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江田憲司 (江田けんじ)コミュの今週の直言(2010年1月18日付「江田けんじメルマガ」より)

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■ 1.巻頭言「日々是好日」     by江田けんじ     
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 皆さん! こんにちは。江田けんじです。

 小沢秘書軍団の逮捕です。検察vs小沢の最終決戦がはじまったという
感じですが、本当はこんなことをやっている場合ではないんですね。

 でも、今国政の最高権力者といわれている人への疑惑ですから、これを
はっきりさせることも不可欠です。なるべく、こういった問題は政治倫理
審査会にまかせて、予算委は景気や雇用、社会保障や税金の無駄遣いの解
消等の論戦にすべきだとは思いますが、最大野党の自民党はそうもいかな
いでしょう。

 国会日程は、本日18日財政演説、19日と20日、衆参でその代表質問(こ
こでの質疑はみんなの党にはありません)。その後、予算委ということに
なりますが、ここで政治とカネで集中審議を求める野党とひと悶着があっ
て、すなおに進行するとは思えません。

 せっかく政権交代したのに、暗い気持ちばかりになってしまいますが、
それもこれも政権運営を旧態依然とした小沢一郎という政治家にゆだねた
結果。民主党のふがいなさが最大の原因だと思います。

 やはり我々が訴えてきたとおり、本当の平成維新はこの政権では無理。
政権交代のあとは政界再編が不可欠。自民党も民主党も「新旧分離」して、
本当の改革派だけで新しい政治勢力を結集していく必要を痛感しています。

 いよいよ、今週末は「新春の集い」。そこで私の思いのたけはお話しよ
うと思っています。

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■ 2.今週の直言「小沢抜き民主党政権を!・・・小沢側近逮捕」
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 現職の国会議員を含む、小沢幹事長側近が3人逮捕された。今後の捜査
の推移によっては、小沢氏本人にも司直の手が伸びるかもしれない。政権
交代してやっと新しい政治が始まると思っていた国民にとっては、やるせ
ない思いで一杯だろう。

 大きな国民の期待を得て船出した鳩山政権。しかし、最近は支持率も急
降下し、その根本的な理由は、鳩山首相のリーダーシップの欠如にあると
される。本件でもそれが踏襲されるのであろうか(既に「小沢さんを信じ
ている」「検察と戦ってください」等の発言あり)。

 私を含む「みんなの党」は、先の首班指名で「鳩山由紀夫」と書いた。
当然、その責任もある。だからこそ言いたい。鳩山さん、「小沢一郎」と
いう自民党旧経世会のDNAをこれ以上民主党内に持ち込まないためにも、
この際、小沢一郎氏を切るべきだ。

 先の選挙での民主党の勝利は小沢一郎氏のおかげだという。「選挙の神
様」「小沢神話」とも称される。だから、参院選を控えて彼を失いたくな
い、といった事情も実しやかに語られる。

 しかし、私はまったくそうは思わない。先の政権交代は、あまりにひど
い自民党政治へのNOが最大の理由であり、仮に民主党内に功労者がいた
とすれば、あの年金記録問題を舌鋒鋭く追及した長妻昭議員(現厚労相)
であろう。

 また、小沢氏の選挙手法が通用するとすれば、失礼ながら「ど田舎」に
限られ、私のような都会の選挙区では通用しない、と断言できる。不肖私
は、これまで4回の選挙を、業界団体や労組に、人的にも資金的にも一切依
存しない100%ボランティア選挙で勝ち抜いてきた。だからこそわかる。

 小沢一郎氏の選挙手法とは、結局のところ、表向きはともかく、アメと
ムチによる業界締め付け選挙でしかない。移ろいやすい無党派層は当てに
せず、きっちりと団体・組織票を固めていこうというスタイルだ。それは、
内実はともかく、小泉純一郎氏が仕掛けた「浮動票狙い」のスタイルとは
根本的に異なるものだ。

 だからこそ「陳情の一元化」という発想も出てくる。これを、一部マス
コミも含めて「政官業の癒着打破」のための方策と礼賛したが、私にはまっ
たく理解できない。要は、自民党からその支持基盤を権力により引きはが
し、自分の所へ持ってこようという動きでしかなく、その証拠に、れっき
とした地方公共団体の長にまで、政党という法的に何ら位置付けられてい
ない一介の組織が、それを強要した。

 公務員及びその所属する組織は、国であろうと地方であろうと、「全体
の奉仕者」であり、どの政党の支持者であろうと、国民全体、県民・市民
全体のことを考えて仕事をすべきである。

 その意味で、地方公共団体の長がその要望を行政府たる各省庁に伝え、
また、それを各省庁が受けるのは当然の責務であって、それを「一党独裁」
のように組みふせようとするのは言語道断の暴挙であろう。わが生まれ故
郷の岡山県知事が民主党県連の制止を振り切って従来通り要望したのは当
然の行動である。

 それだけでなく、このようなことを続けていたら、民主党は労組依存だ
けでなく業界依存、すなわち「W依存」の、自民党以上にひどい利権誘導
政党になり下がってしまう。

 政権のガバナンスも問われている。そのためには、小沢一郎という政治
家がいないと政権が回っていかないとも言われている。年末の小沢氏によ
る予算要望の顛末がその象徴だ。何とも情けない限りではないか。それほ
ど、民主党には人材がいないのか。私にはそうは思えない。

 鳩山さん、菅さん。民主党はあなたがた二人が心血注いで作り上げた政
党だ。途中、民由合併で、小沢一郎という政局にたけた剛腕の政治家が、
諸手をあげて(党名・政策・人事丸呑みで)合流してきた時に、私はこれ
は「トロイの木馬」だと断じた。その通り、見事に「ひさしを貸して母屋
を取られた」格好だが、今からでも遅くない。今回の事態を奇貨として、
原点に立ち返って、小沢抜きの民主党政権に作り直してはどうか。

 国民は、せっかく政権交代したのに、相変わらず、小沢一郎氏とか亀井
静香氏という「昔の名前で出ています」という政治に深く失望している。
したがって、ここは切り替え時、正念場だ。民主党に若い清新な人材は多
い。「小沢抜き政治」でクリーンな透明性のある民主党に立ち返れば、多
少の迷走はしても、国民は大きな心で見守ってくれるだろう。

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