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バトル仮面舞踏会コミュの『戦いの後の静けさ』 佐々木 京太

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その道場は比較的新しい建物だった。オフィスビルとしても通用しそうな外観。汚れ一つないガラス戸を開けるとそこには制服を着た受付嬢がいる。カウンターの脇の台の上には子どもの背丈ほどもある花が活けられており、その斜め後方の壁には額縁に入った絵画が掲げられている。
ここは道場である。こじゃれたシティホテルと間違ったわけではない。と俺は自分に言い聞かせた。俺が所属している道場とはあまりに違う。幼少の頃から俺を鍛えた道場は築五十年になろうかという木造建築。受付嬢も花も絵画もない。財力の差を思い知らされる。
カウンターの向こうにいる受付嬢が笑顔を作ってお辞儀をし、歓迎の意を表している。俺は彼女に名前を名乗り、用件を伝えた。約束は取り付けてある。「お待ちしておりました」と彼女は手元のリストを確認してから俺にまた微笑みかけた。
何がお待ちしておりましただ、と俺は心の中で呆れていた。道場破りをにこやかに歓迎する道場があるとはな。俺は彼女に促されて闘技場へ向かった。

闘技場は丁度バスケットボールのコートが二つできる体育館くらいの広さ。壁は白一色で、よく磨かれた木の床面が蛍光灯の照明を反射している。
道場の主はそこで仁王立ちして待っていた。白い道着に身を包み、射抜くような視線を向けてくるのは女性。引き締まった体と小さめの頭部。黒髪を後ろで束ねている。腕組みをした堂々たる姿勢。確かまだ二十六歳。俺よりも五つ年下だが、若くして頂点を極めた無敗の王、達人と呼ばれる女だ。
彼女は俺の姿を一瞥して言った。
「なかなか風格があるね。さすが今年の選手権の優勝者」
「社交辞令は必要ない」
と俺は答え、女を睨みつける。
「いいね、その気迫。すごくいい」
彼女は嬉しそうに言う。子どもを誉める母親みたいな笑顔だ。余裕綽々の雰囲気が気に入らないが、この女にはそれだけの実力がある。
全日本選手権大会を制した俺だが、それだけでは日本一を名乗ることはできない。この女を倒してはじめてその資格を得られる。目の前にいるこの女は大会に出場していないが、三年前に大会五連覇を達成したのだ。ずば抜けた実力を認められ、男子の大会に特例として参加していた彼女は、何と一度も負けることなく王座に五年間君臨した。その後、もう大会から得られるものはないと告げて、無敗のまま表舞台から遠ざかってしまった。生ける伝説と言っていい。
「いつまでその余裕を見せていられるかな」
伝説の選手の前だからといって萎縮するわけにはいかない。俺は逆に彼女を威嚇するよう、低い声で言った。左拳を前に出し、構えを作る。
「なるべく長く余裕でいたいものだけど、あなたの様子を見てると簡単にはいかなさそうだわ」
女も俺と同じように構えた。ぴんと張り詰めた空気を纏うが、その顔はまだ笑っている。
「悪いが今日でお前の無敗伝説は終わりだ」
と俺は凄む。
「だめ」
女は舌を出す。片目を閉じたその顔は、何というか、その、可愛い。
「……目にもの見せてやる」
瞬間、俺は雑念を払うように地面を蹴って一直線に駆ける。小刻みな足音を後ろに残し、前方に跳躍。首ごと薙ぐつもりの横一線の蹴りを放ったそのとき、彼女はもうそこにはいない。
即座に俺は後方を振り返る。彼女は一瞬で回り込んでいた。突きが眼前に迫る。彼女の右拳を左手で叩いて軌道を変えた。
危機を回避した俺はカウンターのストレートを叩き込もうとしたが、彼女が遠ざかりその攻撃は届かず。彼女は拳を戻すのと同時に前蹴りを放っていた。俺の腹部への鋭い打撃。お互い反動で弾かれ距離ができる。
「留守になってたよ、ボディが」
女は小さくステップを踏んで得意気に体を揺らしている。
「顔面にもらわなきゃ大丈夫だな。この程度の軽い蹴りならよ」
俺は精一杯強がる。実際にはかなり痛い。ダメージは内臓まで広がって疼いている。
「よかったら聞かせてほしいんだけど、どうして私と戦おうと思ったの? 全日本選手権の優勝者が、わざわざこんなことする必要はないでしょうに」
女の問いに、俺は少しばかり思慮する。こいつに挑戦した理由、それは、
「日本一の達人を名乗るには、お前に勝ったという事実が要る。みんなお前が一番強いと思ってるからな」
「なんだ、そんなこと。選手権優勝者なんだし、日本一は好きに名乗ればいいじゃない」
女はそれだけ言って首を傾げた。
「一番強いのと、選手権の順位は別ものだ。一番強いとされているお前が大会に出ないんだからよ。誰もが残念がってるぜ。お前は選手全員の目標だった」
俺は指差して彼女を糾弾する。力ある者は本来大会に出てその実力を証明するべきだ。大会ってものはそのためにあるのだから。
俺は自分の中でくすぶる思いを勢いに任せてぶつけたが、彼女から信じられない答えが返ってきた。
「他人に認められることに、私は興味がなくなっちゃったんだな」
「何……?」
「日本一と他人に認めてもらうことに価値はない。自分で自分を認めてあげれば、それでいいじゃない」
「いい身分だな」
俺は本心から言った。多分に憤りを込めて彼女を睨む。他人に認められることに興味がないなんていうのは、既に他人に認められた者の言い分。王者の傲慢、達人の驕りだ。俺は再び地面を蹴る。
「何者でもなく、自分自身を評価軸に据えるべきだと私は思うよ」
彼女が言い終えるのとほぼ同時に、俺の拳は彼女にガードされていた。炸裂する音が気持ち良くなるくらい高く響く。
立て続けに左でボディを打ち込む。これもあっさりガードされたがこれは想定範囲内。
利き腕である右の拳で顔面を狙う。スピードに乗った会心の弾丸。ボディを守っていた彼女のガードは間に合わない、はずだった。
俺の拳は空を切っていた。完全に見切られていたと俺はこのとき悟った。彼女はガードする必要なんてなかったのだ。身を沈めて回避し、俺の懐に潜り込んだ。
低い位置から信じがたい速度で彼女の膝が飛んでくるのが見えた。顎に強い衝撃。
「がっ……!」
思わず声が漏れた。後ろに頭を逸らして避けようとしたが間に合わなかった。俺は何とか立ったまま持ちこたえたが、勝敗は決した。俺の負けだ。
「よくやったほうだと思うけど、私の勝ち」
彼女はしりとりの続きで話す。この勝負、しりとりに関係なく言葉を口走った者の負けとなる。それがこの競技のルールだ。
「畜生……!」
俺は膝をついた。勝負は終わったが、彼女に倣ってしりとりを続ける。
「運動能力には差はなかった。ただ、あなたには精神的に隙があった。攻撃が単調だった。何としても他人に認められようと、力で強引にねじ伏せようとしてたでしょ? 気合いが入りすぎだよ」
「余計なお世話だ」
俺はやはり強がってみたが、彼女は俺の心を見透かし、的を射たことを言っている。それは事実だ。
「大丈夫? 立てる?」
彼女は俺に手を差し出す。
「……るせぇな」
俺はその手を取らない。
「何が何でもそれは無理があるよ、しりとり的にさ」
もっともな指摘だ。ぐうの音も出ない。やはりまだ力の差があったようだ。再挑戦のためにはもっと修練を積んでこなきゃな、と俺は思った。
「さすが、達人」
自力で立ち上がりながら俺は言った。
達人は口をへの字に曲げて黙った。



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コメント(23)

投稿者:ゆきのしん - 05/22 06:35

途中までからくりに全く気付きませんでした。突然しりとりなんて単語が飛び出してきたので頭の中が真っ白になりました。これは巧い。すみません負けました。純粋に格闘ものかと思ってワクワクして読んでいたんで、いい方に期待を裏切られましたよ。この作者の方、相当なワザをお持ちですね。
投稿者:ちよか - 05/23 09:31

格闘技の達人……かと思いきや、しりとりですか。
一読しただけではさっぱりわからなかったんですが、改めて読み直して納得。
本当にしりとりになってるーΣ(@д@)

すごいです!
投稿者:ちまみぃ - 05/24 00:30

あっ……
まぢかよ……すごい。
完敗。
投稿者:サンソン - 05/24 02:58

しりとりも、格闘も達人です。

やーー、でもスゲー…
カラクリにはめられました(笑)

最初、格闘描写にのめり込んでしまいました(笑)
読んでいて、なぜ書けそうな人の作品なのに、台詞がいたずらに多く、描写の甘い格闘っぽいシーンが続くのかと思いきや。
ネタのばらし方やその後の展開、オチが甘く、このネタに振舞わされてしまったように思えた。
よくかけていたのに、振り回されすぎて「うーん」「だからなに?」で終ってしまったのが残念。
投稿者:雉乃尾羽 - 05/24 18:15

 しりとりの達人! 気付きませんでした。

 描写がうまいですね。ネタバラシからのテンポもいいですし。しかも最後はちゃんと『ん』に持っていったところがニクい演出だと思いました。
 ただ、いつまでもダラダラと喋れてしまうルール構造が惜しい。一回につき一文までしか話せない、とか決めた方が良かったかもしれません。

 しりとりで感想書いてみましたが、作るのむずかしいです……改めて作者の方の努力に感心しました。
うわ……。これは本当にすごいな……。
アクション描写がとてもよくて(この技術は欲しいなぁ……)読んでいてとてもおもしろかった。
自分も後半まで武道の達人を書いているんだと思いました。が、まさか会話がしりとりになっているなんてねぇ。すばらしい。
読者にしりとりをしているということを悟られず、最後でネタばらし。

マジックショーで騙されるのと似たような心地よい気分です。

うーん。この作品については特に自分からいえるようなことはなさそうです。文句なし。作者さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
投稿者:ガミ - 05/25 04:08

話の内容が薄いですね。流石にそれだけでは終わらず、なかなかの技術力。…と言いたいところですが、格闘描写も若干おろそか。片手間感が拭えず、勿体無く感じます。

自分らしく。正しいです。しかし結果、道場が何故あんな事に(笑)王者の傲慢。正しいです。しかしそこに憤るのは筋違い。傲慢で良いんです。王者ですから。

力あるものは大会に出て実力を証明すべき。だけど、他人に認められる事が全てか?という問いには、世間で認められる物と自分の好きな物との価値観の違いで揺れる「大会」出場者の葛藤みたいなものが滲んで見えます。そういえばバトカメも「大会」の場ですね。

それにしてもこの仕込みや立ち位置は…(笑)なんとなく作者が誰かわかったかもなぁ。
 ぶわはははは。
 ガチの戦闘シーンのくせにしゃべりすぎなんだよこのお! と書こうと思ったら、あー、そういうことでしたか。こいつは一本とられた。
 この馬鹿馬鹿しさに加えて全国大会があるとかね。もう、なんかその突き抜け方が気持ちがいいです。

 文章は今ひとつしまりがない。<カウンターのストレート>という間延びした一語だけで、文章の流れが断線してしまう。こういうところ、もっと敏感であっていいと思う。

 内容的にはいいでしょう、もっとバカでもいい。
投稿者:ようこさん。

 う〜〜む。一生懸命読みましただけど、道場の受付の様子は丁寧にかかれていてよくイメージできたのですが。たぶんそっちより「試合」の方が重要なんだろうけど。格闘技に詳しくないので、いったい何の?どういう競技の?とついに、よくわかりませんでした。だなんて間抜けなあたしでごめんなさい。
投稿者:ひねもすのたり(寝袋青組No.22) - 05/28 09:35

しりとりか!
やられたー!

途中まで、なんだー少年じゃんぷつまんないー(←失礼)と思ってましたが、オチに来て納得。思わず科白を読み返して、ホントだすごーいと感心しました。
面白い!読み終わったあと、ふつふつと沸き上がる面白さ!

但一つ、しりとりそのものの達人ではないですね。『バトルしりとり王』とか、そんな新ジャンルかも。全国大会って、テレビチャンピオンかな(笑)
これは気づきませんでした。上手い!

格闘描写は、やや緩慢かな。会話とのバランス上、あまりスピード感がありすぎてもどうかと云った点はあると思いますが。

最後の
「何が何でもそれは無理があるよ、しりとり的にさ」
これ。ここ実は達人の台詞そのものに無理がある。「何が何でも」はおかしい。「いくら何でも」でしょ。最後の最後で達人も気が抜けたかなw
アラなんて気にならないくらいに、しりとりというネタのバカバカしさが素晴らしかった。
これが私の2位投票作品です。
 ぼんやり読んでて読み直して、ああ、なるほど、と。タイトルと名前も繋がってますね。
 このアイデアの場合、禁句をどういう形で言わせるかが最大の問題になる訳ですが、「達人」で締めた故に作品として成功したとも言えます。
 同じような禁句勝負に、納得の行く形で決着を付けた話というと、『幽遊白書』を思い出しますなぁ。あれとこなたは、見てみたい顔の双璧。
 そして、そういうのを思わせぶりで終わらせずに実際に描いてしまうのがうすた京介の凄いところ。「あの目」とか「がっかりイリュージョン」とか(脱線)。
文のまとめ方が上手い。よく練られた文章で無駄が無く、非常に読みやすくもある。
近代的な道場なども面白く、格闘シーンの描写に至っては秀逸。ただ一点気になったのは『ストレート』ではなく『正拳突き』ではなかろうか。
しかし、しりとりにはヤラレタ。一本取られた。滅多に読み返さない私でも、ついつい読み返してしまった。
さらに達人で『ん』が付くオチは、見事に満足させてくれた。
作品の完成度としてはこれが一番なんじゃないかな。投票となると好みや感覚が入って来るから、まだ何とも言えませんが。
投稿者:橘内-06/13 00:26

 これは面白い!
 最初は空手か柔道かと思って読んでいたのだけど、達人の女性がステップを踏んだあたりで「これは何の競技だ?」と疑問に思い、ちょっと上を見直すと『全国競技大会』としか述べられていない。
 この競技が話の核心になるのかな? と考えながら読んでいくと……えぇ!?
 この仕込みは見抜けなかった。すっかりやられた。そして落とし方も完璧だし、読み終えた後に改めてタイトルを見ると、ものすごく納得。
 いやはや、見事なショートショートでした。
 主人公が地味に「な」責めしているところも好き。

 難を言えば、格闘描写が御座なりすぎる点。ここで違和感なく惹きつけられていたら、文句なしだった。
投稿者:イビコ・J・D - 06/13 15:14

地の文章がちょっと読みづらい。道場の描写などはよくわからなかった上活かされていない。前半だけで読むか読まないかを決めることもあります。そこは読み進めようとさせられる魅力に欠けていたので、こういう機会でなければ「しりとり」だと気付く以前に読みやめていたでしょう。

文章にもう少し力を入れて、そこまで持って行ける魅力があればいうこと無しですね。

最後まで読んだ感想としては、間違いなく面白い。発想も構成も良く、格闘の無駄に高いテンションも良い。ていうより格闘すること自体が無駄だし。
パロディなども含まれていて、作者はサービス精神溢れる人だなあと思いました。

予告なくジャンプに掲載されている読み切り漫画みたいです。
何がすごいって「ん」で終わってるところなんだよね。


いろいろケチ付けようと思っていたけれど、一本取られました。
投稿者:太郎丸-06/13 21:42

どうせシリトリの複線ならば、格闘のシーンは普通の格闘ではなくって、もっとおバカでも良いかなぁと思った。
投稿者:とりしん-06/14 12:14

 このしりとり、けっこうなんでもありでカンタンだと思うんだけど、この状況で一瞬でやると難しいのか?
 ならば、も〜っと極限の状況で勝負しながらしりとって欲しかったなあ。
 面白かったけど。
投稿者:みづの(佐々木京太)- 06/29 17:30

作者のみづの@十一位タイです。今さらですが、自作を振り返りつつ頂いた感想に対する感想などを語ろうかと思います。

「達人」というお題が与えられたとき、「たつじん」⇒「ん」で終わる言葉⇒「しりとりをしよう」と発想しました。このテーマをこんな風に捉えるのは俺しかいないだろう、という点では自信がありました。バカバカしさを評価される感想が複数ありましたが、その通り、バカバカしいワンアイデアを活かすためにこの作品を書きました。

「しりとりをしよう」と考え「しりとり武術(仮)」にすると決めたまでは良かったのですが、執筆を開始する〆切三日前までそれだけしか考えていませんでした。当然の帰結ですが、ご指摘どおり中身は薄いです。もう少しメッセージ性にも力を割けばより良くなっただろうな、と思います。まあ、そこまでのモチベーションはなかった、というのが正直なところですが。ワンアイデアを実現できただけで実は結構満足しています。

達人を女性にすることにしたのも〆切三日前。本当は男性の老人にしようと思ったのですが、語尾に変化がつきにくく書きづらいとわかり方向転換しました。うーん、行き当たりばったり。

会話でしりとりをすること自体は実はかなりありふれたアイデアです。ネットで検索すればいくらでも同じアイデアの作品が見つかります。なので、このアイデアそのものは無価値です。みづののこの作品のわずかばかりの価値は、そのありふれたアイデアを「達人」というお題に結びつけたラスト三行にあると思っています。しかしながら、感想でそこに言及されたのは雉乃尾羽さん、うなぎさん、hidesukeさんのお三方だけでした。善くも悪くも自己評価と一般的な評価にずれがあるな、と感じました。

戦闘の描写について「良い」という評価と「雑」という評価の両方を頂戴しましたが、自己評価は5段階評価の3です。落第はしないでしょうが、まだまだ改善の余地があります。拳がぶつかり合う痛みも、着の瞬間に足の裏で感じる衝撃も、攻撃が空気を切り裂く緊迫感も表現できていません。スピード感もやや不足。何を隠そう、戦闘描写は苦手分野なのです(じゃあ得意分野は何なのだ、と尋ねないでください。それはいじめです。いじめ、かっこわるい)。
大筋のところは語り終えましたので、ここから必要と思える範囲で個別に返信します。
上記続き。

>雉乃尾羽さん
>しりとりで感想書いてみましたが、作るのむずかしいです……

いや、お見事です。みづのよりもよほど巧いと思いました。

>ただ、いつまでもダラダラと喋れてしまうルール構造が惜しい。一回につき一文までしか話せない、とか決めた方が良かったかもしれません。

一理あるご指摘でしたが、実はダラダラと喋れるルールだからこそ競技の戦略性が高まっているという一面があります。しかしながら、ここで解説すると長くなりますので割愛いたします。しりとり武術の解説書を書店でお求めください。


>ガミさん
>それにしてもこの仕込みや立ち位置は…(笑)なんとなく作者が誰かわかったかもなぁ。

まあ、ガミさんの読解力を持ってすれば造作もないことでしょう。
みづののスタンスはよくご存じでしょうし、他にみづのらしい作品は少なかったですしね。


>としあきαさん
>作者さんの他の作品も読んでみたいです。

身に余るお言葉ありがとうございます。
他の作品にどこまで需要があるかわかりませんが、手頃なところでは先の「プチバトル仮面舞踏会」の参加作品があります。今回よりも前回の方が出来はましだと思います。
http://gree.jp/?mode=community&act=bbs_view&thid=2130611
もしくは
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29665024&comm_id=2368807

あとは、飲み会の席でお渡しした名刺をご参照ください。


>MAOさん
>この馬鹿馬鹿しさに加えて全国大会があるとかね。もう、なんかその突き抜け方が気持ちがいいです。

全国大会はあるんですけど、世界大会はなさそうですよね、この競技。突き抜け方がジャパンローカルにとどまってしまうのが悔しいところです(実は全然悔しくないですが)。


>ひねもすのたりさん
>『バトルしりとり王』とか、そんな新ジャンルかも。全国大会って、テレビチャンピオンかな(笑)

素手で殴り合ってるので、凄惨なことになる可能性が高くテレビチャンピオン向きではありません(苦笑)もうちょい穏やかな競技でお願いします。
>ごんぱちさん
>このアイデアの場合、禁句をどういう形で言わせるかが最大の問題になる訳ですが、「達人」で締めた故に作品として成功したとも言えます。

前述しましたが、この感想が自己評価に一番近いです。あと、タイトルと偽ハンドルネームのしりとりに気づいてくださってありがとうございます。書き手冥利に尽きます。

>同じような禁句勝負に、納得の行く形で決着を付けた話というと、『幽遊白書』を思い出しますなぁ。あれとこなたは、見てみたい顔の双璧。

脱線話は幽白だけわかりました。蔵馬の機転の良さは異常でした(笑)冨樫先生は頭が良くて同時にバカです(ハンターに似たようなセリフがありましたが)。見習いたいものです。


>うなぎさん
>『ストレート』ではなく『正拳突き』ではなかろうか。

ご指摘ごもっともです。みづのの格闘技知識は主にK−1に依るものなのでこういう事故が起きます。


>とりしんさん
>このしりとり、けっこうなんでもありでカンタンだと思うんだけど、この状況で一瞬でやると難しいのか?

実際に試したことはないので何とも言えませんが、多少は難しくなると思います。今度機会があれば試してみます(まずないですが)。


以上、勝手に抜粋させていただきましたが、「このコメントに返信してくれ」等のご要望があればお書きください(たぶんないと思いますが)。お読みいただきありがとうございました。

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