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プロレス文化研究会コミュの第32回プロレス文化研究会集会のご案内

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【テーマ】芸能としてのプロレス?

日時:2008年6月28日(土)午後2時〜5時
場所:ル・クラブ・ジャズ
   京都市中京区三条御幸町三条ありもとビル
入場無料:(カンパ歓迎)


★会場内への飲食物の持ち込みは禁止です。お守りください。

★ル・クラブ・ジャズに研究会の内容についてのお問い合わせはご遠慮ください。



1.研究発表 亀井好恵(武蔵野美術大学講師)
 「『闘う』女の芸能とその観客反応」



2.ビデオ上映

 中島安里紗 vs ティラノサウルス奥田(2007.10.5)
 長崎市式見町の奉納女相撲(1999)ほか


 発表者の亀井好恵氏本人から発表要旨が届きましたので、紹介しましょう(一部岡村編集)。

「女子プロレス、女相撲がいずれも「女子」または「女」と冠をつけ区別されているのは、プロレスも相撲も前提として男子または男が行うものと人々に認識されているからでしょう。男のするプロレス・相撲というものを女もしてみんと思うとき、しかもそれが興行の形をとって享受されるときの観客(享受する側)反応のことを今回報告します。

 群馬に引っ込んでからというもの、女子プロレスの観戦数が激減し、それに反比例して女相撲にかかわることが増えました。『奇譚クラブ』に掲載された女相撲(女闘美)関係の記事や、興行女相撲に触発されて始められた、地方の女性たちによる女相撲を紹介し、上の点を考えてみたいと思います。

 『奇譚クラブ』に寄せられた女闘美ファンの視線は特殊なものではあるでしょうが、今日の女子プロレスや女子格闘技に寄せる男性ファンのまなざしとつながるものもありそうです。また、興行女相撲に触発された地方の女性たちの姿には女子プロレスや女子格闘技に身を投じる女性たちの姿がだぶってまいります。

 女が「闘う」/それを見る−芸能を支える側には、それがプロレスか相撲かによらず共有された心情があるように思います。プロレスがスポーツか芸能かで論議されるのとは別種の、演者が女であるために際立つ芸能性を考察します。」

 前回の相原進氏の発表では、亀井好恵氏の『女子プロレス民俗誌』をふまえながら、「プロレスが芸能かどうか」とは別の視点が提示されました。今回は前回への返答とばかりに亀井氏の登場です。「演者が女であるために際立つ芸能性」がキーワードの発表になりそうです。「ガーター争奪戦」から始まった女子プロレスが歌、踊りつきのスポーツショーへと変質していく歴史性にも話が及べば、より充実した時間になるだろうと期待しています。ふるって、ご参加下さい。(岡村)


〔予習用参考文献〕
 亀井好恵『女子プロレス民俗誌』雄山閣出版、2000
 小田亮/亀井好恵『プロレスファンという装置』青弓社、2005
 松永高司『女子プロレス 終わらない夢』扶桑社、2008

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