信憑性の低さはどうにかならないんですかねえ?
>26
きっこのブログもこの手の署名を扇動するのが好きですねえ。
そのほうがウケがよいという打算があるのかもしれないですね (憶測)


07年08月に問題の展示が行われたと新聞等で報じられているギャラリーCodexのWebサイト
所在地はニカラグア

http://www.galeriacodice.com/
外観
http://www.galeriacodice.com/index.php?category=4

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=galeria%E3%80%80codice,+Managua,+Nicaragua%E3%80%80&ie=UTF8&ll=12.122338,-86.256039&spn=0.002187,0.003315&t=h&z=18

googlemap
署名データの傾向を探ってみました。


ソース:http://www.petitiononline.com/13031953/petition.html
で公開されている署名データ

てきとうにリストページをクリックし、394720-395220までの500件の
署名についてデータを取得しました。

以下、データから読み取れたこと
・500件中、279件がJAPANの署名でした。20〜30ヶ国中最大。
(JAPANと書かずnihon,jappanなどと書かれたデータもあるので実数はこれより若干上)

・同名、同所在地で複数(5件*2)の登録を連続で行っているJAPANからの署名がありました。
(このデータの中では、日本以外の国からの「あからさまな不正」は見られませんでした。

・279件中、20件ほどが性別不明、男性名の署名が49件、残りは女性名。
女性の方が圧倒的に多い。


廣井脩 『うわさと誤報の社会心理』 ではうわさを広める人の傾向として、
として明治生まれの文学者、心理学者、精神医学者である中村古峡の言を
引用しています。


中村古峡 『流言の解剖』 (愛之事業者、昭和17年)の内容を、
廣井脩 『うわさと誤報の社会心理』 より孫引きすると…

P.79-85
 まず、男女のどちらがうわさをしやすいかについては、遺憾ながら女性に指を屈しなければならない。「井戸端会議」という女性を侮蔑したことばが示すように、婦人はまことにうわさ好きで、取るに足らない卑近なことにも、いちいち耳目を働かせたがる。近所の花嫁の姿を見るために、炊きかけの飯の焦げつくのもかまわず駆け出すというのが、女性の通癖である。
 次に、年齢ではどうかといえば、青少年のあいだにうわさが比較的多いといえよう。青少年は、自分が知り得た興味とこれを示したい欲望に、とくにとらわれるものらしい。しかも、事実に批判を加えるべき教養が欠けている。たとえば、古峡の知っているある中学生は、父親が高級軍人で外地に出動することになったとき、「これは秘密だよ」と前置きしながらみんなに話して歩いた。一般に青少年のうわさは、婦人と違って日常生活に関するものが少ないが、これは、かれらが生活の責任者でない点から容易にうなづけるだろう。
 最後に、どんな性格の人がうわさをしやすいかといえば、やはり理知的判断が低くて他人のことをむやみに知りたがる人、そして饒舌家で知り得たことは何でも発表したがる人、というほかはない。そもそもうわさは秘密の臭いをもっている。そしてうわさを聞くと、自分が秘密を知り得たという感情を満足させる。しかし、ただそれだけでは不十分である。秘密を知った喜びを自分だけにとどめず、これを他人に知らせ、自分がその秘密の優先者であることをはっきりさせてこそ、初めて十分な誇りを味わうことができるのである。
mixiの外のblog界隈ではすっかりチェーンメール、チェーン日記と化して
デマが蔓延する状態となってしまいましたね。

いかにいい加減に情報が取り扱われているか、という例をいくつか。
blog検索などで拾ってきたストーリーです。


《例1》
>アフリカのホンジュラス共和国で、
>犬が餓死するまでを、アートとして展示されました!

#アフリカかよ!


《例2》
>犬を短いロープでつないで、その犬が餓死していく様子を観客に見せるという展覧会が、南米ホンジュラスで行われました。

#南米かよ!


《例3》
>ホンジュラスに住む『アーティスト』さんが展覧会に出品したの。 『犬の餓死する様子をアートとして』展覧会に。

#ついにホンジュラス在住に…


《例4》
>コスタリカビエンナーレ

#また新手のイベントが。


《例5》
>コスタリカで開催される、Bienal Centroamericana Honduras 2008 と言う展示会に

#ホンジュラスの立場は…。


《例6》
>コスタリカでアート集団が犬が餓死していく様を

#いつの間にかグループ化したようです


《例7》
>今、南米のコスタリカでは、「犬の餓死」という芸術が行なわれています。

#今行われているのか! 南米のコスタリカで!


《例8》
>ホンジュラス、コスタリカも、
>完璧嫌いな国になった。どっちも野蛮だ。野蛮な国民だ!

#ニカラグアはセーフなのだろうか? なんにせよ一人から全体を判断するのはいかんですなあ。


《例9》
>餓死させた犬を 芸術としてホンジュラスの展示会へ出品します。

#死体を保存しているということ?



Yahooブログ検索で 「犬 アート (国名)」で検索すると…
コスタリカ:548件
ホンジュラス:611件
ニカラグア:68件 ←開催地
ウチの猫の予防接種などでお世話になっているかかりつけの獣医師のもとに、
http://elperritovive.blogspot.com/
に掲載されている犬の写真9枚をL版印刷したものを持ち込み、
健康状態についての見解を聞いてきました。

まず、一切の予備知識を与えず、ただ9枚の写真だけを見せて健康状態についての
見解を聞きました。その後、この写真の出自や、現在のチェーン現象、デマ現象などに
ついて説明したあとで、何点か質問をしました。



▽写真の出自の説明前

以下獣医師の見解の要約
「この犬は見るからに不健康」
「かなり痩せている」
「皮膚病がひどい。アレルギーなどによるものではない」
「糖尿病、がんなどがかなり進行した状態か、ホルモン異常による皮膚疾患など
ほかにもいろいろ考えられる」


▽写真の出自の説明後の問答

Q.わたし
A.獣医師

Q.「この写真を撮られた翌日に犬は餓死したという話があるのですが」
A.「それはまったくわからない。なんともいえない」

Q.「展示させられたことと、この健康状態に因果関係はありますか?」
A.「アーティストに展示させられたことによってこうなったというのは考えにくい。
この犬がこのような状態なのは、長期間劣悪な環境で生活してきたからで、
誰かによって短期間でこのような状態にさせられたということは有り得ない。
週単位でなるようなものではない」

Q.「発展途上国の路上にはこういう犬がよくいるものでしょうか」
A.「よくいる。ニカラグアならこのような野良犬がいても不思議ではないだろう」

Q.「この手の署名活動にはどう接したらよいか」
A.「こういうチェーンメールの発信側は冷静さに欠けるものが多いから、
あまり相手にしないほうがいいよ。出典が明らかかどうかよく確認すること。
とにかく距離を取ったほうがいい」
>>30で爆笑しましたwww


伝言ゲームのいい加減さがよくわかりますね。

自分で調べずに知ったかぶりをするゆとりさんに原因があるのかな?
【現在、事実とわかっていること】

《事実》
07年08月15〜16日、中米ニカラグアの首都マナグアにあるギャラリーCodexにて、
コスタリカ出身のアーティスト、ジュラーモ・バルガスが、「不健康な犬」を
一日3時間、展示した。(写真)

《事実》
スペイン在住のスペイン人が、個人のblogで見た「犬は死んだらしい」という情報を
元に、ジュラーモ・バルガスがコスタリカ代表に選ばれて出展するとされる
Bienal Centroamericana Honduras 2008 へのボイコットを呼びかける署名サイトを
立ち上げ、現在でも広く署名を募っている。

《事実》
日本ではこの署名の情報がチェーン化し、国名や事実関係などがあやふやなまま
話がひとり歩きしている。これらのデマにより、コスタリカやホンジュラスなどへの
風評被害が発生している。

デマの例:「南米コスタリカで行われた」 (正しくは、中米ニカラグア)
デマの例:「犬は飢え死にさせられた」 (正しくは、犬のその後は不明)
※何らかの理由で犬が会場で死亡した可能性は完全には否定できない。


【現在、わかっていないこと】

《不明》犬が展示の後、死んだかどうか
《不明》犬が展示期間中、飢えていたかどうか
《不明》バルガスは Bienal Centroamericana Honduras 2008 に「犬の展示」によって
選考されたのか、他の要素で選出されたのか。
《不明》バルガスの Bienal Centroamericana Honduras 2008 への出展は、
取り消されたのか、取り消されていないのか。



【周辺情報】

《署名関連》
・署名の発起人はスペイン在住スペイン人Jaume Sanchoで、会場には行っていない。
・署名は、誰でも無料で署名登録の申請が行えるフリーの署名ホスティングサイトを利用している。
・登録した署名は、メールアドレス以外の情報が公開される
・現地であるニカラグアでは、この話題、署名は盛り上がっていない。
・ニカラグア、ホンジュラスからの署名は極端に少ない。
・当事国でない国(スペイン、UK、日本など)では署名が活発である。

《展示関連》
・ニカラグア新聞、La Prensa は、07.10.05と07.10.24に、ギャラリーCodexの
ディレクターの証言として、「犬は餌を与えられ、展示時間以外は中庭におり、
17日に逃げた。いかなる理由でも死亡していない」とする報道を行った。
・「もともと不健康な野良犬」が捕まえられ、展示させられた。
・ストーリー上では「愛護団体とアーティストグループの騒動」があったとも
伝えられるが、それを裏付ける話は発見できない。

《さまざまな反応》
・都市伝説収集サイト「Snopes」では、真偽について「未確定」とされている。
・世界的な動物愛護団体、組織で、この話題を取り上げているところはない。
・台湾の芸術専門誌「今藝術」の記事として、Yahoo台湾のニュースにに取り上げられた。
そこでは、「犬は死んでおらず逃げ出したが、ネット上では抗議の署名の紹介が
どんどん転送され、言いふらされ続けている」 と伝えられた。07.12.10
・コスタリカは動物愛護に熱心な国である。
・コスタリカ在住で観光業を営む日本人は、
「そのようなネタがあればTVなどのメディアがこぞって取材するのだが、
少なくとも私の周りにいるコスタリカ人はニュース、新聞、その他で全く
耳にしたことがない。当然、私も聞いた事が無い。」とした。08.02.09
・日本では、この騒動をベースに後日談まで含めたショートショートが「創作」されたが、
その創作物が実際にあった出来事と勘違いされ、一部で広まっている。
>32
>>30で爆笑しましたwww

某所で 「新手のイヌシヌ詐欺」 とか書かれててそっちでも爆笑wwww
相変わらず素敵すぎる Snopes
本当にここは何でも載ってるなー
ブルンヴァンの和訳されていない エンサイクロペディア オブ アーバンレジェンドも
欲しいけれど、Snopes があればあらかた分かる気もするな。

「インターネット署名」項
http://www.snopes.com/inboxer/petition/internet.asp

要約:インターネット署名なんて効果ないだろ…常識的に考えて…
別バージョンの創作。ちょっとこっちはいまいちかな
http://ameblo.jp/short-short-tale/entry-10072132093.html
-------------------------------------------------------
ある芸術家が芸術として飢えた犬を鎖につないで展示することを発表した。
当然のように動物愛護集団、博愛主義者から非難が殺到。「これは非人道的行為であり、許せるものではない」
マスコミや、一部興味本位で駆けつけた観衆によって彼のアトリエは連日大盛況。
こうなるともう止まらない、それは転がる石のように。
一部過激派により、彼のブログは炎上、彼の家は放火され、また連日のようにテレビで取り上げられた。

「この人でなし〜」
目を血走らせ、博愛を謳う観衆に向かって芸術家は火に油を注ぐ一言を。
「これは準備段階に過ぎません。ここから飢えた犬が死に絶えるという芸術に発展するのです。
それにこの犬たちは保健所から引き取ってきたもので、本来ならば処分される犬です。
どうしようと私の勝手でしょう?」

こうなると単なる興味本位の人たちも意見を変えざるを得ない。
「何も殺すことはないでしょう、たかが犬とはいえ命ある動物なんですよ。」

全てを敵に回した芸術家は付け加えて一言。
「助けたい方はどうぞご自由に、引き取ってください。私は止めませんよ。」

展示会の当日、いつもはがらんとした館内だが、その日だけは違った。
報道陣、団体の人、いつもなら野良犬に無関心な人たちまでもが集まり、早足で「犬の餓死」へと集まった。
みんな、周りの様子を伺い、みんなが降りる停留所なのに、誰も降車ボタンを押そうとしない、そんな雰囲気と似ていた。
するとある老婦人が前に出て、犬の方に歩み寄った。
「もう大丈夫だからね」
自然と拍手が巻き起こり、この美談は華々しく語りつがれてめでたし、めでたし・・・
と終わるであろうところに芸術家が出てきて新たな犬を繋いだ。
「何をするんだ!もう終わったんじゃないのか?」
憤る観衆に向かい
「犬は全部で10匹います。後9匹ですね。」

結局この日は展示が行われることはなかった。

連日のように芸術家は新たな野良犬を繋ぎ、観衆が引き取って帰る。
そんなことを繰返すうちに、芸術家の用意した数百という犬は底を尽いてしまった。

これでは展示にならない、結局失敗に終わってしまったのだ。
諸悪の根源たる芸術家に、人間の博愛が勝った瞬間である。

ある時こう言う人が現れた。
「あの芸術家は本当は犬を救おうとしていたのではないか?」

インタビュアーが取材を申し込むと、芸術家は一言。
「僕の芸術はもう完成している。それに・・・いや、やめておこう」

数ヵ月後、、、その場の勢いに任せて引き取った犬を捨てる人が急増した。
町には野良犬が増え、やせ衰えた犬が徘徊するようになった。

更にえさ不足から飢え死にする犬もでてきて、とうとう彼の芸術は完成した。


「本当にありがとうございます、先生方」
数日後、芸術家は町でも有名な豪邸にいた。
今日はあるパーティに招かれていたのだ。
彼は続けた。
「芸術は作品も大事なんです、、がそれ以上にみんなに名前を覚えて貰わないとどうしようもないんですよ。
みんな作品を見る前に、誰が創ったのかを気にする。ゴーギャンのように死んでから有名になっても仕方ないですし。でもみんなに名前を覚えてもらったし、これから生活も楽になるでしょう。」

「いやいや、感謝するのはこっちですよ、先生。」
ちょび髭の保険所所長は続けた。
「全く保健所のありがたみを忘れている飼い主が多くて困っていたんですよ、やつら生んでしまって誰も引き取り手がいない犬、猫なんかを直ぐに持ってきたり、近所に野良犬がいると子供に悪影響が出るからってすぐに通報してくるんです・・・一体処分に費用がどれくらいかかってるのか知ってんのか?ってね。

可哀想だからって去勢しない飼い主も増えてきてるんですよ。
これで保健所に引き取られる犬についての認知も広まったでしょう。」

加えてお腹のでっぷりした、市長が続けた。
「これから増税しようと思ってたんですが、これでいい口実が出来ましたよ。ただ増税っていうと無責任に反対を唱える人が多くて困る、、、けど、町中に野良犬が溢れかえったら話は別でしょう。処分費用が底を尽きましたって言ったら反対できる人もいないし。」

製薬会社の社長も続けた。
「ちきんとした体制が整うまで、野良犬も増え続けて、噛まれる人も増えるでしょう。

いやぁ、最近は狂犬病のワクチンの在庫があまってしまって途方に暮れていたんですよ。これでうまく出荷できます。あ、そうそう駆除のときはちゃんと頭数制限して、いなくならないようにお願いしますね。」

こうして、これからの成功を喜ぶ宴は朝まで続いたとさ。
【バリエーションの数々】

《例1》
>中南米のコスタリカで行われた展覧会で

#間違っちゃいないけどなんか違和感あるなあ…。東海北陸地方の愛知県で、みたいで。


《例2》
>餓死犬・・日本人も出品していた!!新事実
>これが アート・芸術・・何も解っていないかわいそうな若者達!!
>http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/colum%20n/outoftokyo/bn/ozaki_179/

#いや日本人はネズミだけだろ。日本人も出品してたらそれこそ大騒ぎだろ。半年前に気付け。


《例3》
>バックヤードでは麻薬が焚かれ、会場には賛美歌が逆再生、この犬が
>死んでしまった次の日にドッグフードで!!文字を書いたらしい。

#字は最初からです。


《例4》
>http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/outoftokyo/bn/ozaki_179/
>↑ここも読んでみてください。
>
>好評だったので次の犬を探しているそうです。
>絶対に阻止しなきゃ。

#何べん読んでも好評だったとか次の犬だとかの文章がみつからねえ…。


《例5》
>問題が起きた国は中南米のコスタリカ共和国。
>親米外交、人権擁護、民主主義を原則とした国で
>世界の先進国でもなしえない【軍隊を持たない(廃止)国】として有名。
>
>会場となり、この【作者】を招聘したビエンナーレ(美術館)と
>会場に足を運んだであろうギャラリーはコスタリカの国民であろう。

#【軍隊を持たない(廃止)国】 →兵力はある。非常時の徴兵制もある。
#ビエンナーレは2年に一度の美術展覧会のこと。
#推測する前に事実確認せんとえらいことに…。


《例6》
>南米ニカラグアの展示会場で、ドッグフードのポスターを貼った壁の下で、生きた犬を鎖につないだまま餓死させる様子を”アート”として展示したということです。<

#ポスターが登場しました。 あ、ニカラグアも南米に移転したんですね。


《例7》
>しかもこの男、ビエンナーレという世界的に大きいアート・ショウに招かれているそうで。

#検索しまくっても公式サイトすら出てこない “世界的に大きいアート・ショウ” ねえ…。


《例8》
>餓死寸前の犬を展示して、その犬は亡くなってしまったんです。
>その次の展示で保健所の犬を使い、お客さんがその犬を引き取っていき、このアーティストが処分される犬を救ったと記事には書いてありました。<

#通常版ストーリーを信じた上で、創作版ストーリーも信じられるという点が素敵
#創作ストーリーの中の“記事への言及” が早くも事実化!


《例9》
>『犬に餌を与えないで下さい。』というサインと共に鎖をつないで、人々が通る中、犬をそこで餓死させたのだそうです。

#「このリハクの目をもってしてもサインが見抜けぬとは!」


《例10》
>この罪もない犬が虐待死させられたのは、去年の10月だそうです。

#この事件は去年の8月に予言されていたんだよ!!11 
Ω ΩΩ<ナ、ナンダッテー!?
REALTOKYOのコラムを読むと、チン↑ポムの『スーパー☆ラット』もビエンナーレには出品してないみたいですよ。
単に二つを比較してるだけっぽいです。
まあ、書き方がわかりにくいですけど。
【新情報】

コスタリカ大使館に直接出向き、大使館職員に話を聞いてきて、その内容を
コミュニティに投稿した人がいて、その情報はこれまでの伝聞情報と比べて
信憑性が高いと思われます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=27451314&comm_id=189604
#619-

--------以下引用--------
☆この展示は実際に行われた。
☆展示中に犬は餓死した。
☆国がこの展示を知ったのは展示がされたあとだった。
☆コスタリカは愛護精神が強い国なので、国として反対運動をし、動物虐待したとして、このバルガス氏は現在コスタリカに入国できない。
☆コスタリカ代表だとはまだ決まってなく、でもバルガス氏はなりたいと言っている。
☆今現在もバルガス氏はコスタリカに入国できていない。
--------以上引用--------

大使館の見解としては上記である、と理解して問題ないでしょう。
どれだけ職員の話が劣化せず伝えられたか、については、伝え手が録音までしているので
信頼性は高いでしょう。
「餓死した」については、「私達が確認したところ 餓死したということでした」 で、
「入国できない」については「国が拒否している」←本当か!?
07年08月15〜16日

ニカラグアの首都マナグアにあるギャラリーCodexにて、
バルガスが 『不健康な犬の展示』 を行った。イベント名不明。


07年09月10日

コスタリカのSan Joséで、
Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 が開かれた。
http://www.madc.ac.cr/mambo452/index.php?option=com_content&task=view&id=426&Itemid=1
バルガスは、Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 にて、
『21分の映像作品』と、『41x55cmの写真』を展示した。


07年09月14日

署名サイトでソースとされているNacion紙の記事
http://www.nacion.com/ln_ee/2007/septiembre/14/aldea1239344.html
バルガスなど6名が
Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 の展示により、
Biennial Central American Honduras 2008 へ選出された。


07年10月28日

http://www.nacion.com/ln_ee/2007/octubre/28/aldea1294331.html
バルガスはビエンナーレから締め出されない


わかったこと。
・「犬餓死アート」と、バルガスが Biennial Central American Honduras 2008に出展することは、
直接の関係がない
・バルガスは、「犬餓死アート」によって高く評価されたのではない
・ホンジュラスのビエンナーレへの出展は不明
・「次の犬を探している」という話が見当たらない
ニカラグアへの展示により、
「生体を展示するとは何事だ」「弱った犬を展示することに反対する」
「死ぬかもしれないような犬を展示するなど許しがたい」
という批判は妥当ですね。

では、ニカラグアへの展示をもって、別件の展示会への出展を排除させようとする行為には
どこまで正当性があるのか?

《甲》
犬の展示が評価され、選ばれ、次の展示会に繋がった。
そんな展示を評価するとはなにごとだ。選定を取り消せ。

《乙》
映像作品と写真が評価され、選ばれ、次の展示会に繋がった。
そいつは別のところでこんなことをやった奴だ。選定を取り消せ

《甲》が事実であるならば、署名するかどうかはともかく主張の内容に共感
することはできます。《乙》の場合、《甲》よりも賛否が分かれるでしょう。



▽現在あちこちで流通しているチェーンメールに書かれている内容

・○○国で犬を餓死させる展示があった
・そのアーティストは優勝し、次の出展が決まった。
・犬の展示が好評だった
・次の出展で使う犬を探している
・署名活動があるので、次の犠牲を出さないよう署名しましょう


▽上記と、現在わかっていることの対比

・ニカラグアで、アーティストが犬を餓死させる主旨の展示を行った
展示会場ディレクター:犬は死んでいない
在日コスタリカ大使館:犬は餓死した
双方ともに物証がない。

・アーティストが評価されたのは「コスタリカの展示会に出した別の作品」で、
次の出展が決まったのは、「ホンジュラスの更に別の展示会」

・「犬餓死アート」が高く評価されたという事実は確認できない。

・「ホンジュラスの更に別の展示会」でも犬の展示を行うという明確なソースはない。

・署名の発起人はスペイン在住スペイン人で、伝聞情報だけをもとに
募っていた。また、この募集文が和訳される過程で誤訳・誤解が発生し、
募集文の内容が正しく伝わらなかった。その後の日本国内で署名嘆願の
チェーンが流通する過程でも情報はどんどん変化した。
署名募集の原文では、「犬餓死アート」で「ホンジュラスへの出展」に
選ばれた、とは全く書かれていない。
時系列再整理 (ややこしい!)


---中央アメリカ編---
07.08.15〜16
ニカラグアの首都マナグアのギャラリーCodexで行われた美術展示会にて、
コスタリカ出身のジュラーモ・バルガスというアーティストが「不健康な犬の展示」を行った。
その展示の趣旨として、バルガス自身が「犬を餓死させる」という旨の紹介のしかたをした。

07.08.17
後にその犬が逃げ出したとされる日(逃げ出した説)
後にその犬が死んだとされる日(死んだ説)

07.09.10?
コスタリカのSan Joséで、
Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 が開かれた。
http://www.madc.ac.cr/mambo452/index.php?option=com_content&task=view&id=426&Itemid=1
バルガスは、Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 にて、
『21分の映像作品』と、『41x55cmの写真』を展示した

07.09.14
コスタリカ新聞、Nacionで、バルガスなど6名のアーティストが
Biennial Costa Rican of Visual Arts (Bienarte) 2007 の出展作品により、
コスタリカ代表としてBiennial Central American Honduras 2008に選出されたと伝えられた。
http://www.nacion.com/ln_ee/2007/septiembre/14/aldea1239344.html

07.09.??
http://new.petitiononline.com/
という、無料署名ホスティングサイトに、バルガスをBiennial Central American Honduras 2008
から排除するための署名が設置された。
名前、メールアドレス、大まかな住所を入力することで署名が可能。
http://new.petitiononline.com/13031953/petition.html

07.10.05
ニカラグア新聞、La Prensa にて、この展示にかかわる論争が紹介された。
展示会の行われた会場のディレクターの証言として、犬は餌も与えられ、
逃げ出したと伝えられた。
http://www.laprensa.com.ni/archivo/2007/octubre/05/noticias/revista/219438.shtml

07.10.28
コスタリカ新聞、Nacionで、バルガスはビエンナーレから排除されない、とされる
報道が行われた。
http://www.nacion.com/ln_ee/2007/octubre/28/aldea1294331.html


---台湾編---
07.12.10
Yahoo!台湾のニュースで、台湾のアート専門誌「今藝術」の記事としてこの騒動が紹介された。
「犬は毎日3時間だけ展示され、ほかの時間には餌も与えられていた。
犬は死んでおらず逃げ出したが、ネット上では抗議の署名の紹介が
どんどん転送され、言いふらされ続けている。」
http://tw.news.yahoo.com/marticle/url/d/a/071210/84/poz5.html?type=new


---日本編---
08.01.20〜
日本の一部動物愛護団体のWebサイトや、個人のblogで、「海外で犬を餓死させるアートが
行われたらしい」「犬は餓死させられた」「抗議の署名に協力しましょう」
という動きが発生する。

08.02.01〜
動きがmixiや多くのblogに広がり、ストーリーにバリエーションも誕生。
チェーンメール、チェーン日記の様相を呈してくる。

08.02.06
きっこのブログで
「今、南米のコスタリカでは、「犬の餓死」という芸術が行なわれています。」
とした上でこの署名運動が紹介された。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/02/post_b890.html

08.02.09
コスタリカ在住で観光業を営む日本人が、日本からの複数の問い合わせを受けて、
この件について日記で言及した。(要約:虐待の事実を確認できない。話を聞いたことがない)
http://www.japancostarica.com/
http://www.japancostarica.com/diary_2008/2008_02.htm#08020901

08.02.19
mixiのコミュニティ住民が、コスタリカ大使館に出向き、情報の真偽を聞いた。
コスタリカ大使館の見解は、「私達が確認したところ 餓死したということでした」
(確認手段、情報源は不明)
バルガスについては、国が帰国をさせていないと語った。
(入国拒否についての詳細や真偽は不明)

08.02.20
バリエーションを豊富にしつつ、ブログを中心に署名紹介のチェーンメール、チェーン日記が
広まり続けている。mixi内の日記の数としては少なめで推移している。


---ホンジュラス編---
日時不明、場所不明、でホンジュラスで中央アメリカビエンナーレ08がこれから
開催される予定。
【翻訳時の情報変化について】

まず、大元の署名の記事。(以下“署名サイト”と呼称)
http://new.petitiononline.com/13031953/petition.html

その署名で引用されている現地の新聞記事(以下“元記事”)
http://www.nacion.com/ln_ee/2007/septiembre/14/aldea1239344.html

署名が訳されたテキストの掲載されているサイト(初出かどうかは不明)(以下“署名の訳”)
http://www.number21.jp/diary/goblins/index.html


“署名サイト”でスペイン語の段階では、“元記事”からの引用部分と、署名発起人の
独自のテキストが ****************** という区分線によって分けられていました。
それにより、新聞記事の範疇では、代表選出の話だけであるということ。
「犬が死んだ」という情報があくまでも個人のblog経由による伝聞でしかないことを
“署名サイト”の原文からは読み取ることができていました。

“元記事”では、犬の死については全く触れられておらず、それどころか犬の展示の
話そのものがありません。犬という単語そのものが使われていません。


ところが、“署名の訳”となると、この区分線 ****************** が消えています。
これにより、署名発起人が何千キロも離れたスペインで伝聞情報をもとに書いた
テキストが、あたかも“元記事”の一部であるかのような誤解が発生したのでは
ないでしょうか。

“署名の訳”ではURLが全て削られてもいます。
URLは訳


また、「犬が死んだ」という情報は、個人のblogからの引用ですが、
これも“署名サイト”の中では “” という記号が用いられることと、
-----------------
“引用文”
--------------------
という線で分けられることにより、引用であることがわかるようにはなっています。
#線の長さが違うあたりでは、発起人のいいかげんさが伺えます。

この部分も、“署名の訳” では “” と区分線が省かれていて、何が引用でどこが
発起人のテキストなのか、わからなくなっています。

そして、日本ではこの引用と独自のテキストが混同されきった“署名の訳”が、
チェーン化して広まり、あたかも信頼性の高い情報であるかのように扱われてしまった、
という流れではないかと思われます。


この署名は

・署名の発起人が事実の確認を行っておらず、伝聞のみで署名ページを立てた
・署名が日本語に訳された際に適切でない訳がされた(引用部分の混同)
・その混同を元に、テキストに不適当な信頼性が上乗せされた
・訳ではURLが削られ、第三者が話の真偽を確かめにくくなった。
・そのテキストを元に日本で話がチェーン的に拡散された
・現在も話が変化しつつチェーン的に広まっている

という流れであると理解しました。
変化っぷりを楽しむ? 第三弾

《例1》
>コスタリカという国で、とんでもないことが起きたようです。
>ニカラグアの自称アーティストの男が、コスタリカで開催
>された催しに出品したものは野良犬だったのです。

#志村ー!逆!逆!


《例2》
>コスタリカ人のギジェルモ ヴァルガスを含む6人が何人かの子どもに、犬を追うように頼み、彼はそれらの汚い仕事に対してギャラを支払いました。 <

#違うよ、全然違うよ。


《例3》ブログ甲
>まずホンジュラスではなく、コスタリカのようです。
《例4》ブログ乙
>まずホンジュラスではなく、コスタリカのようです。
《例5》ブログ丙
>まずホンジュラスではなく、コスタリカのようです。

#だから右から左に流すのはよせといっとろうが!


《例6》
> しかし、NPO団体、SALA NETWORKのニュース記事では、翌日犬は死亡した、という
 内容を伝えています。

#「愛護団体を通過すると伝聞でも信頼性が上乗せされてしまう」という例。


《例7》
>ただし、展示は昨年の秋のもの。
>そして、ホンジュラス・・・とありましたが、これは、コスタリカの誤りです。

#正しく訂正できているやつとできていないやつの比率を調べたら面白いかもわからんね。


《例8》ブログA
>この記事を出した時は「ひどい奴もいるものだ」「ブログ友のみんなに署名してもらえれば・・・」
との気持ちで書きました。
《例9》ブログB
>この記事を出した時は「ひどい奴もいるものだ」「ブログ友のみんなに署名してもらえれば・・・」
との気持ちで書きました。

#だからコピペをするならするで引用とはっきりしろ!自分が書いたかのように持ってくるな!


《例10》
>まだ、救えると思われる頃の写真が1枚ありました。

#前提:この書き手は、「長期間飢えされられた結果、餓死した、と思い込んでいる。
#ヒント:展示期間 08月15〜16日
#おんなじ犬の写真であっても、説明書きが 「すやすやと寝息を立てておやすみするわんちゃん」 と
#「非情な扱いをうけて衰弱し、ぐったりする病犬」 じゃ全く違って見えますしね。
>《例6》
>> しかし、NPO団体、SALA NETWORKのニュース記事>では、翌日犬は死亡した、という
> 内容を伝えています。
>
>#「愛護団体を通過すると伝聞でも信頼性が上乗せされてしまう」という例。

 個人や団体が受け取った情報をどのように扱っているか、外部から見ているとなかなかわかりませんが、偶然ヒントを見つける場合もあります。
 NPO SALA NETWORKは、私もこの件を調べていて見つけたのですが、「SALA ニュース」の1月22日の記事をみると、とても信用できるところという感じではありません。

 すでに正体を知っている人も多い「神の手」の画像をそのまま(真に受けて)掲載しています。
 チェーンに対するモラルの問題はおくとしても、ほとんど受け取った情報のチェックはしていないのでしょう。画像の正体を知っていたら、とてもこんなことは書けないのではないでしょうか。
 私は右から左に流しているタイプのサイトだと判断しました。

http://www.salanetwork.or.jp/sala_news/index.html
----------以下引用----------
2008/01/22 《神の手》の雲

沖縄で何年かに一度現れると言う、《神の手》の雲の画像をSさんから戴いた。
両手ですくう様な形の雲がくっきりと見える。
是を受け取った人は幸せになるのだそうだ。
多くの人に送ると良いと言う。
保護活動に携わる人たちは,本当に皆動物達を守る事に必死で、自分の事等二の次だ。
出来るだけ沢山の仲間にも送りたい。
是非本当に幸せになって欲しい、と痛切に願っている。
保護する者が幸せでなければ、保護した子達を幸せにはできないのだから。
----------以上引用----------
【最新情報】

BAVIC (Bienal de Artes Visuales del Istmo Centroamericano Honduras 2008)
開催予定の美術館のオフィシャルサイト上に、バルガスに関連すると思われる公式コメントが
掲載されました。とりあえず、機械翻訳だけかけましたが、言い回しが複雑でいまひとつ要領を得ません。

ホンジュラスのBAVIC開催予定の美術館のオフィシャルサイト。
http://muaartes.org.hn/


概要、要点だけをざっくばらんに読むと
・コスタリカのバルガスの選出を尊重する
・暴力的な扇動があった
というニュアンスが読み取れます。

つまり、
・バルガスはBAVICから排除されない
・署名の妥当性に大きな疑問がBAVICから投げかけられた
ということなのではないかと思いました。この理解が間違っていたら、指摘してください。


最近、「まともなメディア」に掲載された記事

La Nacion紙、03月19日付けで、この騒動について記者による
インプレッションが述べられています。(報道記事ではないことに注意)
http://www.lanacion.com.ar/edicionimpresa/cultura/nota.asp?nota_id=996888

中米・グアテマラの新聞 El Periodico紙 (Prensaの対抗紙だそうです)
http://www.elperiodico.com.gt/
http://www.elperiodico.com.gt/es/20080319/lacolumna/50731/
ここでもコラムですが、03月19日付けで、デマや扇動、
間違った情報で署名が行われたことなどについて言及されています。


次に気になるのはこれらの項目です。

・世界、日本でデマを流通させた側はこれにどう反応するのか。
・そもそも、この声明に気がついているのか。

自称動物愛護派の品質を見極めるためにも、注意深く観察していこうと考えています。
「Snopes」 更新
http://www.snopes.com/critters/crusader/vargas.asp

WSPAという動物愛護団体のコメント追加。
WSPAのコメント内容は、これまでにここで取り上げたり、到達した結論とほぼ同じ。
Snopesとは別の都市伝説収集サイト
http://urbanlegends.about.com/library/bl_starving_dog_art.htm
バリエーションの紹介 → 写真の紹介 → 分析


ここのソースではじめて知ったのですが、08.03.26にYahooに
バルガスへのインタビューが掲載されていたようです。

The Human Eye Is Treacherous - Interview with Guillermo Vargas Jimenez
Yahoo News (Eng. translation),

http://urbanlegends.about.com/gi/dynamic/offsite.htm?site=http://translate.google.com/translate%3Fhl=en%26sl=es%26u=http://espanol.news.yahoo.com/s/26032008/81/noticias%2Dentretenimiento%2Dojo%2Dtraicionero.html%26sa=X%26oi=translate%26resnum=6%26ct=result%26prev=/search%253Fq%253DC%2525C3%2525B3dice%252BJuanita%252BBerm%2525C3%2525BAdez%252Bperro%2526hl%253Den%2526safe%253Doff%2526rlz%253D1T4DKUS%5FenUS212US212

26 March 2008 (in Spanish)
http://espanol.news.yahoo.com/
http://espanol.news.yahoo.com/s/26032008/81/noticias%2Dentretenimiento%2Dojo%2Dtraicionero.html
今、http://mixi.jp/view_community.pl?id=647283 【動物虐待者は死ねば良い。】
という動物愛護系の中でも過激なコミュに乗り込んで如何に犬餓死アートがデマであるか丁寧に淡々と説明していたんですが、その削除対応の早いこと早いことwwwwww

説明前触れ一切なしで無言でひたすら削除wwwwww

「なかったことにしたい」 感バリバリで面白杉wwwwwwwwww

これだからクローズドなコミュはダメなんだよなw
自浄作用が働かなくてバカの吹き溜まりになるwwww
管理人に適正があれば軌道修正も可能だけれど、副管理人削除しまくるしかやっていないということはwwwwww
いやあやっぱり動物愛護の中でも一部の過激派はくるってますね!

http://mixi.jp/view_community.pl?id=647283 【動物虐待者は死ねば良い。】 (非公開)

あらすじ

このコミュ内にデマ・チェーンメールが掲載されていたので、それを指摘し、なぜ間違っているか、なぜデマなのかを書いた → 副管理人により削除 → 新規に「なぜデマは広まったのか」トピックを立てた → 副管理人により削除

 「デマ情報の訂正は必要かどうか」 というアンケートを立てたところ、住民の8割が訂正は必要と回答。これは副管理人削除せず(さすがにできねーだろw)


で、今日の副管理人コメントがこれ。
---------以下引用---------
みなさんへ
2008年09月07日 20:42 ▲きぃに▼ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11109227

どうも副管理人です。
最近、削除依頼が殺到しているのでトピ立てさせていただきます。
依頼に応じて依頼が殺到しているコメントなどはみなさんの意見を尊重し、削除を行っています。
中でも強制退会依頼が多いのですが管理人ではないのでそれはできませんのでご了承ください。
また、ほかのコミュでこのコミュのURLを貼り付け、名指しで批判をするという極めて悪質な行為がみられるとの連絡も多数よせられています。

このコミュは、一部の心ない参加者が、他の多数の参加者を不快にさせるという主旨のコミュでは全くありません。

管理人と同じくこのコミュのあり方や、多数の意見を尊重するといったやり方に不満を感じている方は、自主退会をお願いします。

また、これ以上名前やコミュを晒す行為が発見された場合には管理局に通報させていただきます。
---------以下引用---------


デマをデマだと指摘する人は 「心ない人」 に該当するらしく デマをデマと指摘する行為は 「不快にさせる行為」 らしいので、そろそろ強制退会させられそうですww
デマはデマと認めて、それでも動物福祉の問題はあるからそれを建設的に議論しあえばいいのに。
私も非公開コミュ2つ入ってますが、趣旨が違うのでこういうのはあんまり無いです。
が、一般的に思想を伴うとアングラ化するようですね。
オープンコミュでの議論だと感情派は駆逐される方向に向きやすいですから、非公開ってのは極力やらんほうがいいなと思いました。

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