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TOKI'S BARコミュのRe:TOKI`S DIARY#42 「TOKI:人生の壁シリーズPart2「初めての失恋」」

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人生の壁シリーズに対してたくさんのメッセージありがとうございます。

只今、ン千万円級のトラブルの渦中で、もう今日は何も考えたくないので、全てを忘れて日記でも書いて逃避します(苦笑)そんで寝ます(まぁ払わなきゃ払わないで金が残るんでイイか!くらいのヤケクソ状態です(苦笑))

TOKI15歳、高校1年生。男で同級生だが1コ上の先輩(以下、A)が同じクラスにいた。ソイツといつのまにか付き合っているこれまた同じクラスの同級生の女の子Yがいた。普段のこの二人のイチャイチャ度は目も当てられないほどのエロさ(俺の前でふざけてオッパイ揉んだり、キスしたり)で、見せつけられる度に股間が「5人の指人形が快適に住める」ほどのテントを張ったもんだった。Aはやたら「Yはよ、アレの時こうなんだよ」と人が聞いてもいない話をあっちゃこっちゃの男にやたら自慢げに話すような、文字通り本当のクソだった。

あんまり広範囲にそんな話を言いふらすもんだから、その話がYの耳に入り、Yが激怒。二人は口論の末、別れる事となった。

そんな事を言いふらされた傷心のYを慰めるように彼女の周りには人が集まった。その中にYの女友達の彼氏の友達であった俺もいた。

それから数ヶ月が過ぎ、Yの女友達から「Yがアナタの事、好きみたいよ」みたいな話をされた。それまでは何の感情も無かったが、そう言われれば、どうしても意識してしまう。そんな折、いつもつるんでいる友達同士で海に行く事となった。無論その中には俺もYも含まれている。

散々遊んで、休憩中の海の家で俺とYは付き合う事になった。初めは生まれて始めて彼女が出来た事に舞い上がっていたが、日にちが経ってくると、次第にYがAとイチャイチャしていた時の映像が頭をよぎってくるようになった。

少年隊の「君だけに」ではないが「俺はYの為に生まれて来たのに、俺が初めて好きになった女性はYなのに、Yは違う」

今思えば「勝手な事言ってんじゃねぇ!」って感じだが、当時は神話の世界を思わせるほどピュアだったので・・・(しかし俺ってピュアって言葉似合わねぇ〜な。どのツラ下げて言ってんだって感じ(苦笑))

このイラダチは真っ先にAに向かった。Yの目の前でAをボコボコにブッ飛ばし、あわや失明というところまでの重傷を負わせてしまった。年下の俺にヤられたAは自主退学していった。

それでもイラ立ちは治まらなかった。二人して穏やかにTVを見ていて、予期せぬHなシーンが流れると突発的にAとYの事を思い出してしまい、途端にイラ立つような感じ。優しかったのに急に怒り出すみたいな情緒不安定な日々が続いた。

「しょうがないじゃないか!Yだって俺がその事を気にしてるのを十分に汲み取って、人一倍気を使ってくれているじゃないか!過去には戻れないし、悪気があった訳でも無いし、どうしようもない事だろ!男が過去の事をグジグジ言ってんじゃねぇ!カッコ悪ィんだよ!」という理性と「アイツにとっては俺が何番目か知らないが、俺もその中の一人でしかない。アイツはよ、何人もの男に投げかけた視線を、今は俺に向けてるに過ぎないんだ」という負の本能が常に、常に戦っていた。

そんな不安定な日々が2年弱続いた。

そんな日々のある日、Yは「アナタは綺麗だったのに、私は汚くてゴメンね」と俺に言った。この言葉が俺を目覚めさせた。あれだけ拭えなかった負の本能は消え去りはじめ「女を泣かせるんじゃねぇ!」といったような理性が負の本能を消し去り、理性も本能もYを幸せにしよう!今まで迷惑をかけた分、人一倍幸せにしよう!という風に働くようになった。

そんな矢先、彼女に不穏な行動が見て取れる様になった。電話をしても「今ちょっとマズいから、こっちからかける」と言って電話を切られたり「その日はちょっと都合が悪いんだ、ゴメね」といった風な感じだ。

なんかおかしいな〜と感じてはいたが、彼女を幸せにする!もう絶対に泣かさない!と誓っていた俺は彼女を疑うなんて気なんてさらさら起きなかった。

そして電話が鳴った。「今から会える?」とYから。なんかいつもと様子が違うな〜と思いながらも彼女の呼び出した場所に赴いた。

Yの斜め後ろには同じ学校の、学年は1年下だが、同い年の男で顔は見た事ある男が立っていた。
「彼の事が好きなの!もう私達付き合ってるの。だから私と別れて下さい」・・・・目の前が真っ暗になった。

男に詰め寄る俺をYが制する。「私が彼を好きになったの!彼は悪くないの!」男を身体を挺して守るY。絶対に男にもYにも暴力は振るわないと男とYに約束して男には帰ってもらった。

いきさつをYに聞くと俺との事を相談したのがキッカケだったそうだ。今までの情けない俺をどう謝っても、どう説明しても、どれだけ償っていくか訴えても、彼女の心は既に男に向かっていた。

泣けた。上着がビショ濡れになるほど泣けた。自分の器の小ささを棚に上げて、彼女ばかり責めていた自分の情けなさに泣けた。互いの心の繋がりは片方だけがどんなに頑張っても維持できないモロいものだと気付き、その儚さに泣けた。左手の甲に火を着けたタバコを次々と押し付けたり、電柱に自分をぶつけて自分を責めた。

そんな初恋だった。


ちなみに今は風俗嬢でもバツイチでも何でも来い!くらいの器になってますのであしからず。

ちなみにエクスペリエンス(HEAT収録)Overture(undertaker収録)は、この恋を歌ったモノです。

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