TOKI'S BARコミュのＲｅ：ＴＯＫＩ`Ｓ　ＤＩＡＲＹ＃８１　「[-Intense Rain-]の詩想」

やっぱり変な約束したもんだから（苦笑）プレッシャー創作地獄です（笑）９０％くらい詩が出来上がってきたので、[-Ibreak-]の時と同じ様に、実際の詩を多用して随想的に書いてみたいと思います。

[-Intense Rain-]

人の人生に貴賤などあるのだろうか？
お金があって生活に過不足無い人でも、
不幸なんて人はいくらでもいる。
アパート暮らしなんだけど、いつも笑顔が絶えない人もいる。

それぞれの人生に言える事だが、
大なり小なり辛い事もあり、
大なり小なり楽しい事もある。

そうでなければ人生ではない。

ただ、悪い、辛い事に囚われて、人生の歩を止めてしまう人が
あまりにも多い。

その時その時の自分のベストな選択肢を紡いできて、出逢ってしまった、ぶつかってしまった「壁」に右往左往し、超える事も、壊す事も、迂回する事も出来ず、嘆いている。

その姿は、あまりにも非力で不安で、どうして良いかわからず
彷徨っている迷い子を彷彿とさせる。

現在の自分の力、この世の誰の力を以ってしても、どうしようもない苦境に出逢ってしまった時・・・

泣きたいだけ泣けば良い

もがくだけもがけば良い

苦しむだけ苦しめば良い

塞ぎ込むだけ塞ぎ込めば良い

訴えるだけ訴えれば良い

叫べるだけ叫べば良い、、、、、

絶望の果てには希望しかないのだから。

そう、人間らしくあって欲しい。

泣く事は恥でも何でもない。

恥をかく事を恐れ、嫌われる事を恐れ、
笑いたくない時に笑い、悲しくもないのに泣く。

「そうでなければ協調性が損なわれる」

それは協調性とは言わない。
ただ個性、独自性、「自分」が無いだけだ。
弱い自分が勝手に決めた基準の「世間体」なるものに
囚われているだけだ。

美しき風習、学ぶべき、残すべき慣習というものを無視するという意味ではなくて、
誰にも迷惑を掛けない上で貴方がしたいのなら、

道行く人が皆、さしているからって、
雨の日に傘をささなくったって構わない。

ちょっと外に出るのに靴なんか履きたくなきゃ
履かなくても良い。

いつのまにか誰にも迷惑をかけない部分でも、
自分で自分の自由に制限をかけていないか？

身体が凍えるほどに濡れて、服が、足が、汚れて、
初めて見えるもの、感じるものもある。

人は生まれながらにして自由な筈なのに、
人は自らが、他人が、自由に、まさしく
「良かれ悪かれ制限をかける」

もう少し、自分に自由を感じて欲しい。

もう少し、自分を楽しく生かしてやって欲しい。

もう少し、自分に優しくあって欲しい。

過ぎ去ってしまった事の全てを許そう。
どうしようもない事の全てを許そう。

自分を責める自分を、もう、許してやろう。

今、貴方に必要なものは、振り返る事ではなく、
これを土台に生まれ変わる事だ。
人間として出来るだけ雄雄しく、美しく。

そして、あらゆる事に立ち向かっていく勇気と
二度と折れない強い心を持つ事だ。

TOKI

そういう想いを以ってして、まさしく今も書いています。